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第69回NHK紅白歌合戦(2018) 広瀬すずの存在感のなさ
おととい、12月31日の第69回NHK紅白歌合戦は、当初は安室奈美恵の引退みたいな話題もなく、誰もが歌えるヒット曲もなく、低調がうわさされていたが、意外にとても盛り上がったたいへん面白い番組になった。
平均視聴率は前半(第1部)が37・7%、後半(第2部、後9・00)が41・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、40%の大台を久々に超えた。

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しかしその中でもっとも残念なのは、紅組司会の広瀬すずが4月からの朝ドラ「なつぞら」のヒロインという、要するに番宣で出ていただけで、司会技術が稚拙なのはともかく、まったく存在感がない、AIでもダレでもよかったレベルだった。

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オープニングは米アカデミー賞などのオープニングみたいな、平成を彩った過去の紅白歌合戦と出場歌手たちがそれを見る演出。テレビの縦横比率はもちろん、携帯電話もその時代に合わせている。

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すばらしいのはSMAPが登場したこと。小林幸子も出てきたが和田アキ子はでなかった。怨恨深い。

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郷ひろみのゴールドフィンガーのバックで平成30年に話題になった、平昌五輪、カメラを止めるな、サッカーワールドカップ(ものまねJAPANが出演)、金足農業、瞬間芸でひょっこりはんなどが出てきて面白かった。このとき、チコちゃんの頭がNHKホールのドアにつかえて入れない演出も。

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DAOKOは名前も曲も知らなかったが、マイクが口についてさらに口紅が鼻にもつく熱唱。

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そして1曲ごとに演出が異なり、バックダンサーたちも男子チア日本一や元新体操選手や一流のダンサーたちが出て、一つ一つに企画と金がかかっている。

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ようやく会場に入れたチコちゃん&岡村隆史。チコちゃんの顔の表情は変わりません。イベント用に2つくらいの顔の種類があるんじゃないか?

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しかも「チコちゃんに叱られる」同様の出題をして、さらに「NHKたぶんそうだったんじゃないか劇場」で解説があった。

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こうしてみるとチコちゃんはかなり背が高いですね。だからスタジオでは岡村たちが台に乗ってチコちゃんより背が高く見せているんだ。岡村がチコちゃんの手をずっと握っていてかわいかった。
ゲスト審査員の出川哲朗はいつものキャラを抑制していたのか上がっていたのか、キレがなくて滑っていて惜しかった。

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ボーっと生きてんじゃねえよ!はテレビではアニメ合成していました。会場ではどうだったんだろう。

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YOSHIKIサラ・ブライトマンと組んで紅組、HYDEと組んで白組とトランスジェンダー。サラの歌と英語の挨拶はとてもよかったです。

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AKB48BNK48のコラボによる日本語とタイ語の「恋するフォーチュンクッキー」もよかった。BNK48はすごく緊張して、たどたどしい日本語で一生懸命挨拶をするのが愛らしかった。しかしタイ語はわかりません。櫻井君が「サワディー(ありがと)」とフォローしているのもすばらしかった。
ところで国際航空券のタイの首都バンコク(Bangkok)の略号はBKKなので、BNKとするのがしっくりきません。

そして三山ひろしは前年ギネスに挑戦して14番目が失敗して果たせなかった剣玉リレーに見事成功。これも盛り上がりにつながった。14番の人は出ていたのだろうか。

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朝ドラヒロイン3人がそろったのもすごいが、今から考えるとやはり4月からの広瀬すずがヒロインの「なつぞら」の番宣かとうがってしまう。ウッチャンがナレーションを務めるのもここで発表された。

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乃木坂46はレコード大賞を受賞したが、その曲「シンクロニシティ」ではなく「帰り道は遠回りしたくなる」。レコ大は当然DA PAMPの「U.S.A.」だろうという下馬評だったが、乃木坂だったからTBSのやらせ、出来レース、大手芸能プロへの忖度と、批判を浴びている。

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平成最後を記念して5年ぶりに特別枠で登場した北島三郎。川崎の工場で作っている大掛かりな稼動セットも一新されたようで、桑田さんも団扇を振って応援していたが、これはラストへの伏線だったのか。

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Superflyのベリーショートもかわいい。初めて聞く歌の「Gifts」のカンジがスローで以前の曲調と変わったと思ったけれど、歌のすばらしさは変わらない。

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椎名林檎と宮本浩次の「獣ゆく細道」も始めて聞いたが、舞台の演出はすばらしかった。曲のイメージがもともとないので、こういうものなのか。

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圧巻その1は松任谷由実。まずはスタジオセットで「ひこうき雲」を歌い、2曲目の「やさしさに包まれたなら」はNHKホールのステージに移動しての歌唱。

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バックに歌詞が出て「いっしょに歌いましょう」。ユーミンの曲はリクエストを受け付けていた。「高輪ゲートウェイ駅」みたいに必ずしも上位を歌うわけでないが、やはりこの2曲が選ばれたのではないか。ジブリ映画でも使われているし。ステージのキーボードはダンナの松任谷正隆さんです。

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朝ドラ「半分、青い。」の主題歌「アイデア」を歌った星野源はステージを駆け巡ってのパフォーマンス。ギターを抱えた部分の歌詞はまったく聞いたことがないので、朝ドラでは編集されてカットされた部分なのだろう。

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圧巻その2は米津玄師。テレビでの生歌唱・生出演自体が始めてだという。しかも私はこの人を知らなかったが、紅白のほかの曲もプロデュースしており、すごい人である。私がまったく知らないのは情けないが、40年前にわれわれが吉田拓郎を教祖とあがめていたのに父親世代はうるさい、知らないと言っていたような状況なのだろう。

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歌唱場所は「故郷徳島県の美術館」としか紹介されなかったが大塚国際美術館だ。世界中の名画を陶板で再現している。徳島県民の情報では年末年始も無休で営業しているらしいが今回は31日が休業になったので、ロケ地として推測されていた。

前奏シーンの長く続く階段。ドローンを使って撮影したのではないか。



そして歌唱の場所はシスティーナ礼拝堂。



TBSドラマ「アンナチュラル」の主題歌だったらしいが、それを知らない情けなさ。だがウッチャンたちも生歌やインタビューの声を始めて聞くらしく感動していた。

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トリの石川さゆりは「津軽海峡・冬景色」と「天城越え」を毎年交互に歌っており、今年は「天城越え」。知っている歌だ。ただし単に歌うだけでは芸がないと思ったのか、今回は布袋寅泰のギター伴奏つきだった。今年(2019年)出られるなら「津軽海峡・冬景色」を歌うのだろうが、どんな演出をするのか。函館港の摩周丸からの中継って、やったのかな。

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圧巻その3は最後のサザンオールスターズ。「勝手にシンドバッド」がノってきたところ、桑田佳祐が北島三郎を呼び、

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奥から誘われるようにユーミンが出てきて、なんと桑田さんのほほにキス

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そして腰を振りながら二人で歌う。これはすごい。北島、桑田、松任谷の夢の競演である。リハーサルにもなかった模様だ。

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ウッチャンが「幸せです!」と言っていたけれど、まさに幸せ・興奮のステージで平成の最後にふさわしかった。

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テレビカメラは4K用がメインで、8Kで見ていた人はカメラが少ないのか引きの画面が多く、普通の地上波がカメラワークとしては一番よかった由。



そして桑田さんだけでないだろうが、客席のモニターにカラオケみたいに歌詞が出ている。



ゲスト審査員は紅優勢だったけれど、客席と視聴者は白組を選んで、トータルで白組が優勝した。

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今回の紅白歌合戦は成功したと思う。
それは、実力のある歌手を後半の盛り上げに持ってきたこと。歌唱の長さも違ってじっくり聞かせるようにしたこと。1曲ごとの演出にコレまで以上に時間とお金と人出をかけたこと。だから歌手・曲順発表後にCGなどを作っていたら間に合わないと思うけれども、どうやっているのか。

例年、後から発表される隠し玉があり、今年は米津玄師、北島三郎がそれだったのだろうが、功を奏したこと。ただし朝ドラ「まんぷく」の主題歌を歌うドリカムは出なかった。当然、出演交渉をしていたし、そもそも朝ドラ主題歌にしたときから紅白出場は必須だったはずだが。

最後にもう一度。ハズレは広瀬すずだ。コレでは朝ドラはどんな大根演技なのか気になる。

私は知らない歌が多すぎたのでそれが反省。かつてのような歌番組がほとんど姿を消して、そもそもテレビやCDとは無関係にヒットになる新しい法則にスルーしてしまっている。「ザ・ベストテン」のあった時代が懐かしいけれど、もっと多様な音楽に接触して、昔のフォークソングばかりでなく、新しい歌にも接触するべきだと思った。
itunesやAmazonプライムに加入したほうがいいのだろうか。

| 映画・テレビ | 14:07 | comments(0) | - |


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