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梅ちゃん先生 「ら」抜き言葉のほう、お持ちしました
しばらく家を離れていて梅ちゃん先生の突っ込みが書けなかったけれども、まったく持って枕を高くして見れない見られない番組である。日本全国、どこで見ても呆れる脚本だし、リーガルチェックがぜんぜんなっていない番組だ。
よくもこんなものを全国に平気で放送していると思う。

先日は松岡の上司宅を訪問する際のマナーについて苦言を呈したが、今日は言葉の使い方について書く。

●「お酒の方、お持ちしました」
8月1日放送の安岡信郎の見合い騒動。見合い相手が料亭に来なくて父親の幸吉は激怒し、仲居にビールを持ってこさせる。ここまでは半分(全部)コメディとして見ているから、珍なストーリー展開は構わない。



しかしビールを持ってきた仲居が、
「お酒の方、お持ちしました」
と言うし、平然と字幕も出る。

この「〜のほう」は現代においては飲食店を中心にかなり広く利用されているが、誤った、というかおかしな表現として有名である。「バイト敬語」と揶揄されている。
言葉は時代とともに変化して「〜のほう」もまぁ許容される表現として定着しつつある情けない状態だけれども、昭和30年に「お酒のほう」という表現は全くあり得ない。
お酒をお持ちしました
が正しいし、これは現代でも正しい。

意味不明「のほう」言葉>>>

一説によると「〜のほう」は北海道の方言らしいが、定かでない。
あいまいにぼかして、自分の考えを押しつけない、言う方はへりくだっている敬語のつもりなのかもしれないが、間違い。
こういう「バイト敬語」とバカにされている言葉を、昭和30年代が舞台のドラマで平然と使う尾崎将也やNHKや梅ちゃん先生スタッフは、言葉を操ったり放送をする人種として考えられない。

●「寝れなかったでしょう」
8月9日放送分では昭和32年春、青森からの集団就職で中卒の佐藤光男が安岡製作所にやってくる。まじめな好青年である。
光男が寝る部屋がなく、新婚の信郎(松坂桃李)と梅子(堀北真希)の部屋で寝る羽目になる。
NHKの朝ドラはセックスをしないで子供が生まれるのでそれは構わないだろう(んなワケがないが)。
「ゲゲゲの女房」「おひさま」「カーネーション」と、いずれもヒロインは子供を産むが、そこにはセックスの微塵もなく、キスはおろか手もつながない。

ところが光男のいびきがひどく、光男もそれを気にして翌日からドラえもんのように押し入れで寝ると言い出す。

「おらのいびきで、寝れなかったでしょう(ねれなかったでしょう)
と光男は謝るが、
「寝られなかったでしょう(ねられなかったでしょう)」
が正しい。



「寝れなかったでしょう」
は典型的な「ら」抜き言葉であり、「ら」抜き言葉とは現代において話言葉でよく使われる。本来、「見られる」「食べられる」「寝られる」などと言うべきところを「見れる」「食べれる」「寝れる」と、<ら>を抜いて言う表現で誤用だ。
テレビのインタビューでは基本的に話し言葉のため<ら>抜き言葉が普通に会話されるが、テレビの字幕テロップでは民放でも<ら>を補ってテロップがつくことがほとんどだ。

「ら抜き」増加、慣用句誤用(産経新聞)>>>

あるいは、青森方言で<ら>抜きは昭和30年代から普通に話されていたのかもしれないが、青森ご出身の方でお分かりの方はご教示願いたい。

いずれにしても、誤った言葉の使い方とかを平然と放送する「梅ちゃん先生」はきちんと謝って欲しい。

  



| 梅ちゃん先生(NHK) | 19:55 | comments(8) | - |


コメント
 私にとって、このドラマにおける言葉遣いの最大の驚きは、松岡「さん」でした。
 
 医者ですよね。教員の世界だって、「●●先生」と呼び合うのに、いくら、そういう関係だからって、「さん」はないですよね。あ、医局の他の先生も平然と「さん」で呼んでいた記憶がありますけど…。国会議員とこの人たちって、「先生」と呼ばれることに無情の喜びを感じているであろうと思っているのですが。

 あれは、いつのことだったでしょうか…。このドラマの時代考証の方が、NHKの「ラジオ深夜便」に出演し、堂々とわが方針の正しさというか、これまでのドラマにおける時代考証の大変さをを語っていましたが、このドラマの放映後においては、「噴飯物」でした。

 最近の「日本薄謝協会」ですが、徹子の部屋もどきのお昼の番組と言い、先のラジオと言い、「自己宣伝」がひどすぎませんかね。自ら局のドラマに出ている俳優をトーク番組のゲストに呼んで、その番組の宣伝をするなんて、受信料を取っている放送局の行いとしていかがなものでしょうか…。

 それって、報道番組の中立性にも影響すると思うんですよね。その程度の番組を平気で流している放送局のニュースなんて、信じられます?

 
| M・Y | 2012/08/09 8:20 PM |
MYさま
梅子は医局で父親を「お父さん!」と呼びかけるし(下村先生!が正しい)、弥生は上司で先輩の松岡や山倉にタメ口たたくし、倫理観のない人物ばかりが登場する異常な番組です。
| Admin | 2012/08/09 8:26 PM |
今晩は。初めまして。
僕が幾つか疑問を感じる点の内、
結婚相手の親を呼ぶ際に表示される字幕です。
言い方(発音)は同じでも「お父さん」「お母さん」とは、
間違った表示(字幕)だと思います。
正確には「お義父さん」「お義母さん」と表示すべきだと思います。
| 散歩人 | 2012/08/09 9:44 PM |
散歩人さま、
おっしゃるとおりですね。
文字数1字を節約したのでしょうか。あるいはお義父さんは当て字みたいなものなので避けたのでしょうか。
| Admin | 2012/08/09 9:57 PM |
ありえない展開ばかりで、笑うしかないこの頃です。例えば、梅子夫婦が実家に戻るくらいなら、光男を梅子の実家の空き部屋に住まわせればいいと誰でも思うだろうが、誰も言い出す人がいない。不自然極まりない。
| sadabo | 2012/08/12 2:59 PM |
sadaboさま
梅子の住まいの問題は、わざわざトラブルを作りだして話を面白くしているのでしょう。
土曜日は信郎が「梅子の家に住む」と言い出し幸吉から却下されました。今週はちょっと展開があるようです。
| Admin | 2012/08/12 3:06 PM |
確かに、私もそう思います。 (特にアルバイトの学生が多い、居酒屋や本屋ネットカフェなどのお店。)私もあまりえらい事は言えないけど、若者の言葉づかいがおかしいと思います。
| けんさん | 2012/09/08 5:43 PM |
けんさんさま
是非はともかく言葉は時代とともに変化しますが、脚本家や時代考証家がそれを意識しないで(知らないで)使うことに問題があります。
しかもNHKの視聴率20%を超える番組のくせして、あまりに無頓着です。
| Admin | 2012/09/08 5:45 PM |
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