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自然は一流、施設は二流、料理は三流、サービスは四流、意識は五流。北海道の観光産業
ゴールデンウィークの北海道旅行記中ですが、北海道の大ファンとして、いつかは書かなくてはと思っていたことを書く。

自然は一流、施設は二流、料理は三流、サービスは四流、関係者の意識は五流」は北海道の観光産業を揶揄した言葉で、ずいぶん前から使われている。そして多くの人々は、当の観光業者を含めて事実だと実感している。※「自然は一流、サービス三流」という場合もある。要するにサービスが劣っているということだ。

すでに多くの記事がアップされている。
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今回は、札幌から小樽、余市、日本海側を通ってせたな町、松前町から函館市に出た。道南の日本海側以外は北海道観光の典型的ルートだと言っていい。そこで体験したこと。

自然は一流
これは言うまでもない。他地区では長野県の日本アルプス、熊本の阿蘇、沖縄の海などそれぞれ胸を張れる絶景があるが、北海道は他地区と比べても大絶景が広がる。

施設は二流
施設に求めるものは人それぞれで異なるが、たとえば札幌のデザイナーズホテルや定山渓の個人客相手の宿はとてもいい雰囲気を醸し出している。

料理は三流
料理素材は他県を圧倒する豊富さ、おいしさだが、この揶揄は加工、つまり調理人や加工業者の腕を言っているのであろう。このあたりから<ひと>の課題となってくる。素材を活かした刺身や焼き魚は本当においしいが、それでも手を加えていくと東京のランチ並、あるいは旅館・ホテルであっても「まずい」と断言できる料理も多々ある。経営の効率化とまずい料理は関係のない話で、安いからまずい、効率経営だからまずくてもしかたないだろうと思っているのでは、すでに次のサービス領域、意識領域である。

サービスは四流
今回、せたな町北檜山の温泉ホテルきたひやまに泊まった。天皇陛下もお泊りになった宿である。
夕食はヒラメの姿盛りも出てそれはおいしかったが、朝食はいただけなかった。

きたひやま

食堂でセットの和食であるのはかまわない。
だがこの提供サービス、つまりホールの対応がいただけない。ホールのおばさんは食券を受け取りに来ず、カウンターから手を伸ばし、要はこっちに持って来いという態度。
別の7人組の客は3人だけ先にきて、「(食事を出すのは)全員そろうまで待ってくれ」と言ったので、セルフサービスのコーヒーを勧めてそれはいい。しかし「待ってくれ」と言われたのを忘れたのか、すぐにごはんとみそ汁を持ってきてしまい、あとで思い出して謝っていた。
その客が揃って食事を始めて言うには「この卵は古いねぇ」。つまり新鮮でない卵を出している。確かにベチャっと崩れる生卵だった。そういう卵はあえてこちらから言わせてもらえばスクランブルエッグなどにでも加熱調理して使うべきであり、配慮が足りない。
食後にコーヒーを飲もうとポットを見ると残りが少なかったので、新しいポットを頼んだら、「まだ入ってます」と言われ、これ以上言ってもムダだと、残りのコーヒーをポットをひっくり返すようにして入れた。新しいコーヒーのほうがおいしいのは当然である。

このあたり、サービス四流、意識は五流と言われるエピソードだと思ってかまわないだろう。
陛下がお泊りになった宿でサービスはコレなのだが、フロントの対応は大変よかったと付記しておく。

最近、県民性を問うテレビのバラエティ番組が多い。それから言うと、北海道民の民度沖縄県民に次いで下から二番目である。
両県民には申し訳ないが、全県を回って正直にそう感じる。

ついで、松前城の桜祭りでの出来事。空腹で人ごみに行ったので、多少気がたっていたことは認める。

松前

屋台であげもちを買うべく並んでいた。
そもそも北海道民は「並ぶ」ということを知らない。知ったのはJRタワーの展望台ができたときだろうと推測している。これまでは人口は少なく土地は広く、並ばなくてもよかった。また並ばせなくてもよかった。つまり歴史的に並ぶことも並ばせることも不要な、とてもよい環境だった。
ところがGWのような一時的に並ばなくてはならない機会もある。それに対応できてない。つまり、並べず並ばされず群がるように一か所に集まってしまう道民性なのだ。

後ろにいたババアが横から口を出すなぁと思っていたら案の定「あげもち…」と言い出したので、その道民性が前から頭にあったので、「おばあさん、並んでいるんだよ」と言ったら、脇の、たぶん娘なのだろうが60近い女が逆切れし、「こわいから(疲れているから)立たせただけなのに何を言うんですか、なんて人ですか」と言い出した。ババアは「あげもちがあるねぇ」とでも言ったのか、語尾がはっきりしなかったが脇から横はいりで注文したと思ったから指摘したのだ。

相前後して、松前城と桜のビデオを撮影していた時。カメラを構えて城に向かっているのに、脇からジジイが「(自分たちの)写真を撮ってください」と言い出した。をいをい、人がビデオを撮っているのがわからないのかよ、そもそもその声が録音されてしまうじゃないか。
だから睨みつけてしばらく黙って「ビデオ撮ってんだよ、声が入るだろう」と言ってやった。
写真は撮ってやったが、ボケて撮ってやればよかったか。

さらには函館のレストランヨシヤ。ここは大きな海老フライで有名な店。
いつもの夜は鮨やイカソーメンなどの海鮮和食なので、たまには違うものと洋食レストランに入った。

ヨシヤ

店自体は悪くないのだが、三人いるウェイトレスが気が効かない。2人はまだ許せるが一人はまったくトロい。これは個人の問題なのかもしれないが、結局は冒頭の言葉に尽きる。

水を頼んだら隣のテーブルにピッチャーを置いてなぜか注ぎに来ない。何をするのか忘れちゃったの?
食事が終ってデザートを頼んでも返事だけで持ってこない。の対応ですでにブログネタと思っていたので時間を計ったのだが、15分もデザートを持ってこなかった。作って冷凍ケースに入れてあるアイスクリームでしょ。
たまりかねてカウンターまで言いに行った。
最後に一応、「ごちそうさま」と言って店を出たがそれへの返事はないし、領収書もくれないし。

ついでに書くと、函館湯の川温泉のホテルのエレベーターから降りようとしたら、中に乗っている私の存在が透明人間であるかのように、何も考えずに先に乗り込んできた老婆、朝食バイキングの向こうの席には失笑してしまうような食べ方の別の老婆、トラピスト修道院の混んでいる駐車場で「あそこ空きましたよ」とわざわざ窓を開けてそう言って先を譲ってやったら、警備員に言われたかのように会釈もしないで車を止めに行ったドライバーなど、今回だけでも枚挙にいとまがない。
総じて、北海道民は民度が低いのである。

このように、サービス四流、意識は五流は、単に観光業が抱える問題ではなく、まさに県民性のなせる技だと思っている。
明治以降、北海道に入植したのは身分の低い下級武士や農家の次男・三男坊らだった。そもそもの出自が低いのである。そして極寒の大自然を相手に、自然のなすがままにおおらかに暮らしてきたのだ。細かい配慮など毛頭できなかったのであろう。そうして100年以上が過ぎた。

松前など歴史ある北海道唯一の城下町とは言うものの、かつては江戸幕府の顔色をうかがいながら、片方では先住民アイヌに対して専制的・一方的な圧政を強いてきたやからが作った町で、今では鉄道もはがされた漁村であり、レベルは低い。それは花見客の着ている服を見てもよくわかり、同じ道内の札幌円山公園の花見客や函館五稜郭公園の花見客と比べても低度はうかがわれる。
※ここに書いたエピソードは観光シーズンの観光地におけるものだから、当事者は必ずしも道民・町民とは限らないという反論があるかもしれないが、一般論では地元客が9割である。

ただ、つらい開拓では人々が助け合わないと生きて行けず、相互扶助の意識は他県を上回りとても高いと思う。それを生かして、助け合う、人によくする、人に喜ばれる、その強い意識をもって接客サービスにつなげれば、サービス四流からは脱却できるのではないかと提言する。
この相互扶助の精神は、旅先でのいわゆる人とのふれあいにおいて、とても感謝・感動する場合が多いので、観光産業や民度を低く言うのは忍びないのだが、今回クルマで550km走っただけでコレだったので、あえて書かせてもらった。

  

| 旅行・鉄道 | 01:11 | - | - |