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心に吹く風 大人の純愛ストーリー 眞島秀和・真田麻垂美
6月からケーブルテレビの衛星劇場HDを契約した。オプションチャンネルで追加料金がかかる。松竹の運営で、「男はつらいよ」シリーズはじめ、歌舞伎や松竹映画のコンテンツが多い。

番組表で北海道が舞台の「心に吹く風」という映画があったので録画して観た。
「冬のソナタ」のユン・ソクホ監督作品だが、キャストもスタッフもほとんど日本人だ。

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ビデオアーティストの日高リョウスケ(眞島秀和)は富良野で撮影中、友人イケノ(長谷川朝晴)から借りた車が故障してしまい、電話を借りに民家に立ち寄った。玄関から出てきた主婦春香(真田麻垂美)は、なんと20年前に別れた元カノだった。

翌日、新栄の丘駐車場で待ち合わせた二人は、修理されたリョウスケの車でドライブをする。

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小さな花を摘んだ。懐かしい高校時代のエピソードでも小さな花を摘んでいた。過去とのフラッシュバックの演出が続く。

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春香の年の離れた夫は台湾に出張しており、娘は大学1年生で札幌で一人暮らし。今の春香は義母と二人のため、夕食までに帰らなければならなかった。
翌日も会おうと誘うリョウスケ。明日で撮影が終わり帰京してしまうのだ。

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しかし春香はボランティア活動を口実に逢うのを断る。連絡先も聞かないほうがいいという。
思いが募るリョウスケは「この場所で待っている」と伝える。

翌日、駐車場で待つリョウスケの元に、ためらいつつも春香がやってくる。

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大人の純愛ストーリーを追いかけるユン・ソクホ監督が、基本は「男は元カノを忘れられない」であり、女は(結婚していることもあり)ためらいながらも、惹かれずにはいられなかったという心の葛藤を、美しい富良野や美瑛の風景を活かしながら、1か月の長期ロケを敢行して作り上げた作品だ。
ロケ地マップはこちら

旭川空港にリョウスケを送りに行った春香は、旭川に帰ってきた夫と偶然会ってしまい、リョウスケに別れの言葉もかけられないまま行くしかなかった。てっきり自分を迎えに来てくれたと思った夫は車ですぐに寝てしまったので、春香は夫を置いて駐車場からターミナルに戻る。
しかしリョウスケの姿はもうなかった。

しばらくしてリョウスケの写真展が開催され、案内状が春香に届く。
鑑賞に行った春香は、リョウスケの経歴書を見て驚く。

「スコットランドで急逝」

イケノによれば、身体の具合が悪いのをおして働いていたという。
死を前にして、元カノに逢えたのは神のおぼしめしか、いたずらか。
おれも会いたいけど。


  
| 映画・テレビ | 18:54 | comments(0) | - |


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