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目黒のディナー:亭屋 裏メニュー連発 焼鯖素麺
このブログでおなじみ?のBクンが、閉店前に一度亭屋(ちんや)で一献傾けたいと言う。Bクンは拉致されて、ほぼ始発で通いマジ終電で帰る生活をしており、土曜日も出勤していた。
だから今日(土曜日)になってしまった。

ちなみに明治時代に北海道開拓にあたったタコ部屋労働者は「星が見える朝から起こされて」「星が出る夜まで働かされた」ので、ほぼ始発からマジ終電まで働かされているBクンは現代のタコ部屋労働者だろう。
しかも使っている下請け広告会社がバカで、いくつものパンフレットに誤植・誤記があって何十万部と刷り直したらしく、心の休まるときはなかったはず。

///
亭屋のママは先日の石垣島マラソンでフルマラソン(42.195km)を完走したので、まずはそのお祝いの花。
狭い亭屋でも飾れるように、あえて小ぶりにした。

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今日はあえて「メニューにない裏メニュー」を頼んでみることにした。
対面式カウンターでなんでもこなせるだろうと思える亭屋だからこその挑戦。

ハムカツできる?」
「できます」

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鎌倉ハムがメニューにあるのを知っていたので、衣をつけてフライヤーで揚げればハムカツはできるのはわかっていた。おいしかった。

Bクンが鶏野菜を頼み、味噌仕立てのスープがおいしかったので、

雑炊できる?」
「できます」

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ごはんがあればできるよね。玉子まで溶いてくれた。想像したとおり、これまたおいしかった。
ちなみに元の鶏野菜はこちらです。

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そして究極。ママの故郷、滋賀県長浜市の名物、焼鯖素麺を頼んでみた。

「焼鯖素麺、できる?」
「…サバはあるけど、素麺がない」

サバはランチメニューでおなじみだし、素麺は以前食べたことがあったから出来ると思ったけれど今日は切らしているらしい。

そこでB君に目黒駅前の東急ストアで素麺を買ってくるかと聞いたら、B君はオーバーを羽織って駅前まで買いに行ってくれた。
客が仕入れに行くすごい店。

その間、サバを焼く。
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そしてB君が買ってきた素麺を茹でて、甘辛に煮込んだ焼鯖を絡める。

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これが長浜名物、焼鯖素麺。

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かなり味が濃くて、ごはんのおかずにしたいくらい。
だから焼鯖素麺単体で出すなら、東京人の味覚に合わせて薄めにしたほうがいいと言ったし、ママも味見をして、そう思ったみたい。
ただし、焼鯖素麺は味が濃い目であり、この味付けは長浜ではフツーらしい。

実は焼鯖素麺は、ママが近くに新しい店を出す時の目玉メニューにして欲しいと提案したのだった。
だが、どうやらすぐに店を出すのは断念したらしい。メニューも店名も考えて企画書を作って行ったのに残念だ。

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亭屋は2月19日(日)で閉店する。
ママが店を出さないのなら、もう会う機会もないだろう。

だから過去を振り返るより、自分で自分の未来を切り開いて、新しい出会いと交流を求めていったほうがいいのだ。
人は皆、別れるのだ。

ともあれ、亭屋のママ、わけのわからん客の無理な注文に次々と応えてくれてありがとう。たがいに切磋琢磨した感があるけど、相手にするのもこれまで。
新しい世界でがんばってください。



| グルメ | 23:55 | comments(0) | - |
三菱一号館美術館 ルドンとその周辺-夢見る世紀末- グラン・ブーケ収蔵記念
三菱地所が運営する三菱一号館美術館では「ルドンとその周辺-夢見る世紀末- グラン・ブーケ収蔵記念」が開催されており、観賞してきた。

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まず建物の丸の内一号館は、明治27年にコンドルの設計によって建てられた日本初の洋風事務所建築で、レンガ造りの風格ある建物であったが、老朽化のために1968(昭和43)年に解体された。しかし40年の時を経て2010年にコンドルの原設計に則って同じ地によみがえり、三菱一号館美術館として生まれ変わった。

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常設的に作品を展示している美術館ではなく、年に何回かの企画展を行っているが、むしろ建物に興味がわく。
復元に際しては、明治期の設計図や解体時の実測図の精査に加え、各種文献、写真、保存部材などに関する詳細な調査が実施された。また、階段部の手すりの石材など、保存されていた部材を一部建物内部に再利用したほか、意匠や部材だけではなく、その製造方法や建築技術まで忠実に再現している。
ミュージアムカフェショップもとても素敵な雰囲気で、彼女と行くにもいいと思う。

ともすれば江戸時代より前の建物しか残らなくなってしまう状況だが、明治以降の建築物が再生されるのは素晴らしい。

さて、オディロン・ルドンは不明にもその名を知らなかった。1840年生まれのフランスの画家である。常設展はない三菱一号館美術館だけれど、今回彼の巨大な作品グラン・ブーケ(大きな花束)を購入したので(価格非公開)、その記念に岐阜県美術館よりルドンとその周辺(取り巻き)の作品を借りて、展示している。

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多くの画家がそうであるように、若いころから年を取るにつれて作風が大きく変わり、ルドンは若いころはリトグラフのモノクロの幻想的な絵が多かったのに、晩年は"カラー化"されて花や静物なども描くようになっている。どちらかと言えばモノクロの絵のほうが好きで、水木しげる先生もインスパイヤされたようだ。

それにしても丸の内に行くのは久しぶりだったけれど、大きく変わっていた。

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美術館周辺は丸の内ブリックスクエアとして再開発され、高そうなお店やレストランが集まっている。

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そして東京駅は丸いドームの屋根が姿を現しており、東京中央郵便局はJPタワーとなって躯体が立ち上がっていた。

  


| 日記・つぶやき | 22:51 | comments(0) | - |
目黒のディナー:Restaurant L'asse (レストラン ラッセ) イタリアン
このブログに超久々の登場である女王様前回は2009年1月26日だったので、まさしく3年ぶりの登場である。それほどご無沙汰だった。

最下層の貧民である私にほどこしをしてくださると言うので、選んだのはレストランラッセ、権之助坂の中洲の地下にあるイタリアンの名店である。

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前から存在には気づいていたしランチもあるのだけれど、とにかく高いので敬遠していた。村上太一シェフはイタリアの三つ星レストラン『ダルペスカトーレ』に副料理長として就任した経歴もある。これは楽しみだ。
店内はそこそこ広く、白が基調の明るいインテリア。周囲は接待だと思うが男だけのテーブルが多い。名刺を交換してヘコヘコしていた。
カップルも来ていて、いずれも美女

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お酒が食前酒・白ワイン・赤ワインが各1杯ついて9000円のお試しコースがあるので、それ。

前菜。ゴマもつまんで食べてしまいました。おいしい。
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サラダ。ドレッシングが絶妙。野菜の種類も多くて、歯ごたえもそれぞれ違って楽しめる。特にドレッシングが秀逸。
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豚。アスパラはぶっとく、オーストラリア産らしい。
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パスタというか箸休めと言うか4種類のチーズで味付けがされているラビオリ。ただしうす味が好きな私もちょっと薄い、コクが足りないと思う味。全体的にうす味はいいのだけれど、今一つインパクトに欠けるのは否めない。
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そしてきしめん風パスタ。ひき肉が多用されてトリュフがてんこ盛り。でもガツンとは来ない。
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メインは魚。こちらは塩味が効いていた。いうなれば味の強弱が楽しめるバランスと言えるだろう。
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秘密のデザートは2種類。
ティラミスと…
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チョコ。
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これで充分お腹いっぱいになった。
どうもごちそうさまでした。

帰りはシェフが外までお見送りしてくれた。
ほかのスタッフともども、サービスはとてもよかった。
料理もその場その場の希望を聞いてカスタマイズしてくれるらしい。これはとてもうれしい。

女王様が輝く栄光の座をつかんだ暁には私がおごることにした。松屋の牛丼特盛くらいだけれど。
| グルメ | 23:35 | comments(2) | - |
プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)の負け犬事業
会社がいくつか行っている事業の総合効果を分析し、各事業への資源配分を決定するときの戦略策定支援ツールにプロダクトポートフォリオマネジメント(Product Portfolio Management)=PPMがある。ボストンコンサルティンググループが開発した。

M&A(合併)や多角化経営するときに利用される。

事業を戦略事業単位(SBU)に分解して市場成長率相対的市場占有率(シェア)の高低で4つのカテゴリーに分ける。

PPM

花形
一見よさげだが、資金流入も資金流出も多く、キャッシュフロー(CF)の源ではない。
成熟期になって成長率が鈍化すれば金のなる木に移行するから投資は継続する。
問題児から花形へ移行する場合と、研究開発により直接花形を作り出す場合がある。

金のなる木
資金流入が多く資金流出は少ないからCFの源。
ここで獲得したCFを花形や問題児、研究開発に投資する(図の実線矢印)。

問題児
資金流出が多く資金流入が低いのでCFはマイナス。
問題児に投資してシェアを高めれば資金流入は増加して問題児は花形へ移行する(図の点線矢印)。

負け犬
資金流入・流出とも少ない。
撤退することですでに投資した経営資源を回収し、他の事業で有効活用する。

広告会社でたとえるなら、いまどきパンフレット制作部門はインターネットに押されて成長率が低い分野であり、かつてはパンフレット制作・印刷を一手に引き受けていた会社であっても、競合の攻勢で分散発注されてシェアも低下すれば、負け犬事業と言えるだろう。

M&A(合併)に際して負け犬事業を別会社にしておくのは名案だ。
合併元から切り離しておいて、合併元の不要人材もその別会社に出向または転籍させておく。もがくだけもがかせて事業が軌道に乗れば株主配当で儲け、クビが回らなくなったら撤退(廃業)・解雇すれば、合併元企業は無傷である。

  


| 経営・マーケティング | 07:46 | comments(0) | - |
神田のディナー:若竹 大衆割烹
得意先に出向する人の壮行会。昔会社のあった神田で開催された。
利害関係が続くので大勢の人が集まった。これが退職者なら単にほっぽり出して終りなので誰も集まらない。

場所はJR神田駅西口から歩いてすぐの若竹。実は私は初めてだったが、会社が目黒に移転してからも何回も来ている人がいる人気店。狭い店だが料理はおいしいし人情味があふれている、下町の大衆割烹(居酒屋)だ。

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場所はこちら。
大きな地図で見る

まずは生ビールに付きだしのスパゲッティ。これがおいしい。只者ではない。
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そして刺身の盛り合わせにはクジラがつく。シーシェパードもなんのそのだ。
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いつのまにか鶏肉と大根の煮つけが来ていて…
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名物のハムカツ様のお通り。
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玉子焼きもふわふわでダシが効いていておいしい。
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とどめの牡蠣鍋。
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早く食べないと雑炊が作れないよ。
と、必死で鍋を食べていよいよ雑炊。
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下町の居酒屋、一杯飲み屋の雰囲気120%の名店だ。

最後はお姫様だっこ。
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新しい世界でもがんばってください(関西弁イントネーション)。

| グルメ | 23:07 | comments(4) | - |
ウルトラマンゼロはセブンの息子、では母は?
評価:
マイケル・バータ,岡部淳也,樫原辰郎,小林雄次
バンダイビジュアル
¥ 3,750
(2010-04-23)

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説を観た。2009年公開。DVD、Blu-Ray発売中。

大怪獣バトルウルトラ銀河伝説

ウルトラシリーズの新作である「光の国シリーズ」の一つ。
円谷プロTYOの傘下になってからの作品で、ウルトラマンたちが住む宇宙のかなたの「光の国」での出来事。地球人も宇宙に進出しており、ZAP隊員たちが共に怪獣たちと戦う。

この作品の大きな特徴として最強最悪のウルトラマンベリアルが登場すること。ウルトラマンたちは必ずしも正義の味方ではなく、悪に心を惑わされてしまった者もいるという新たな世界観でストーリーは進む。
ベリアルとおなじみのウルトラ戦士との戦いだ。

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もう一つの大きな特徴は、着ぐるみ・ミニチュアの特撮から、CG・ワイヤーアクションの新しい映画撮影技法によって作られてこと。背景はほとんどがマットペイントのCG合成である。

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そのため、スケール感が大きく、昔の子供もその子供も楽しめる。

ウルトラマン=ハヤタも登場し、もちろん黒部進さんが演じる。
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ウルトラセブン=モロボシ・ダンは森晃幸嗣さんだ。
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この二人は40年以上も同じ役を演じており、しかもヒーロー役であり「北の国から」よりもすごい歴史がある。
この作品制作時で70歳前後のわけで、セリフを噛みやしないかとハラハラしてしまう。

二人の扮装はスター・ウォーズのオビ=ワン・ケノービを彷彿させ、この作品の世界観やストーリー展開、特撮技法もスター・ウォーズの影響を受けてないというのはウソだろう。

そしてストーリー上のエポックとしてはウルトラセブンに息子ゼロがいた事実。

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ゼロは悪さをして大リーグボール養成ギブスみたいなのをつけられ、テクターギア・ゼロとしてレオから訓練を受けていたが、最後はベリアルを倒す。
そして父セブンとも和解する。

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ところでセブンが父親なら母親はだれ?
映画では母親の存在は出てこないが、ファンたちはアンヌという説を楽しんでいる。しかしアンヌ役のひし美ゆり子さんはツイッターでは否定していた。

ひし美ゆり子 @ANNEinfinity
知りません。アンヌじゃないんです( ̄▽ ̄;) RT @ANNEinfinity そもそもゼロの母親って誰?(笑)


そのほかにもウルトラの父と母の名前が明かされる。父の名はケン、母はマリー
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日産スカイラインのCMでケンとメリーの設定があったが、その流れか?
ケンとメリーはCMを撮影した北海道美瑛町の木にその名が残っている。

さらにはウルトラマンキングが登場し、声は小泉純一郎が演じていて、意外とサマになっている。
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| 映画・テレビ | 10:06 | comments(0) | - |
ALWAYS 三丁目の夕日'64 3D作品 吉岡秀隆・堀北真希・小雪
ALWAYS 三丁目の夕日'64」を3Dで観た。シリーズ3作目となる。

ALWAYS三丁目の夕日

1作目は昭和33年を舞台として2005年に公開された。2作目は昭和34年が舞台で2007年に、そして3作目は昭和39年(1964)が舞台である。東海道新幹線が開通し東京オリンピックが開催された、華々しい時代であった。
しかしもう一つの意味があり、山崎貴監督、堤真一、薬師丸ひろ子は昭和39年生まれ。自分たちが生まれた時代で活躍したかったようだ。

本作のテーマは「旅立ち」。青森から集団就職で鈴木オートの工員となった21歳の星野六子(堀北真希)の恋と結婚、茶川竜之介(吉岡秀隆)から離れる古行淳之介(須賀健太)、茶川もまた父(米倉斉加年)との別れやヒロミ(小雪)との間に子供を授かり、さまざまな新たな旅立ちを人情味溢れる展開で綴っていく。

作品の時代である昭和39年にはすでに自分は歴然と存在していたので、あの時の街の風景、あの時の自分と重なる。自衛隊機が描いた五輪マークは肉眼で見ている。
わざと泣かせようとするシーンもいくつかあって、3Dメガネをはずして何度もハンカチを取り出す始末。歳を取ると涙もろくなる。
茶川の父も、六子の親(1作目)も、子供のために厳しくつらく当たるのは、戦争を体験してきた親の子育て法なのだろう。

3D作品を映画館で見るのは物心ついてから初めてだと思う。偏光メガネ込みで通常より400円高い。偏光メガネは持ち帰りOKなので、次の作品からは+300円で見られるはずだ。

3Dメガネ

3Dらしさを強調した演出は、冒頭の東京タワーを上空から見たCG映像。タワーのアンテナが突き刺さるように手前に張りだす。
あるいは東京オリンピックで自衛隊機のブルーインパルスが青空に五輪マークを描くシーン。
観客サービスでもあるけれど、飛行機(F86Fセイバー)が飛んでくる。

しかし大部分の"普通の"シーンは違和感なく見られるし目も疲れることがなく、3D映画やテレビもいいなと思った。

このシリーズは鉄道マニア的にも往年の列車が精巧なCGで登場して楽しませてくれるが、3作目は新婚旅行に出かける六子たちが開業したばかりの東海道新幹線に東京駅から乗りこむシーンがすごい。青梅鉄道公園の0系新幹線とCGを巧みに組み合わせて撮影したらしい。ガラスに写り込む見送りの鈴木夫妻や、背後の東京駅周辺の風景もそのまんまだ。




そしてチチキトクの電報で郷里の松本に帰省する茶川が乗るキハ58。実際の車両をスキャニングしてCGで再現した。松本は山崎監督の郷里。



まさに「ホンモノそっくり」で、このシーンだけでも何回も見たいくらいだ。
なお、本作品最後の万年筆のエピソードは、1作目から続くキーアイテムなので、1,2作を観てから観賞することをお勧めします。

  

  

| 映画・テレビ | 13:19 | comments(0) | - |
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