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JR留萌本線と札沼線、根室本線、日高本線の一部を廃止へ
JR北海道は国交省や北海道と協議し、単独では維持困難とする12線区のうち札沼線など4線区について廃止する方針を示した。

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(HTBニュースより)

具体的には地元と協議のうえ、
留萌本線(全線)
札沼線(北海道医療大学〜新十津川間)
根室本線(富良野〜新得間)
日高本線(鵡川〜様似間)

の2020年度の廃止を目指す。

ちょうど一年前の昨年6月、この廃止を見越して北海道ローカル線お別れ乗車をしてきた。まともに客は乗っておらず、廃線は仕方ないと思う。根室本線と日高本線の一部は災害で不通のまま放置しており、莫大な経費をかけて復旧しても利用は見込めず、そのままなし崩し的に廃止にしたい考えだ。

留萌本線は先端部分の留萌駅〜増毛駅間がすでに廃線になっており、全線廃止も時間の問題であった。



札沼線の浦臼駅〜新十津川駅は1日1本しか走っていない超ローカル線だ。終着駅の新十津川駅は初電が終電車となって折り返す。北海道医療大学駅でほぼすべての客(学生)が下車し、先端部分はまさに秘境の雰囲気になる。

DSC_1225.jpg

むしろ見るも無残なのが災害で運休している根室本線と日高本線だ。いずれも代行バスが走っており、車窓から被害を受けた線路を垣間見ることができる。根室本線は中間部の廃止で分断されることになる。

根室本線落合駅の代行バス。
DSC_1663.jpg

日高本線代行バスからみた見た路盤が流されている区間。
DSC_1951.jpg

地元がどう騒いでも乗ってないのだからこれらの廃線はやむを得ない。ただし鉄道屋が廃線の決断を出すのはまさに苦渋の決断だと思うが、JR北海道はいとも簡単に廃線へと導いているようで、それが気に入らない。
もっと悪あがきをしてほしかったが、ここまでの放置が悪あがきだったのか。

JR北海道だけで維持困難な路線は全部で12線区が示されている。残りの8線区は国や道、地元に維持費用の負担を求めたうえで5年ごとに存廃を検証していきたいという。

また国に対しては、北海道新幹線の札幌開業が予定されている2030年度まで財政支援を求め、その後は経営自立を果たしていきたいとしているがどうだろうか。北海道新幹線については現在の想定よりも高速化し、札幌−東京間を4時間半で結ぶことで利用者増加へ繋げたい考えを示した。

2030年は一回り先の未来で、日本経済や世界情勢がどうなっているかもわからない。札幌冬季オリンピックを新幹線開通に合わせて2030年に開催したい考えがあるが、これまで2026年開催に立候補と言ってきたのにいまさら先延ばしはIOCが良い顔をしておらず、オリンピックが招致できたとしても、不透明感が続く。
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