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西暦2000年のインターネットとiモード
むかしのビデオテープをHDDにダビングしています。

20世紀末の西暦2000年、東京・神田の広告会社に勤めていた私は新設されたデジタルコミュニケーション局にいた。この部署は2つの事業に分かれており、ひとつは文字通りのデジタルマーケティングで、インターネット広告やホームページの作成・運営を扱う事業で私はこちらに属していた。
もうひとつは、デビットカードの加盟店募集の業務である。クレジットカードのように銀行キャッシュカードが使えるデビットカードは1999年に日本に登場した。こちらは元旅行会社のベテラン営業マンたちが、自分たちの営業力を活かしての営業活動をしていた。

職場では美女に囲まれ、おっさんに囲まれ、得意分野、というよりもデジタルマーケティング自体が草創期だったので興味分野と言ったほうがよいだろうが、美人部下と東京ビッグサイトの展示会に行ったり、Yahoo!のカンファレンスに出かけたりしていた。

展示会では"最新型"の携帯電話が展示されていて、早くこんな電話を手にしたいなぁとあこがれていた。



この部署で張り切っていたので、いくつかの映像記録を残している。
ひとつは発足間もない2000年5月に、社内で「インターネットセミナー」と称して主に営業マンたちにインターネットビジネスの基礎を伝え、新規顧客の獲得に務めていただこうと企画した。

PDVD_210.jpg

社内の気楽さからか、かなり早口でしゃべっており、サーバーだHTMLだと、初めて聞く単語ばかりでおそらくご理解は得られなかったのではないか。若気の至りと言っておこう。お恥ずかしい限りで申し訳ございません。
まだレスポンシブWEBデザインやSSLはなかった。Googleも知られてなかった。

私は早口で一方的に上からのしかかるように話すタイプなので反省し、今では講演をご依頼いただくと比較的ゆっくり話すように務めている。今も時々ビデオで撮影して振り返るが、内容はもちろん、滑舌、抑揚、身振りを含めてかなり気をつけてしゃべっています。

PDVD_211.jpg

セミナーにはポータルサイトのYahoo!JAPAN、Infoseek(楽天が買収)、LYCOS(日本撤退)などの営業マンにも来ていただき、それぞれのセールスポイントや広告商品のご案内をいただいた。

続いて、2000年7月にiモードの社内セミナーを開催した。
1999年にNTTDoCoMoのiモードサービスが登場したが、2017年に新規受付を中止しており終焉も近いのだろう。ネットビジネスの変化の早さにあきれるばかりだ。

PDVD_213.jpg

このときパワーポイントで作ったレジメのデータがCD-Rで残っており、iモードってこうだったんだ、といまさらながら関心する。

スライド2.jpg

「携帯電話でインターネットができる」というと、まだ「インターネットって難しいんでしょ」と思う人が多かったので、「iモード」と名づけた由。秀逸である。
IDOもJ-phoneもあとに続いた。

これが当時使っていたiモード携帯電話。まだ白黒画面だ。



セミナーでは美人部下にもバナー広告などの説明をしてもらったが、彼女は本当に優秀で熱心で、いい子だった。基本的に私の周りの女子はインテリジェンスが高い美女で固めている
彼女は出版社社員と結婚したけれど、その後どうなったのかな。



iモードは当初NTTDoCoMoが指定したいわゆる公式ページしかなく、DoCoMoが認めた業者しかトップページから遷移できなかったが、HTMLでサイトが作れる気軽さから、俗に言うアングラサイトも横行した。大部分はまともだったが、一部のおかしな業者のせいでネットやiモード全体のイメージがダウンしたこともあった。それは今でも同じことが起きている。1%のバカのせいで、99%のまともが迷惑する。

iモード広告は最初はDoCoMoが実験的に行っていたDoCoMoのバナー広告だけだったが、このセミナーの時には一般にも市場が開かれた。時効だから書くけどTSUTAYA ONLINEに飛び込みセールスに行ったら受託したので、新規顧客獲得の商品としてはきわめて有益だった。

このころのインターネット広告は広告全体の1%程度だったが、今では新聞広告扱い高を抜いている。すごい勢いだが、いつまで続くのか、気をつけないといけない。

過去ばかり眺めているが、今が未来で私の歩みが歴史であり、さらに先の未来があるのか、わかりません。
このころ何か発明していれば大金持ちになっていたかもしれない。過去には戻れないし未来も見通せないのが現実だ。

| パソコン・インターネット | 16:04 | comments(0) | - |


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