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アンヌ今昔物語 ウルトラセブンよ永遠に… ひし美ゆり子
今年で放送50周年を迎える空想特撮シリーズ「ウルトラセブン」で、友里アンヌ隊員を演じたひし美ゆり子(当時は菱見百合子)さんの回想録。

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彼女はアンヌ隊員の思い出を何冊もの本にしたためているが、なるべく内容の重複を避けての最新作だ。

よく知られていることだが、当初、アンヌ隊員役は別の女優、豊浦美子さんだった。しかし映画の仕事が入り降板、急きょ新人女優のひし美さんに話が飛んできた。まったくの寝耳に水、前作のウルトラマンすら見たことがない、しかも隊員服の衣装は豊浦さんにあわせて作っているからグラマーなひし美さんにはパッツンパッツン…。

だが、アンヌ役はひし美さんのはまり役、当たり役になった。なにしろ50年経っても役名で呼ばれるのだ。
俳優は、ある役のカラーが付くと落としたくなる。役の色が付きすぎるのを嫌う。だが彼女はむしろそれを誇らしく、楽しんでいるようにすら見える。

ブログやツイッターで感じるひし美さんは永遠のおねいさんであり、屈託のない人柄が50年経っても当時の少年たちの永遠の憧れとして、いつも心を奪っている。

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ひし美さんのアンヌ隊員以外の役ではウルトラシリーズのゲストを別として「同棲時代」は最近は「まれ」を思い出す。

すでにキリヤマ隊長やソガ隊員は鬼籍に入ってしまったが、それでもひし美さんには永遠のアンヌ隊員でいてほしい。

  


| 読書 | 19:10 | comments(0) | - |


種村直樹著・北川宣浩イラスト 鉄道旅行術 40周年
レイルウェイ・ライター種村直樹氏の出世作「鉄道旅行術」が1977年5月20日に初版発行されて今日で40周年になった。おめでとうございます。

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初版を持っている人はもはや少ないと思うが、奥付はこうだ。

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「鉄道旅行術」はこれ1冊で鉄道旅行のすべてが楽しめるコンセプトで、交通公社のガイドシリーズより刊行された本である。「きしゃ・きっぷ・やど」の副題がついており、巻頭の「この本の特徴と使い方」には

 『鉄道旅行術』は、鉄道好きのヤングが、列車を利用して旅に出るとき、すぐに役立つよう、列車やきっぷ、駅、宿などの知識とチエを満載しています。計画の段階から、旅を終えたあとの整理の仕方まで、旅を進める順序に従って、体験をまじえながら、まとめました。
 列車ときっぷの話は、『国鉄監修 交通公社の時刻表』を用意して読んでください。時刻表に載っているデータなどは、参照箇所をしるして省略した部分もあります。列車ダイヤや運賃・料金は、1977年1月号を基本にしています。
 巻末に、くわしい索引がありますので、鉄道旅行のミニ事典としても使えます。旅に出るとき、ぜひバッグの片隅に入れておいてくださいね。


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まさにこの序文がすべてを現しており、私はこの本の計画段階から各ページのイラストまで担当させていただき、感謝に堪えない。

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鉄道旅行術の誕生秘話は、種村直樹氏が2014年11月に亡くなった直後に記事にした、「大切なことはすべて『鉄道旅行術』が教えてくれた」という文にまとめてある。

まさにこの本は鉄道旅行の楽しみ方のバイブルであり、今でも少年少女たちを対象にしたこういう本があればよいと思っている。

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表4の広告のピッカリコニカは、種村氏が愛用していたカメラで、この本を手に取った種村氏は「ほぅら」と、うれしげだった。それも40年前のできごとなのだ。

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もはや紙の束の本ではないというなら、旅先で調べられるアプリでもスマホ最適化のWEBページでもよいので、欲しい。そのほうが更新も楽だ。



扉に、種村氏のサインをもらって悦にいっていたが、デジタルならそれは叶わぬことか。



没後の価値は紙の束にあるようだ。
| 読書 | 21:26 | comments(0) | - |


ゴールデンカムイ 第10巻 配信開始 野田サトル
明治期の北海道を舞台とした野田サトルのマンガ「ゴールデンカムイ」の単行本第10巻のネット配信が開始された。紙の束である単行本は1か月前に発売されている。

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日露戦争の生き残り杉元佐一は、戦死した戦友の妻であり幼馴染の眼病を治すため一攫千金を狙い開拓時代の北海道に渡る。北海道は砂金が採れると、ゴールドラッシュに沸いていた。
そこで出会ったアイヌの少女アシリパと、アイヌが隠したという金塊を探すことになる。金塊の隠し場所は網走刑務所の受刑者たちの体に掘られた刺青地図が示すと言うが、暗号のようであり、しかも一体の刺青では隠し場所はわからず、何体もの刺青を集めなければならなかった。

さらに金塊を狙うのは杉元たちだけではない。隠し場所の謎を追いながら、邪魔をする敵たちと戦い、隠し場所を知るという囚人<のっぺらぼう>に会いに、網走へと向かう。


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まるで宝探しのロールプレイングゲームのような構成で、次々と新キャラが出てきて息つく暇もない。

もう一つ、この漫画が面白いのは、当時のアイヌの暮らし、とりわけアイヌ料理への造詣が深く、さまざまなアイヌ料理が紹介される。今では食べられない野生動物を使ったものもある。

いっぽうで、人を殺しすぎるという批判もある。むろんマンガなのだが、当時の北海道とて、さすがにここまで無法地帯ではないだろう。

ようやく第10巻までそろったが、このままではまだまだ続きそうで、幾重にも貼られている伏線がどういう結末になるのか、先を急ぎたい気持ちと、じっくりと楽しみたい気持ちが入り乱れている。

  
| 読書 | 22:26 | comments(0) | - |


ゴールデンカムイ 野田サトル 日露戦争帰還兵とアイヌ少女の冒険マンガ
最近はめったに漫画は読まないのだが、試読したらあまりにすばらしいのでAmazonKindleで全9巻を買ってしまった。3月に10巻目が発売される。

ゴールデンカムイは野田サトルの週刊ヤングジャンプに連載されているマンガ。マンガ大賞2016受賞だ。

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舞台は気高き北の大地・北海道。時代は、激動の明治後期。
日露戦争という死線を潜り抜け『不死身の杉元』という異名を持った元軍人・杉元佐一は、死んだ戦友の妻の病気を治す為に大金を欲していた…。
一攫千金を目指しゴールドラッシュに湧いた北海道へ足を踏み入れた杉元を待っていたのは…網走監獄の死刑囚達が隠した莫大な埋蔵金への手掛かりだった!!?
雄大で圧倒的な大自然! VS凶悪な死刑囚!! そして、純真無垢なアイヌの美少女アシパとの出逢い!!!
莫大な黄金を巡る生存競争サバイバルが幕を開けるッ!!!!


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作者の野田サトル先生は北海道北広島市出身で、アシスタント生活を経てデビュー。北海道を舞台とした北海道ならではの、アイスホッケーを素材にした作品を描いたが、読者の反応は鈍かった。
その後、約1年間の構想を経て、屯田兵として日露戦争にも従軍した曾祖父の人生に狩猟を融合し骨格を作り、読者受けを狙ってアイヌの少女を登場させるなどの構成を組み立てた。

取材は徹底的で、アイヌの言葉や民具などもできる限り忠実に再現したという。だから作品の迫力はすごく、絵から雪山の厳しい風吹が顔にあたるような臨場感がある。作品に登場するアイヌ料理や狩猟料理の繊細さから、アイヌ料理の人気が出ているらしい。

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iPadに取り込んだので、ヒマになったら読みます。いつヒマになるんだ。

  
| 読書 | 16:41 | comments(0) | - |


岩野裕一クンと栗原景クンの本を書店で購入
最近、リアル書店で本を買う機会がめっきり減ったが、珍しく近所の書店で2冊の本を買った。
実業之日本社社長の岩野裕一クンが発行した、東野圭吾「雪煙チェイス」と、フォトライターの栗原景クンの著・撮影「東海道新幹線の車窓は、こんなに面白い!」だ。
二人は種村直樹氏の取り巻きの中でおとうと弟子にあたるので、上から目線の書き方をさせていただくが、由緒ある出版社の社長と売れっ子ライターになり、本来ならひれ伏さなければならない。

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岩野クンは上智大学からプロパーで実業之日本社に入った。実日からガイドブックなどを出版していた種村直樹氏の口利きがあったことはだれの目にも明らかだし、本人も座談会などで語っている。編集者として力量を発揮するだけでなく、本人も音楽関係の造詣が深く、有名音楽家との交流や音楽関係の著書も多い。
出版界を取り巻く環境が激変している中、社長の要職に就いたのは奥さんの功績も大きいと思っている。
私は常々「良い本は三者=著者、読者、編集者が作る」と考えており、東野圭吾の文庫本シリーズはテレビドラマ化、映画化もされているので、今後、岩野クンとベストセラー作家との新機軸に期待がかかる。

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栗原クンは小学生のころから鉄道旅行に親しみ、種村直樹氏の名著「鉄道旅行術」にも高校生ながら「日本一周早まわりプラン」の記録を更新したとある。フリーの鉄道ライターなんて金になるのか、鉄道ジャーナル社の安いギャラが身に染みていた私はその道を進むことなど夢にも考えなかったが、才能ある人のギャラは違うと見えて、種村氏の後に続いた。栗原クンは韓国語が堪能なことでも知られ、そちらの著書や、韓国の鉄道にも詳しい。
二人を見ていると、一つのことだけではだめなようだ。



27日の名古屋出張に「東海道新幹線の車窓は、こんなに面白い!」を持って行った。あいにくの雨模様で車窓は楽しめなかったが、実に詳しく書いてある。車窓の光景の紹介のみならず、対象の奥深い薀蓄までよく取材して書いてあり、これは種村氏にもできない仕事だ。

正月休みに、2冊の本をじっくり読ませていただこう。

  

  
| 読書 | 21:25 | comments(0) | - |


大創出版の100円地図帳は秀逸
100円ショップのダイソーで大創出版の「全日本道路地図」と「世界地図」を売っている。もちろん100円(税抜)だ。A4サイズ。

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全日本道路地図」は80万分の1で、日本全域の道路を網羅。
全日本の道路を網羅した一冊です。サイズも大きく、オールカラーで見やすいため、ちょっと調べものをしたいときなどに重宝します。軽くて薄いので、持ち運びにも便利。高速道路の渋滞状況や交通規制などがわかるテレホンガイド一覧も掲載されているので、より詳しい情報を入手したいときにも役立ちます。

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世界地図」は世界各地の場所・地形・地名がわかる。
世界各地の場所・地名・地形を一冊にまとめました。サイズも大きく、オールカラーで見やすいため、ちょっとした調べものをしたいときなどに重宝します。地図以外にも各国の首都、面積、人口、通貨単位、国旗などの一覧も掲載され、情報も満載です。勉強に、趣味に、ビジネスにと、一家にひとつは常備しておきたい一冊です。


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今まさにオリンピックが開催されているから、失礼ながら聞き覚えのない国、どこの位置にあるかよくわからない国を、簡単に調べられる。国旗一覧もある。

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100円だから2〜3冊買っても懐が痛まず、1冊は旅行の思い出の地を書きこんだり、1冊はリビング、もう1冊は書斎に置くなども気にならない。

特に位置関係、どの地名が西で、どの地名が南かなどを調べるのに便利だ。

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地図を見ながら旅程を立てるのに便利なのが地図用のマップマーカーだ。本来はこういう多色刷りの地図ではなく25000分の1地形図のような、白い紙に印刷された地図用なのだが、マークして数時間で消えてしまうという最大の特徴がある。
だから、地図を何度でも使える。

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ダイソーの欠点は、商品を長続きさせないで、あるロットで製造を打ち切ってしまうことだ。かつては分県地図を100円で売っていたが、いまはなくてこの地図帳だ。あるいは漫画も1,2巻出して続編を出さない。たかが100円と侮っているのは自分たち自身ではないのか。ファンがいるのだから、ロングセラーにしてほしい。

  
| 読書 | 20:02 | comments(0) | - |


気まぐれコンセプト 完全版35年分
広告業界を舞台としたおそらく唯一のマンガ、ホイチョイ・プロダクションの「気まぐれコンセプト」が1981年の連載開始から35年になり、「気まぐれコンセプト完全版アニュアルズ35年分」が発行されていた。珍しくリアル書店に行ったら置いてあったので、2600円+税にかかわらず買ってしまった。

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35年分のエッセンスを詰め込んであるので分厚い。

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「気まぐれコンセプト」は小学館の週刊ビッグコミックスピリッツに連載されており、1981年は新宿の広告代理店で駆け出しのコピーライターとして働いていたから、この漫画が自分のことのようにおもしろく、愛読した。しかし登場する広告代理店はテレビCMを日常的に扱う大手(電通や博報堂)がモデルで、小さな広告会社社員の私からすれば、うらやましくもあった。

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掲載されている4コママンガの中には、覚えているものもいくつかある。いずれも、広告業界やテレビ業界を小馬鹿にした内容で、状況を知っている私はクスクスと不気味な一人笑いを浮かべて読んだ。

巻頭には最新広告用語辞典があり、まさに最新だ。

年ごとの出来事もおもしろおかしくまとめてある。

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ちなみに、「気まぐれコンセプト」のクロニクルは3冊でているらしく、どれも持っているはずだが、一つ前のものは書棚からすぐに出てきた。

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いずれも、その年の出来事を扉にまとめてあるけれど、同じことは書いていないのはさすがだ。

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主人公の、白クマ広告社のヒライは、35年たってもヒラ社員なので、私と同じである。
私が広告業界に入ったのは1979年なので、ヒライとほぼ同じ広告マン人生を歩んでいるのだろうが、ヒライはCFの撮影やテレビの番組提供に何度も立ち会っている。私も、せんべいや即席めんのCM撮影などで、何度か撮影の立ち合いをした。

1983年の会社内の私。コピーライターで、東京トヨペットのラジオCMを山田康雄さんのナレーションで毎月作っていた。こんな服装や持ち物、仕事環境でいたのだな。
マジソンスクエアガーデンのバッグは、当時のヤングならみんな持っていたが、調べたらエース株式会社が1968年から78年にかけて製造販売していたらしく、この写真の時はもう売っていなかった。すでに捨てて現存しない。



今は還暦を過ぎても、海外を相手に仕事をしているのだから、よかったということにしておこう。

  
| 読書 | 10:41 | comments(2) | - |


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