2024.03.18 Monday
国立国会図書館関西館資料展示「クイズ本・なぞなぞ本、大集合!」
国立国会図書館関西館資料展示「クイズ本・なぞなぞ本、大集合!」が開催されているので京都まで観に行った。明日19日まで。
江戸時代からのなぞなぞやクイズ本、海外のパズル本を含めての展示で、この中に私の著書である「TVクイズ大研究」と「アメリカ横断ウルトラクイズ クイズ王の本」の2冊が展示されているのだ。
国会図書館に関西館があるとは知らなかった。調べると京都府精華町の学研都市にあるらしい。新幹線の京都駅から近鉄京都線で南下し、新祝園駅(しゅくえんではなくほうそのと読む)で降りて、JR祝園駅西口まで渡り廊下で出て、バスに乗って15分くらいのところにある。関東でいえば筑波学研都市みたいなものか。
周囲は公民の新しい研究施設ばかりで、研究者家族が住むのだろうか新興住宅地や出張の研究者が泊るホテルまである。
関西館はガラス張りの立派な建物で、閲覧室は1階だけだが、実は地下に膨大な書庫があるらしい。さらに増築工事がされるそうだ。
受付では入館カードを作らなければ閲覧室に入れず、これは東京の本館でも通用するとのこと。青い3年有効のカードは、オンラインで蔵書を検索したり閲覧もできるのでぜひ利用者登録をお勧めする。オンライン閲覧は無料だ。
広い閲覧室の左奥に展示コーナーがあり、江戸時代〜戦後間もないころの古書のなぞなぞや判じ絵、嵌め字と呼ばれたクロスワードクイズ、雑誌の懸賞クイズなどがガラスケースに収められていた。これはかなり難しい。
私の本は戦後のテレビ・ラジオのクイズ番組のコーナーで、「TVクイズ大研究」は手に取って閲読できるようになっていた。
内部は撮影禁止なので、どのように展示されているか再現します。表紙カバーは取られていました。コード番号が振られています。
「アメリカ横断ウルトラクイズ クイズ王の本」は著作権処理の関係からか閲読はできず、ガラスケースに収まっていた。見開かれていたページは第5回の真木法男君のところだ。これも再現しますが、実際は透明アクリルで押さえられていました。
クイズで修士論文を書く人がいるのを知っているが、東田大志氏は「創造行為としての現代パズルの意義」で日本で初めて"パズル学"で博士論文を取ってしまった。
3月2日にはその東田先生の講演会があったようで、この時に行けばよかったか。
館内で配布されていた展示資料解説はネットで読めるので、どんな本があるかわかるし、多くはネットで閲覧できるので、利用者登録をしてください。
クイズは、クイズプレーヤーがテレビやマスコミでもてはやされるようになり、クイズ小説まで出てきている。クイズの世界はこの何年かで大きく変わってきた。
国会図書館法があるので、私が40年以上前に書いた本が国会図書館の蔵書になっているのは知っていたが、このような、クイズ本を集めた企画を立案され、実施されたことは素晴らしいこと。その中で私の本を2冊も選んでくれて、クイズ界に爪痕を残せたことをたいへん光栄に、そしてうれしく思います。
私はテレビのクイズに出ることは少なくなったけれども、上越市でクイズツーリズムのお手伝いをしたし、違う形でクイズ界に貢献していければとてもありがたいことです。
どうもありがとうございました。京都まで行った甲斐があり、充足した一日でした。
江戸時代からのなぞなぞやクイズ本、海外のパズル本を含めての展示で、この中に私の著書である「TVクイズ大研究」と「アメリカ横断ウルトラクイズ クイズ王の本」の2冊が展示されているのだ。
国会図書館に関西館があるとは知らなかった。調べると京都府精華町の学研都市にあるらしい。新幹線の京都駅から近鉄京都線で南下し、新祝園駅(しゅくえんではなくほうそのと読む)で降りて、JR祝園駅西口まで渡り廊下で出て、バスに乗って15分くらいのところにある。関東でいえば筑波学研都市みたいなものか。
周囲は公民の新しい研究施設ばかりで、研究者家族が住むのだろうか新興住宅地や出張の研究者が泊るホテルまである。
関西館はガラス張りの立派な建物で、閲覧室は1階だけだが、実は地下に膨大な書庫があるらしい。さらに増築工事がされるそうだ。
受付では入館カードを作らなければ閲覧室に入れず、これは東京の本館でも通用するとのこと。青い3年有効のカードは、オンラインで蔵書を検索したり閲覧もできるのでぜひ利用者登録をお勧めする。オンライン閲覧は無料だ。
広い閲覧室の左奥に展示コーナーがあり、江戸時代〜戦後間もないころの古書のなぞなぞや判じ絵、嵌め字と呼ばれたクロスワードクイズ、雑誌の懸賞クイズなどがガラスケースに収められていた。これはかなり難しい。
私の本は戦後のテレビ・ラジオのクイズ番組のコーナーで、「TVクイズ大研究」は手に取って閲読できるようになっていた。
内部は撮影禁止なので、どのように展示されているか再現します。表紙カバーは取られていました。コード番号が振られています。
「アメリカ横断ウルトラクイズ クイズ王の本」は著作権処理の関係からか閲読はできず、ガラスケースに収まっていた。見開かれていたページは第5回の真木法男君のところだ。これも再現しますが、実際は透明アクリルで押さえられていました。
クイズで修士論文を書く人がいるのを知っているが、東田大志氏は「創造行為としての現代パズルの意義」で日本で初めて"パズル学"で博士論文を取ってしまった。
3月2日にはその東田先生の講演会があったようで、この時に行けばよかったか。
館内で配布されていた展示資料解説はネットで読めるので、どんな本があるかわかるし、多くはネットで閲覧できるので、利用者登録をしてください。
クイズは、クイズプレーヤーがテレビやマスコミでもてはやされるようになり、クイズ小説まで出てきている。クイズの世界はこの何年かで大きく変わってきた。
国会図書館法があるので、私が40年以上前に書いた本が国会図書館の蔵書になっているのは知っていたが、このような、クイズ本を集めた企画を立案され、実施されたことは素晴らしいこと。その中で私の本を2冊も選んでくれて、クイズ界に爪痕を残せたことをたいへん光栄に、そしてうれしく思います。
私はテレビのクイズに出ることは少なくなったけれども、上越市でクイズツーリズムのお手伝いをしたし、違う形でクイズ界に貢献していければとてもありがたいことです。
どうもありがとうございました。京都まで行った甲斐があり、充足した一日でした。