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私のビデオカメラ遍歴 ショルダータイプから4Kビデオカメラへ
家庭用ビデオデッキを買ったのは1977年。ビクターHR3300というVHS第一号機でもあった。
これで自分が出演したクイズ番組を録画した。25万円した購入資金もクイズの賞金を充てたのだ。

そして自分でクイズ番組というか、映像も撮影したくなった。
当時は8ミリカメラ、8ミリ映画という、プロ用のテレビドラマ・テレビ映画を撮影していた16ミリ幅のフィルムの半分の幅の8ミリサイズの映画フィルムを使うものが、家庭用の動画撮影の主流だった。
そこにビデオデッキを使った家庭用の動画撮影機器が登場する。

1982年、ビクターのHR2200というチューナーがない小型の可搬できるデッキが登場し、それに対応したビデオカメラも発売されたのでセットで買ってしまった。

1982-19-017-2.jpg

会社のゴルフ大会を撮影して得意になっている。デッキは肩掛け、カメラは3kg以上ある。カメラの形は8ミリカメラを意識して、8ミリカメラユーザーの取り込みを図っているが、カメラは重たくて片手で撮るのはタイヘンで、プロ用みたいに肩に乗せる形のほうが使い易いと思った。
会社のおねいさんが霞ヶ関ビルで結婚式を挙げてこのビデオカメラで撮影してあげたら、望遠マイクが周囲の電波を拾って、雑音だらけで映っていた。そんな対策もできていない時代だった。



8ミリフィルムは1巻のフィルムで3分程度しか撮影が出来なかったので、120分撮影が出来るビデオは画期的だった。でも電池は羊羹ほどのサイズで、持ちが悪く30分も撮影できなかった。5分くらいしか使えなかったこともあり、近所の店だったので交換してもらったことがある。
ちなみにニュース映画を撮影していた16ミリも3分程度しか撮影が出来ず、フィルム交換の際に大事なシーンがこないように、カメラマンは残り時間を考えて撮影していた。

その後、VHSビデオテープをカメラに内蔵するタイプも出たが、大きく重かったし、電池も持たなかった。

家庭用のビデオはビクターや松下が推すVHSとSONYや東芝が提供するβマックスの2規格に二分されたが次第にVHSに淘汰されていった。この企画争いに終止符を打ち、単行本くらいある大きなビデオカセットテープを文庫本以下にする家庭用ビデオの本命として8ミリビデオが、世界127社の参加で企画開発された。しかしビクターらはVHS-CというVHS規格を小型化してVHSともアダプタを介して互換性を持たせた機種を出したので、結局ビデオ業界はテープサイズで二分化されたままになった。

しかし小型映画の代名詞の8ミリ幅を使ったテープは小型で扱いやすく、私は8ミリビデオデッキも購入してテレビ番組も8ミリビデオに録画していった。

1986年、子供が生まれるころ、取引先の印刷会社の通称エロ鈴木が、8ミリビデオカメラSONY CCD-V8AFを持っていたのでこれを借りた。


↑画像検索より

まだまだ大きく、専用ケースまであり、もっぱら我が家に常駐していた。ちなみにエロ鈴木とは鈴木という知人が多いのでそれを識別するための呼称である。ハゲ鈴木、デブ鈴木…。


↑画像検索より

しかし鈴木にも子供がいるし、借りてばかりでは申し訳ないので、1988年6月に、新宿の会社を去ったのを契機に、SONY CCD-F340を購入した。

9月にグアム島に行ったときに抱えている。記憶がないしこの写真ではなんという機種かよくわからなかったが、

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前後の状況から、CCD-F340とわかった。上部の赤い録画ボタンが決め手になった。手書きのタイトルをスーパーインポーズできる機能が付いていた。これで幼い子供たちを撮影していたのだ。

1988-12-38CCDF340.jpg
↑画像検索より

1988年11月7日、ソウルオリンピックが終わったばかりの蚕室総合運動場にて。ビデオばかり撮影していたのでこのときのスチール写真は、もらったコレしかない。まさかカメラを持っていっていないと思えないが。



エロ鈴木は元は新宿の会社時代の取引先担当者だったが、私が目黒に転職してからも付き合いがあり、引き続き仕事をもらったり出したりの仲だった。もちろんこのころにはビデオカメラは返している。

2005-0261.jpg

ところが目黒を去ってから連絡がなくなり、うちにも子供をつれて遊びに来ていたのに、金の切れ目が縁の切れ目みたいなことをする奴だったのかとがっかりした。印刷業を営んでいる限りは仕事はあるので、金の切れ目と思ったのでなく、おそらく印刷そのものから足を洗ったのか、人に会えないような状態になったのかもしれない。
ともかく、エロ鈴木にはビデオカメラ以外にもいろいろな面でお世話になった。ありがとうございました。

1989年、SONYが8ミリビデオカセットの小型化を象徴するような、CCD-TR55を出した。俗に「パスポートサイズ」と呼ばれた8ミリビデオで、旅行にもって行くコンセプトでJTBとも提携して若い女子を使って広告をしていた。ビデオカメラのメインユーザーは、小さい子供がいるお父さんであることは、今も昔も変わりない。最近はママ狙いかな。

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↑画像検索より

出張報告に使うというフレコミでTR-55を会社に買ってもらった。そして秋のアメリカ横断ウルトラ出張に持っていた。時はバブル絶頂期でこんな2週間の出張もフツーにあったのだ。

ペンシルバニアやそこらの鉄道公園でTR-55で撮影している。某銀行ニューヨーク支店に勤務していた落合君と落ち合い、これでも出張だ。


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1990年6月、ソニーのパスポートサイズでステレオ録音できるCCD-TR75が発売されたので、いつまでも会社のビデオカメラを使っているわけにもいかないからすぐに買った。二人の子供たちを撮影した。

CCD-TR75

1992年12月21日にHi8(ハイエイト)という高画質化されたテープが使えるSONY CCD-TR1をSTEPという倉庫みたいだけれども安い店で購入した。

IMG_8654.jpg

これは今も現存しており、数年前にホームページの先生が8ミリテープをダビングするので使いたいというから貸したけれども、さっき箱から取り出したら電源は入るがファインダーは真っ暗でテープの取り出し口も可動しない。つまり自然に壊れていた。老衰のようなものか。

子供たちの成長の過程や楽しい旅行を撮影してくれたので、"遺骨"をしばらく置いておくこととする。

2000年3月に、ミニDVビデオカセットというさらに小型化されたビデオテープを使うカメラのDCR-TRV10を、下北沢の小さな店で型落ち半額で出ていたのを息子と買いにいった。

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撮影した動画を赤外線でテレビにコードレスで映せる装置も買った。半額といえども138000円だった。

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このころのビデオカメラはまだハイビジョンでなくスタンダードだったけど、テレビはそろそろハイビジョンになってきた。

すると2005年7月にSONY HDR-HC1という家庭用のハイビジョンビデオカメラが登場した。テープはミニDVを使う。秋葉原のツクモ・キャプチャ王国という店で予約をしたら発売日には入手できない人気で、1週間遅れくらいで手に入れた。138750円。

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ペットボトルくらいの大きさで、旅行などの外出にはやや大きかったが、それでもハイビジョンを家庭で撮影できるメリットは大きかった。

ちなみにテープの比較はこのとおり。VHS、8ミリ、ミニDVだ。

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厚さもかなり違い、保管場所にも影響する。

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2006年4月にさらに小型のハイビジョンビデオカメラ、SONY HDR-TC3が発売され、ヨドバシカメラでおまけもつけてもらって126700円で購入した。

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こちらも保管していたが、昨日テープをダビングしようとしたら電源が入らず、しかも中にテープが入っていて取り出せず分解した悲しい機種である。
機械は使いすぎても壊れるが使わなくても自然に死んでしまう。働けるうちに働かせるのが一番よい。

HC3はもっぱら旅行用だった。ニューヨークや北海道に持っていった。

そしてテープ式のビデオカメラがそろそろ終焉を向かえ、ちまたには4Kという文字が見え隠れしてきた。

2015年11月8日、4KビデオカメラSONY FDR-AXP35をAmazonで購入した。103,140円。
もはやテープでなく、SDカードや内蔵のメモリーに録画するタイプだ。これは仕事にも使えたし、ヨセミテ国立公園にも持っていった。4K撮影は4Kモニターで見ると「ちょっときれいかな」くらいのレベルで、言われないとわからない。

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一方で、2011年、2014年のアメリカ旅行にビデオカメラは持参せず、デジタル一眼レフやスマホの動画機能で撮影している。

小学校・中学校の友人の中には父親が8ミリカメラを持っていて、幼いころの動画が残っている者もいてうらやましかった。うちの子供たちは生まれたときから動画も静止画も大量にあるし、今では自分でスマホで好きに撮影しているし、なんともいい時代になったものだ。
30年前に15万円くらいしたビデオカメラも2万円程度でその何倍も高性能なカメラが買える。

ニュースの現場にいた者でないと映せないスクープ映像もたいてい誰かが撮影していて投稿し「視聴者提供」ということでテレビやSNSで公開される。
いい時代なのかイヤな時代なのか、もはやわからなくなってきた。

  

| 家電・AV | 15:12 | comments(0) | - |


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