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ムスリムの国マレーシアでとんかつを食べる
マレーシアの首都クアラルンプールにいます。最近、とみにニュースに登場する町です。

市内のホテル、グランドミレニアムクアラルンプールにチェックインして、すでに8時を過ぎているからそそくさと食事に出る。

ホテルの隣はパビリオンというショッピングセンターのため、そこで食べることとする。

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女子が目を輝かせるようなブランドショップも多数入っているが、目もくれないで5階に上がる。ここにとんかつ屋があるのは、去年来て見つけていた。

マレーシアは国民の8割以上がムスリムで、ムスリムは豚肉を忌避する。今、日本ではムスリム旅行者受入セミナーが盛んで、多くの受講生がいるけれども、ムスリムは豚肉を食べないとか1日5回礼拝をするなどの点ばかりが目立って、ムスリム受け入れを躊躇する人も多い。
個人個人の好みの問題ととらえないで、宇宙人でも来たような気持になってしまう。そしてこういう表現を書くと、またどこぞからクレームがつくのもムスリム旅行者受入を阻んでいる。

だが、そのマレーシアにもとんかつ屋やとんこつラーメン店もある。



Tonkatsu by WA Kichenは本格的なとんかつ店だ。
各テーブルにはすり鉢があり、ゴマが置いてある。

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まぁ、ビールを飲みますか。タイガービールは19リンギット約600円だ。
去年よりレートは優位になっている。

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ひれかつエビフライ膳36リンギット。

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ひれかつはやや肉がボソボソしてはいるが、十分においしい。日本のそこそこのとんかつ屋で出すものとそん色ない。ごはんは日本米でまったく問題ない。味噌汁は丼汁で、独特の味はするけれども、これも味噌汁の味の一種としておいしい。

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エビフライはタルタルソースがついていて、これもおいしいエビフライだ。

小鉢は、茄子の味噌和え。茄子が大きくて、これまたおいしかった。味噌は粗挽きで大豆の粒が残っているものを使う、凝りようだ。

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マレーシアの飲食店はほとんどがハラール対応ではあるけれども、あえて日本のとんかつを出す店もある。客はわかって食べるのだから、それでよい。
日本も、ここまではハラール対応、ここからはノンハラールと、わかるようにすればよい。

ただ、ハラールは食品の安全性にも通じる部分があるので、できればハラールを目指したほうが、仏教徒やキリスト教徒にも良いことだと思っている。キリスト教徒系はグルテンフリーベジタリアンに向かっているような気もして、そっちの勉強もしなければならないな。

| グルメ | 23:20 | comments(0) | - |


JALで「ラ・ラ・ランド」と「この世界の片隅に」を観る
今年最初の海外出張はクアラルンプール。毎年この時期に国際観光展が開催されるので、行くのは1年ぶりだ。
クアラルンプール便はANAは羽田空港から、JALは成田空港から毎日運航している。しかしANA便は時間が悪く、早朝にクアラルンプールに到着するので、駐在員のような家がある人ならともかく、旅行者はホテルに着いてもチェックインできないか前日からの予約をしてアーリーチェックインをするしかなく、比較すれば時間帯のよいJALにした。

11時5分発のため9時には成田空港に到着していたいので、7時10分新宿駅西口発のリムジンバスで向かった。幸いにもよい天気で旅行日和。

チェックインののちイミグレを通ってラウンジに向かった。
しかしパスポートを見ても日付印が押された形跡はない。散々探して、2014年ごろのちょっと空いているところに押していやがった。24ページ以降は白いのになんで押さないんだ。四国のお遍路さんの御朱印帳はお寺ごとに場所が決まっているが、パスポートはそうはいかないのか。



JALのラウンジは混んでおり、なんとか座れた。ANAもいつも混んでいる。ビジネスクラスに乗らないでも、JGCやSFCの上級会員に一度なり、クレジットカード会員にさえなれば、エコノミークラスに乗っても使えるので、およそ場違いな客がいて混んでいるのだと思う。私もその一人だが。

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予約時にほとんど満席で、四人掛けの真ん中しか空いていなかったけれど、チェックイン時に通路側が空いていたので席を変えていただいていた。しかしモニターが映らない。リセットしてもらっても映らない。今回は、「ラ・ラ・ランド」と「この世界の片隅に」を観ようと張り切っていたのにがっかりである。そこでCAに「ワイファイの無料券があればそれでいいけど」と交渉してみたけれども、そういうものはないという。プロモーション番号の入ったサービス券を機内に用意しておけばいいのに、収拾がつかなくなるのだろう。で、席替えをしてもらった。

四人掛けの真ん中の一番前の席で出入りがしやすいところが空いていた。
ラ・ラ・ランド」はいかにもアメリカ人がすきそうなミュージカル映画。これがヒットすれば「ウエストサイド物語」のリメイクもアリだなと思った。

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引き続き「この世界の片隅に」を観た。これはもうすごい映画。「君の名は。」が大ヒットしたけれども、絵の繊細さは「君の名は。」に匹敵する。すごい時代考証をして戦中の呉や広島、そして人々の暮らしを再現している。絵のタッチは違うけれども、繊細さは負けじ劣らじ。

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ヒロインのすずは18歳で嫁ぐけれども、当時はそれは普通。今の結婚年齢が遅れているだけのことだ。そして数名の子供を授かり、戦地に送ったのだから、昔の女性はすごかった。

うとうとしていたら、豪雨のクアラルンプール国際空港に到着した。
| 旅行・鉄道 | 22:58 | comments(0) | - |


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