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国民宿舎鵜の岬:茨城県日立市十王町
安くて気軽な公共の宿-pyado-」というホームページを作っているので、過日、日経新聞のS記者からお勧めの公共の宿や人気の宿の予約方法などの取材を受けた。

S記者の脳裏にはテレビでおなじみの「国民宿舎鵜の岬」があったのかもしれない。客室稼働率が90%を超えて、いつも満室、キャンセル待ちでいっぱいとの評判である。

私は鵜の岬に泊まったことがないのでそう答えたら「え、泊まったことがないんですか?」と、いささかびっくりされた。あわてて「(東京在住なので)関東近県は旅行に行くという感覚がないので」と言い訳したが、確かに公共の宿評論家を勝手に標榜している割には有名どころに泊まったことは少ない。

そこで今回、志賀高原にスキーに行かない代わりに久しぶりに福島県のスキー場に行くこととし、その途中に鵜の岬に寄ることとした。もう2週間しかなかったが、電話をして2月2日か3日と言うと、平日のおかげで2日に1室だけ空いているといわれ、すぐに申し込んだ。

予約時の対応:
鵜の岬は接客に長けていると聞いていたとおり、電話の声はあくまでにこやかで、説明も丁寧である。客室に風呂がないこと、食事はABCの3コースから選べることなど、仔細に説明してくれたが、電話は6分を超えていた。東京からだからいささか電話代が気になる所要時間である。

到着時:
昨日書いた「ポケットファームどきどき」を経由し、大洗の公共の宿を数箇所巡って、4時前に鵜の岬にクルマで着いた。県立の国民宿舎のためか、国道沿いに何箇所も道案内が出ており、迷うことはなかった。
平成9年に建て直したそうでそれは立派できれいな建物である。

鵜の岬

しかし入り口へのアプローチで老人多数が乗ったワゴン車が道を塞いでいる。アプローチの真ん中にクルマを止め、老人たちがオタオタと降りているのである。むろん傍若無人に通路の真ん中にクルマを止めた老人たちが悪い。しかし施設は日帰り温泉もあって宿舎入り口と間違えやすいし、この時間から6時ごろまでは来客が大勢来る時刻だろう。であるなら、案内・誘導係りを置いたらどうなのか。私の後ろにもクルマがついてしまい、渋滞した。
あとで書くが鵜の岬のお見送りは有名である。施設最後の体験がお見送りで好印象をいつまでも持っていただき、再来訪に結びつけるのはたいへんよいことで、ある意味当たり前だが、逆に来館時は始めての接点であり、ここでの印象も極めて重要である。
スタッフの少ない施設ならともかく、鵜の岬の要員は比較的恵まれていると思うし、老人客が多いのであるから案内・誘導スタッフはぜひとも置くべきであろう。

チェックイン:
いったん中に入ると、対応はにこやかで、説明は予約時同様詳しいものであった。我が家の大荷物は台車で部屋まで運んでくれた。

客室:
10畳の和室と3畳ほどの板の間のある部屋で、板の間には椅子が用意されていた。客室から海が少し見えた。眺望や客室の設備は充分である。洗浄トイレ、給湯洗面所、間違えないように色分けされた歯磨きとタオルなど工夫されている。

鵜の岬

食事:
食事は和室の大広間を区切った部屋で食べる。部屋の前には名札があり、おそらくABCのコースで分けているのであろう。ところがこの部屋に入ってびっくりしたのは明るすぎることであった。食事どころの照明はやや暗くするのが普通であろうが、客室よりも明るい便所の100ワットである。そしてすでに食べていた人々がじろりと見た。1箇所の入り口から直接和室に上がるのはどうにも目立つものなのだ。
料理は魚主体。まずいものはなく不満はないが、取り立てておいしいと思うものも少なく、及第点あるのみである。昨日書いた「ポケットファームどきどき」のように茨城の豊かな食材を活かしているようにも思えない。せめて献立表でもあれば関心は高まると思う。献立表はチェックイン時にもらうが、部屋においてきてしまう。

客層:
平日のせいもあり、ほとんどが高齢のグループである。家族のような構成も見かけるが、むしろ老人同士の友人・きょうだいなどが多い。場所的に行きやすく風光明媚なので老人が多いのだろうか。エレベータには椅子がおいてあったし、説明が多少くどいのも老人が多いからかもしれない。
老人が多く老人の扱いに慣れているのは決して悪いことではない。しかし今後宿泊施設がミニ介護施設になりかねない懸念を感じた。それならそれで対応しなければならないだろう。この件についてはちょっと研究したい。

風呂:
8階の展望風呂である。脱衣所、浴室とも寒かった。温泉らしいが大きな湯船とサウナがあるだけで、泡風呂やジェットバスの設備もあるようだが稼働していない。窓から見える町明かりは美しいけれど、風呂の面白さ・よさはまったくなかった。カランのシャワーは時間式で物足りない。

付帯設備:
売店があり内容的には普通である。乾物系が多いが、「ミニ朝市」などで生鮮系も売ってはどうだろうか。マッサージ、エステなどはなく、そば打ち体験などのイベントもない。
レストランは昼もやっている。別棟だが日帰り温泉もやっているので当然かもしれない。駐車場は混んでいた。

チェックアウト:
予約時に言われていたが、いまどき公共の宿と言えクレジットカードが使えないのはいかがなものか。老人が多くて実際に使われるケースが少ないのだろうか。カードが使えるなら付帯での販売金額も多くなるはずで、導入のデメリットは少ないと思うがどうしてだろう。
お見送りはテレビで見るとおりにこやかで盛大なものであった。この半分をお出迎えで使って欲しい。

総論:
素人受け・老人受けするかもしれないけれど、私や家族からすれば、可もなく不可もない公共の宿だった。【GOOD!】を差し上げるほどではないが、お勧めできない施設でもない公共の宿だ。
| 旅行・鉄道 | 19:02 | comments(2) | - |


コメント
電話番号が解りません。お知らせください。
| 横山まつ子 | 2009/11/16 8:49 AM |
横山様、
鵜の岬の電話番号は、0294-39-2202です。予約対象期間などがありますので、電話でお問い合わせください。自分の希望日に泊まるのは混んでいて困難ですから、開いている日に泊まるのが得策です。
| Admin | 2009/11/16 10:36 AM |
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