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イノベーションのジレンマ
先日、ある有名老舗企業の人と話していたら、「うちの会社、もぅやばいっすよ」という話になった。
これは毎度のことで、数年前から言われているハナシだ。

新興の、時には「安売り屋」とバカにしていたこともあるくらいの企業が、どんどん力をつけて、もしかしたら追い越されるのではないかと言う不安なのだ。

ああ、こういうの、マーケティング用語でなんて言ったっけな。実は1年前の四国でもこの言葉が出てこなくて、なんだっけ、なんだっけと思いだそうにも思い出せなかった。

大企業や老舗企業が既存の顧客や製造ラインを手放すことができず、あるとき技術革新が起きて新興企業に追い越されてしまう、アレだ。

「それって、イノベーションのジレンマじゃないですか」

「あ、そうそう。イノベーションのジレンマ

イノベーションは技術革新と日本語で訳されている。

大企業も時代や顧客ニーズの変化に合わせて改革をするけれども、それは持続的イノベーションであり、従来型の改良にすぎない。そのため、製品も市場も従来の延長になる。

いっぽう、新興企業は失うものがないから、これまでとまったく違う価値を生み出す破壊的イノベーションができる。あるとき市場がそれを認め、従来型の大企業に見切りをつける。

IMG_5262.jpg

良くわかる例がインターネットの登場で、店舗で販売していたものがネットでの販売にとってかわり、豊富な店舗網を誇っていた従来型企業は設備が荷物になってしまい、かといって莫大な投資をした店舗網を急激に削るわけにはいかず、ネット販売になかなか踏み切れない。
イノベーション(技術革新)をしなければいけないと焦るが、急には無理であり、そのうち新興企業が追い付いてきて、そこにジレンマ(葛藤)が生じる。

大企業は最初は「市場が小さい、今のシステムを捨てて新市場に投資するほどでない」
と楽観視する。そもそもこれまで築き上げた顧客との関係や工場ラインや情報システムを改修するわけにいかない。
経営者も従業員も、その変化に対応しようとはしない。する気がないどころか、対応するのが間違いとまで思う。

大企業がイノベーションのジレンマに対抗するには、社内に新規事業チームを作ったり、社員を別企業に出向させたり別企業からの出向を受けたり、ブランドを変えた商品を作ってテストマーケティングをしたり、ってとこかな。

こういうとき、多くの場合、大企業は「○○(社名や商品ブランド名)ってでないようにして」と言うけれど、2年くらいすると元のブランド○○に戻してしまうんだよな。

だからと言って新興企業が成功するとは限らず、やはり時代時代に合わせた変化に対応できる企業体質が大事なのだと思う。

  
| 経営・マーケティング | 21:31 | comments(0) | - |


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