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映画「空飛ぶタイヤ」を鑑賞 長瀬智也・深田恭子・高橋一生
池井戸潤原作、長瀬智也主演の映画「空飛ぶタイヤ」を鑑賞してきた。



原作は三菱自動車のタイヤ脱輪による死亡事故、そしてリコール隠しをモデルにした経済小説である。

父親から経営を引き継いだ赤松運送の赤松徳郎(長瀬智也)は、自社のトラックのタイヤが突然脱輪し、空を飛んだタイヤが主婦に当たり死亡させてしまう事故に遭遇する。トラックメーカーのホープ自動車は整備不良と結論付けた報告書を国土交通省に提出した。
一度は金髪の整備士門田駿一をクビにした赤松だが、門田は見かけによらず法定点検以上にキチンと整備していた。赤松は門田を呼び戻し、整備不良に納得ができずホープ自動車を疑いだす。
そこで中小企業VS大企業の戦いが始まる。

まったく取り合わないホープ自動車カスタマー戦略課長の沢田悠太(ディーン・フジオカ)は社内の極秘会議の存在を知り、赤松の話に耳を傾け始める。

そしてホープ銀行の融資担当者井崎一亮(高橋一生)は、ホープ自動車のずさんな事業計画に、系列と言えどもすぐに融資の決裁を出さない。

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赤松は倒産の危機を乗り越え、汚名を晴らすことができるのか…。
まぁ、できるんだけど、赤松の苦闘がかなりの長い時間描かれており、実話はこれ以上に厳しかったのだろうなと思う。顧客からは取引停止になり、子供はいじめられ、遺族は会ってもくれず、銀行は融資を引き揚げると言い…。

赤松の救いはいつも明るく前向きで夫を信じている妻の史絵(深田恭子)の存在だろう。普通なら離婚して実家に帰ってもいいくらいなのに、赤松を常に励まし、子供のケアをする。
そういえば池井戸の描く主人公の妻はみんなこうだと気づいた。「半沢直樹(ドラマでは上戸彩)」「陸王(ドラマでは檀ふみ)」とも理想の妻と言える。
「夫を支える」と言うとセクハラパワハラと言われる昨今だから、そうではなくて良きパートナーとして互いに認め合い、相手を信じ、自分のできる最大限のことでパートナーの負担を軽くする、と言えばよいのだろうか。

なおWOWOWでも仲村トオル主演でドラマ化されており、Blu-Rayディスクに全話録画しているが観ていない。観ることとする。
| 映画・テレビ | 21:38 | comments(0) | - |


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