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種村直樹の北海道汽車の旅・山陰汽車の旅 ビクター レコード
2014年に亡くなったレイルウェイ・ライター種村直樹氏は声が良く滑舌明瞭で、名古屋CBCラジオの「ばつぐんジョッキー」のパーソナリティを務めていたことがある。晩年の脳梗塞の後遺症によるろれつの回らない発話は、本人が一番イヤだったと思う。

病気の気配もない1980年初頭、その美声を買われてか、ビクター音楽産業から「種村直樹の北海道汽車の旅」、続いて「種村直樹の山陰汽車の旅」のレコードを出したことがある。このころ、音の素材の普及方法にレコードやカセットテープしかなかった時代、音楽のみならずプロレス中継やSL走行音など、なんでもレコードになって発売されていた。

2009-2297.jpg

私は解説カードのイラストを依頼されたので、北海道汽車の旅はカセットを、山陰汽車の旅はレコードを1つずついただいた。
種村直樹コレクションのあるしばうら鉄道工学ギャラリーにこれを展示しようと、レイルウェイ・ライター事務所を捜索したのだが出てこない。どこかにあるはずだけれど見つからなかったので、とりあえず私の手許の現物をお見せします。

振り返れば、ビクター音楽産業株式会社の雲下直彦ディレクターが種村氏のファンでこの企画が持ち上がった。現地の録音とちなんだ歌、そして種村氏のナレーションで構成されたレコードだった。
解説カードのイラストは、単なる挿絵でなく現地のイラストマップの体裁になったので、雲下氏や種村氏との打ち合わせには私も参加した。そして「北海道だったら札幌市電の"ささら電車"なんてどうですか」などの私のアイデアも採用され、雲下ディレクターが録音しに行った。イラストマップの内容は私がすべて任され、現地取材はなかったけれど、何度か行っているエリアだったので、インターネットはまだないが情報を盛り込んで、楽しく現地を紹介できたと思っている。

種村直樹の北海道汽車の旅
ビクター音楽産業株式会社 1982


種村直樹の北海道汽車の旅1w.jpg
種村直樹の北海道汽車の旅2w.jpg
A:
1.イントロダクション
 根室本線 音別-白糠間の波打ち際を走る普通列車
2.<はつかり11号>深夜の青森到着と青函連絡船
3.函館〜根室 714.6km 特急、急行の旅
 <北斗1号、おおぞら1号、ノサップ3号>と納沙布岬
4.釧網本線の旅
 茅沼と丹頂鶴〜浜小清水・北浜間、流氷と644列車。他
5.雪の常紋信号場、スイッチバックで急勾配を登る

種村直樹の北海道汽車の旅3.jpg

B:
1.函館〜稚内 682.5km 鈍行列車の旅
 函館発旭川行 121列車 13時間26分の旅
 旭川発稚内行 さいはての地を行く321列車の旅
2.日本最北端の地 宗谷岬と稚内港フェリー
3.道内のローカル線を訪ねる

種村直樹の北海道汽車の旅4.jpg

◎挿入曲「いい日旅立ち」「宗谷岬」 歌/ボニージャックス

種村直樹の北海道汽車の旅4-2.jpg

この北海道〜が好評だったのか、1984年に山陰〜が発売された。

種村直樹の山陰汽車の旅


種村直樹の山陰汽車の旅A.jpg
種村直樹の山陰汽車の旅B.jpg

〈第一面>
「出雲一号」で山陰への旅立ち〜
餘部鉄橋通過〜米子と境線、大篠津〜木次線亀嵩と出雲坂根
〜一畑電鉄と出雲大社、日御崎〜津和野とSLやまぐち号

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〈第二面〉
思い出の日本最長鈍行、824列車の旅
(門司〜福知山595.1km 18時間29分の旅)
門司発〜下関発〜須佐着発〜出雲市着発〜松江着発〜米子
着発〜倉吉着発〜鳥取着発〜餘部鉄橋通過〜福知山着

種村直樹の山陰汽車の旅2-1.jpg
種村直樹の山陰汽車の旅2.jpg

挿入曲「遠くへ行きたい」
永六輔作詞、中村八大作曲、小六禮次郎編曲 歌=ボニージャックス
「旅情」
岩谷時子作詞、いずみたく作曲、親泊正昇編曲 歌=ボニージャックス

種村直樹の山陰汽車の旅3.jpg

ビクター音楽産業株式会社
(C) 1984 MADE IN JAPAN

種村直樹の山陰汽車の旅C.jpg

音源はすでにMP3にしており、パソコンで聞いてみるとつまらないww。
対象の線区や演出が「ローカル線の旅情」というコンセプトだから、暗いイメージは音からも否めなかった。

著作権は置いといて、しばうら鉄道工学ギャラリーでBGMのように流そうかという案があったけれど、じっと聞けばともかく、音楽のように流して聞く内容でないので、辞めた。
| 読書 | 18:25 | comments(0) | - |


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