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インターネット海外旅行術 光文社「地球旅の達人」に執筆しました
2000年の自分のホームページを見ていると、あちこちで活躍していた。
最新情報欄に「光文社MOOK『地球旅の達人』に『インターネット海外旅行術』を執筆しました」とある。

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このMOOKは記憶がない。しかし当然買ったか送ってもらったかして、どこかにあるはずだけれど見つからないのでAmazonで古本を買いました。

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どうやら知り合いの編集者に誘われて、ようやく普及し始めたインターネットを活用して海外旅行をしましょうというお勧め記事を書いたらしい。
今から20年前のインターネット事情もわかり、今とのギャップも面白いので紹介します。

まず「地球旅の達人」は、秘境や辺境と言われた、アフリカ・中近東・南米のようなエリアの旅のノウハウを伝える本だ。20年後の今でも秘境だろう。

インターネット海外旅行術
文・北川宣浩

旅行会社はもちろん、各国政府観光局から個人のホームページまで、海外旅行情報を発信するウェブサイトは多い。
インターネット接続環境にあるのなら、活用しなきゃ損!


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■インターネットを楽しむには
インターネットは便利だ。家庭ではパソコンと電話線をつないで利用する。ホームページ(HP)と呼ばれる企業や個人が登録している情報を閲覧できるほか、電子メールで互いに連絡を取り合える。


パソコンは家庭に徐々に普及していたが、ネットにつなげるのはまだ特殊な時代だった。
インターネット接続が電話線というのが時代性を感じる。当時のパソコンにはモデムが内蔵されており、電話のモジュラーケーブルをつなげてアクセスポイントと言うところに電話を自動でかけてネットにつなげた。LANやWi-Fiは出ていない。ISDNを勧めているが、もはや絶滅危惧種だ。

インターネットは旅行好きのためにある
HPには旅行会社や政府観光局のものも多い。家庭にいながらにして世界各国の情報を得られるインターネットならではの特性が生かされており、逆にいうと、旅行好きの人がHPを利用しないのは損である。


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ここからは旅行術の具体的な方法だ。今では当たり前でも当時はこんなことがインターネットでできると、知らない人も多かった。
さまざまな旅行会社の最新のツアー情報や現地のようす、あるいはここ数日の天気予報や実際に行った人の体験談などが簡単に手に入るのだから、今後は大いに活用したい。さらに、資料請求や空席照会、その場で予約も可能なHPもあって、自分のパソコンがまるで旅行会社に置かれているコンピュータ同様に機能する。

そしてJTBなどの大手旅行会社のサイトやYahoo!トラベルなどのネットの旅行サイトの紹介だ。しかし今や利用者の一、二位を争う楽天トラベルとじゃらんネットは紹介されていない。楽天トラベルはまだ楽天が買収する前の「旅の窓口」時代であった。

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■中堅旅行会社や専門店もHPで
むしろ町中ではあまり見かけないが、専門ツアーに特化した中堅の旅行会社のHPを自由に閲覧できることこそ、インターネットの醍醐味ではないだろうか。HPは比較的安価で日本じゅう、いや世界じゅうに情報を発信できるのだから、今後はHPの充実こそが、中堅旅行会社の勝負どころと言えるだろう。


ここで旅専(たびせん)という中堅旅行会社の集合サイトを紹介している。旅専は地域やテーマに特化した、中堅旅行会社の集まりで、専門ツアー会社の活用を説いている。MOOKの末尾に加入旅行会社のリストがあるので、もしかしたらスポンサーで編集部から紹介するように指示があったのかもしれない。
それはともかく、ネットは店舗網の少ない中堅旅行会社こそ生き延びる道であった。

■現地情報を入手する
検索サイトのヤフーなどでこれから渡航する方面を調べると、個人が作った旅行のHPが非常に多いことに気づく。なかには情報が古いものや、たまたま作者が体験しただけの例外的ケースも掲載されているが、おおむね正確で、特にガイドブックにも紹介されていない地域に旅行するときは、その地域情報のHPがあれば大変重宝する。


これは今の旅行口コミサイトにつながっている。
当時、勤める広告会社に新設されたデジタルマーケティング局に籍を置き、これからのインターネットビジネスを模索しているときだった。エリア別の口コミサイト、投稿サイトを作りたいと思っていたが、会社として新規ビジネスの予算付けが全くなされておらず、何度か専門家を集めての会議を開いたが、交通費も出せないで終わってしまった。

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■自分でHPを作る
旅の楽しみは行く前のプランニング、行っている旅そのもの、そして帰ってからの思い出の整理と、3つあるといわれる。プランニングや検討・申し込みにインターネットが役立つのはご理解いただけたと思うが、最近はデジタルカメラとノートパソコンを旅先に持っていき、現地から絵葉書ならぬ写真きの電子メールを送る人がいる。


そしてブログやSNSの到来はまだ先だったが、ホームページを作ろうという提案だ。
当時はトライポッドやジオシティーズという、HTMLを知らないでもメールを書くようにホームページを作れるCMSサイトがいくつかあったのでそれらの紹介である。今ではSNSが普及したので、HPはjimdoくらいしかない。

今日もインターネットでは新しい旅行情報が発信されている。
楽しい旅はインターネットで始まり、インターネットで終わるのだ。


と結んでいる。
この「インターネット海外旅行術」という構想のベースは種村直樹氏の「鉄道旅行術」にある。20年前はスマホもWi-Fiもなかったけれど、今ならスマートフォン最適化した「インターネット海外旅行術」「インターネット鉄道旅行術」のホームページを作れば、役に立つし変更にも随時対応できるので、種村直樹氏が病床にいるころから提案していたのだが、いまだに実現していない。

| パソコン・インターネット | 15:55 | comments(0) | - |


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