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純と愛 最終章の悪夢へ 夏菜・風間俊介
NHK朝の連続テレビ小説「純と愛」がいよいよ最終章に突入した。
撮影は2月22日にNHK大阪放送局でクランクアップしている。

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純が魔法の国にしたいと思っていた大阪市大正区の古いホテル「里や」は、客の寝たばこが原因で全焼してしまう。せっかく仲良くなった里やのメンバーは離ればなれに。

自分がかかわった3軒のホテルがすべてなくなってしまった純(夏菜)は、ホテルクラッシャーだと自棄的になり、愛(風間俊介)からも愛想を突かされてしまう。
しかし純はやる気になって再び前の純に戻り、しかも里やの客久世秋代(朝加真由美)が宮古に買っていた別荘をホテルにしたらと譲り受ける。純は宮古でホテルを再開しようと、一家で宮古島に戻った。

ここからはネタバレになるので多くを語らないが、これまでいろいろ言われていた「純と愛」の登場人物の心の動きや本当の気持ち、いくつかの謎はすべて最終章に向けて解かれていくと考えていい。
これは脚本家の遊川マジックにほかならない。
全体の構成がしっかりしていて、そこにさまざまなエピソードをつけているので、ひとつひとつが(ドラマとして)矛盾がなく、なるほどと思う。

死に別れをした狩野善行と晴海の恋人時代、離婚した待田多恵子と謙次とその家族、純の昔の恋なども見えてくる。

汚れていた秋代の別荘だが、純たちの努力でホテルとしてきれいによみがえる。そして客からの予約も入る。

だが、ここにきて大きな事件が2つ持ち上がる。
これまでも数々の事件が起きていたが、これは今までにないたいへん衝撃的な事件だ。純と愛にとって、あるいは朝ドラにとって、これ以上の障壁はなかったと思う。しかも最終章であとがない。それの解決はするのか、どうなるのかといった、大きな事件だ。

ヒントは、クランクアップの時の待田愛役風間俊介君のニット帽とあさイチでの短髪、そして愛の"ライナスの毛布"「ねむり姫」だ。

なお、月20日(土)午後8:00〜8:48 にBSプレミアムで「純と愛」のスピンオフドラマ「富士子のかれいな一日」が放送される。ホテルカイザーオオサキの桐野富士子(吉田羊)が主役。純の厳しい上司役の富士子がどういう展開をするか、楽しみだ。
吉田羊さん、いいね!

| 純と愛(NHK) | 21:07 | comments(0) | - |


純と愛 女将さんの嫌いなドラマは「梅ちゃん先生」? 夏菜
NHK朝の連続テレビ小説「純と愛」。
母の晴海(森下愛子)は認知症、海に落ちた晴海を助けようとした父善行(武田鉄矢)が死に、今週は純(夏菜)が働くホテルといえないホテルの「里や」が借金の塊で女将さん(余貴美子)は廃業しようとする。
次から次へと不幸が続く展開であるが、あまり重く感じないのは、計算されつくした脚本と演出、そして俳優たちの演技だろう。

里やが潰れそうなのは無理もない。客室数が5部屋くらいしかないみたいだが、従業員は料理人のセニョールこと忍(田中要次)、セクシーこと天草蘭(映美くらら)、チュルチュルこと羽純(朝倉あき)、それに純と4人もいる。女将さんも本来は働くべきだろうが、テレビドラマばかりみて突っ込みを入れている。人件費が過大であり、セクシーとチュルチュルは住み込みで賄い付のようだけれどそれでも給料は払わなければならないだろう。

しかも客は数カ月も滞在しているような者までおり、いったい宿泊費をきちんと払っているのだろうか、いや取っているのだろうか、女将さんはなんでも「いいよいいよ」で、客が金を払っている様子も見られない。

つまり、出る金ばかりで入る金がない。これでは潰れるのは当たり前だ。

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その女将さんはついに借金で首が回らなくなり里やを畳もうとする。そして従業員たちには次の働き口を紹介し、自分はなんと脚本家になって日本のドラマを救うのだと、シナリオコンクールに応募するべく執筆活動を続けている。

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これは前作「梅ちゃん先生」へのあてつけか、と思った。
尾崎将也の脈絡がない脚本、まったく矛盾だらけの時代考証、コメディともまじめなドラマでもない演出、そして堀北真希らのヘタな芝居。父親役の高橋克実はNHKテレビ60年記念ドラマ「メイドインジャパン」に敵役で出ていたが、実に好演していた。「梅ちゃん先生」の父親下村建造の<像>は矛盾だらけの役柄で、高橋でも演じ方がわからなかったのではないか。

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一方で「純と愛」では失礼ながらあまり知名度のない脇役の映美くららはDVの夫から逃れて暗い表情をしているが、屈折した心とそれが解けた表情の違いが明確で、しかも美しい。おっぱいもとんがっている。

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朝倉あきも口数の少ない屈折した役柄だけれども、今日の13日放送分では堰を切ったようにこれまでの人生を涙ながらに語る。それがうまい。

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NHK大阪は隠し玉をいくつも持っているなぁと思った。

たぶん、女将さんは去年、このブログのように歯ぎしりして「梅ちゃん先生」を観ていたのだろう。
あれが連ドラになるくらいなら自分にも脚本が書けると思った人は女将さんだけではあるまい。

おれもシナリオコンクールに応募しようかな…。
| 純と愛(NHK) | 19:05 | comments(6) | - |


純と愛 家族の崩壊を描く朝ドラ 夏菜・風間俊介
NHK朝の連続テレビ小説は、ほのぼのとしたさわやかな朝を演出し、主婦の1日のスタートを応援していた、はず。
しかし「純と愛」は昼ドラか夜ドラでもいいような、家族のドロドロとした崩壊劇になっている。
NHK大阪は東京へのライバル心があるのか、東京が「梅ちゃん先生」のような時代考証が崩壊したどうでもいいストーリー展開にしている反面、「カーネーション」や「純と愛」のようなどっしりとした、伏線だらけの、視聴者を手玉に取るような展開で引きつける。

"おじい"の宮古のホテルは父の善行(武田鉄矢)が作った借金のカタに売られ、一家は大阪に戻ってくる。
善行は元の会社の手配で子会社に勤めるが、役員待遇と言うハナシはどこへ行ったやら、警備員と郵便物の整理のような仕事をさせられ、頭に来て辞めてしまう。しかし家族にはそれが言えず、日々出勤しているふりをして公園で求人雑誌を読む。

母の晴海(森下愛子)は故郷の家がなくなったショックからか若年性アルツハイマー症にかかり、病院で保険証が使えないことで善行の退職を知った。
善行は家を出て行き、晴海の病気はさらに進行する。

純(夏菜)のきょうだいは純が余計なことをする、自分だけが正しいと思い込んで行動し、結果、母を苦しめていると純を怒る。

純はようやく父を見つけ出し、母と向き合うように頼む。父も納得して晴海と話をする。

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善行は反省し、晴海と暮らすと誓い、晴海に心からそう言う。
しかし急にやさしくなった善行に晴海は混乱してしまう。

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「あなたは、だれですか?」
夫を認知できなくなった晴海は取り乱し、善行はどうすることもできず、再び家を出てしまう。

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認知症はデリケートな問題を含んでいるため、NHKは医事考証の先生を立てて毎日テロップで流している(通常は配役以外は月曜日のみ)。

晴海の病気の進行が早いと言う視聴者の声もあるけれど、それはドラマの都合で時間が飛んでいることもあるだろうし、進行は個人差があるから日々悪化する患者もいるのだろう。

晴海は今のところ子供たちは認識しているが産んだ子供すら認識できなくなる患者も実際にいる。

このような、どういうオチがあるのかまったく見えない、日々不幸に向かう狩野家はどうなるのだろう。
そして来週はもっと厳しい悲劇が待っている。

  
| 純と愛(NHK) | 23:07 | comments(0) | - |


純と愛 「年」は不明だが「月日」は現実と一致しているドラマ
NHK朝の連続テレビ小説「純と愛」。
今年から新しい職場、大阪市大正区の小さな旅館「里や」を舞台として新しい章が始まっている。
客も従業員も変人ばかりの、云わぬものがなの舞台である。

さて、1月4日付の新年早々のこのドラマは、ドラマの中でも新しい年を迎えて、純と愛の小さなアパートにも年賀状がやってきた。

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だが、いずれも平成何年なのかわからない年賀状だ。

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年賀はがきのデザインも、何年のものだかわからない。干支の柄もなくて鏡餅だ。

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私の推理によれば現実の「年」より1年先を行っており、今は平成26年2014年のはず。午年だ。

だが、今日1月17日放送分では阪神淡路大震災を忍んで黙とうするシーンがあり、「月日」は現実のものだ。

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純は平成2年8月生まれなので阪神大震災が起きた平成7年(1995年)1月は4歳。まだ大阪に住んでいたからすごく揺れただろう。愛は神戸だったから、立派な邸宅の被害も尋常ではなかったはずだ。
前作「カーネーション」は現実の物語だけれど阪神大震災にはまったく触れなかった。
このあたりのさじ加減はどうなっているのだろう。

  

| 純と愛(NHK) | 19:20 | comments(1) | - |


純と愛 狩野善行(武田鉄矢)四字熟語の秘密
NHK朝の連続テレビ小説「純と愛」は、純(夏菜)が「魔法の国」として憧れていた、おじいが作ったホテルサザンアイランドが、父善行(武田鉄矢)の借金返済のために元いた大阪の会社に売られて壊され、純は失意のどん底にいた。
しかし愛(風間俊介)や新たに登場した上原サト(余貴美子)らのおかげで元気を取り戻し、来年へ続く、となった。
来年からはサトの旅館が物語の中心舞台となる。

さて、父親善行役の武田鉄矢さんは、脚本家の遊川和彦さんから
「武田さんはいつもいい人の役ばかりしているから、今回は最後まで悪い役でいてください」
と言われたそうで、どうやら最後までヒロイン純の敵役で終わるようだ。しかも名前は善行と、実際の悪行とは正反対の名前である。登場人物すべてが性格や設定とは逆の名前をつけられている。

梅ちゃん先生」は突っ込みどころ満載だったが、「純と愛」は小さい部分は目につくものの「ドラマだから」と許せるのが大部分だ。
時代設定が1年先の平成25年だったり、代表取締役社長が株主総会を経ないでクビになったり、とあるけれど、まあいいだろう。



その、父善行が得意とするのは四字熟語で、あまり一般の人が知らないような四文字熟語を振り回して、ヒトをケムに巻くのが好きなようだ。
その四字熟語のタネ本とも言うべき辞典があり、それが講談社の「四字熟語・成句辞典」である。
持っているんだよな、四文字熟語は振り回さないけれど。



竹田晃先生の著書で、言葉の意味を調べる辞典機能はもちろん、



こういうときは四字熟語でこう表現するといった、使用例も豊富だ。



おそらく善行は夜な夜なこの辞典を読んで、今度はどの熟語で煙に巻こうか考えているに違いない。

いや、脚本の遊川さんが参考にしているのが本当のところだろうが。

  

| 純と愛(NHK) | 08:24 | comments(2) | - |


純と愛 大先社長(舘ひろし)の解任は役員会議では無効
先週の出来事で忘れちゃった人もいると思うけれど、NHK朝の連続テレビ小説「純と愛」で、オオサキプラザホテル改めカイザーオオサキプラザ大阪の大先真一郎社長(舘ひろし)が役員会議で解任された。



しかし会社法上ではこれは無効である。
取締役の解任は株主総会決議による



会社法
第三百三十九条  役員及び会計監査人は、いつでも、株主総会の決議によって解任することができる。

大先はカイザーと合併してからも40%の株を持っており、カイザーも大先を代表取締役社長の座につけておいた。大先は愛(風間俊介)の協力も得て再建案を持って株主を回り、根回しもしておいた。

そして役員会議(会社法上この名称もない。「取締役会」である)の席上で再建案を披歴しようとするが中津留総支配人が大先解任の緊急動議を出して、参加者全員が挙手をして解任されてしまう。中津留はオオサキの役員でもあるのだろう。議長を務めていたが、通常は社長が議長をする。まぁ、大先はボンボンだからそういう面倒なことも総支配人に任せていたのだろう。

で、もう一度書くが、取締役あるいは代表取締役の解任は株主総会による。
ただし解職はできる。

第三百六十二条  取締役会は、すべての取締役で組織する。
2  取締役会は、次に掲げる職務を行う。
一  取締役会設置会社の業務執行の決定
二  取締役の職務の執行の監督
三  代表取締役の選定及び解職


代表権をはく奪まではできるのである。

ちなみに株主総会でも取締役の解任には議決権を有する過半数の株主が出席して、その過半数の賛成で決まる。

第三百四十一条  第三百九条第一項の規定にかかわらず、役員を選任し、又は解任する株主総会の決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の過半数(三分の一以上の割合を定款で定めた場合にあっては、その割合以上)を有する株主が出席し、出席した当該株主の議決権の過半数(これを上回る割合を定款で定めた場合にあっては、その割合以上)をもって行わなければならない。

だから大先は平(ヒラ)取締役になっただけであり、その解任に正当な理由がなければ損害賠償請求もできる。

第三百三十九条
2  前項の規定により解任された者は、その解任について正当な理由がある場合を除き、株式会社に対し、解任によって生じた損害の賠償を請求することができる。


愛の母でもある待田多恵子弁護士(若村麻由美)は「株主の切り崩しをしといた」と言うので、大先以外の6割の株主に根回しをしておいて、大先には「株主総会でも逆転できないわよ」と言い含め、大先は平取締役になるのを是とせず、そのまま辞任したものと思える。



リーガルチェックができていないと言えばそれまでだが、ドラマの進行や演出上はこれでよかったと思える。
ピストルを撃ちまくるドラマの刑事に突っ込みを入れるようなものだからね。



純(夏菜)の実家のホテルサザンアイランドも父善行が売却に動いているし、「純と愛」は大きな転機を迎えた。
そして年末からは新しい章に突入する。

  


| 純と愛(NHK) | 19:21 | comments(0) | - |


純と愛 番組展 NHKスタジオパーク 夏菜・風間俊介
渋谷の、NHKスタジオパークで純と愛番組展が開催されているので行ってきた。入場料200円。

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NHKスタジオパークは要するにスタジオをメインとした見学コース。もちろんスタジオの中には入れず、ガラス張りの窓から中を見る。あいにく撮影はしていなかった。
ほかに、さまざまな展示やクイズコーナー、お子様コーナーなどがある。

大昔に見学したことがあるが、それをテーマパーク的に再整備したものだと思う。

純と愛番組展は入口すぐにあり、セットの一部、小道具の一部、そして登場人物の人型などで構成されていた。

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愛(風間俊介)のライナスの毛布である「ねむりひめ」の絵本。
まもなく実物が出版される。

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大阪のスタジオから持ってきた、オオサキプラザホテルのエレベーター。
つまり、オオサキの撮影は終っており、セットや大道具はバラしたものと思える。

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純と愛コーナーはちんまりしていた。

ほかに3Dシアター。これはもう家電量販店のデモでもおなじみだし、家庭に3Dテレビがある家もあるだろうから、そろそろコンテンツを変えるべきでしょう。

ミニスタジオではお子様がニュースキャスターになっていました。
私も幼少のころやったと思う。
考えてみれば放送局に入りたかった。中でもNHKは断トツに素晴らしかった(今でも)。
高校の先輩が高卒でNHKに入局したがどうしているだろう。

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ドラマごとの展示もあり、大河ドラマや朝ドラはいろいろ小道具が展示されていた。

おひさまの陽子の手紙。井上真央ちゃんの直筆で、ものすごく達筆。

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出口はお決まりのお土産コーナー。田舎の修学旅行生が買うようなみやげばかり。
梅ちゃん先生のドロップが売っていたので、あれだけ批判した罪滅ぼしで1缶買いました。
梅味ではなくていちごドロップ。
梅だろう、梅!

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喉の保養になった。

ドラマの「純と愛」はオオサキプラザホテルが外資に乗っ取られ、大先社長(舘ひろし)は追放。純の実家のホテルサザンアイランドも台風被害で借金を返すアテがなくなり、父善行(武田鉄矢)は起死回生の善後策があると言うが、なぜか大阪に来ることに…。何をたくらんでいるのか。
年末まで目が離せない展開になってきた。

  





| 純と愛(NHK) | 22:56 | comments(0) | - |


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