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丸駒温泉旅館は地球温暖化にやられる宿
ニセコ地区の蘭越町にある鯉川温泉旅館に2連泊したのち、最終日は支笏湖北岸にある丸駒温泉旅館に泊まった。ここも日本秘湯を守る会の宿であり、源泉掛け流しで、支笏湖とつながっている天然露天風呂で有名だ。

丸駒温泉旅館

昔は船で支笏湖を横断して行くしかない秘湯の1軒宿だったが、戦後道路が通じてクルマで行けるようになった。が、今でも船着場があり、客の送迎も行っている。それなりに風情がある。
大手旅行会社各社と契約しており、申し込みはJTBで行った。それだけの規模・質の宿ということである。

フロントで「湖の見えるお部屋ですが、その中でもいいお部屋をご用意させていただきました」と言われ、正体がバレてたのかな、と思った。とにかくありがたい。
その部屋はエレベーターのすぐ前で、和洋室。ツインベッドの洋室が約10畳、和室も10畳ほどある、とても広い部屋で内風呂もある。

窓からの眺望はご覧のとおりで言うことなしの絶景だ。ただし窓は狭く位置は高く、景色を楽しむような建物の構造ではない。これは窓を開けて身を乗り出して撮影した。窓の開放感は後で述べる"事件"と関連があるが、開放感ある窓にすればよかったろう。

支笏湖

食事は夜は部屋で、6時半にお願いした。この写真のあとから焼いたチップ(ヒメマス)が付いた。

丸駒温泉旅館

さて、これからが評価である。
和室で食事が終わって洋室に行くと、ライトのあたりの壁に無数の黒い小さい虫が群がっている。羽虫で、網戸にしていたのだがそれを突き抜けてライトの明かりに群がっているようだ。女どもに騒がれるとうるさいから密かに虫を取った。おそらく100匹は下らないだろう。とってもとっても虫がいて、床にもベッドのふとんの上にもいる。
すると、館内アナウンスで「昼間の異常気温で羽虫が大量に発生しています、窓は開けないでください」と、網戸にしても入るのだから窓を開けたら最後だろう。実際、洗面所のガラス窓には無数に羽虫がへばりついていた。

以前、NHKの自然番組で外国の湖の上に煙のようになっている蚊の大群を観たことがあるが、あのように羽虫が黒い大群となって支笏湖から発生するという。

ガラス窓まで閉めたので、部屋の中は暑い暑い。キーホルダーの温度計は28度だった。まさに熱帯夜である。締め切った部屋に4人いるのと、食事でミニコンロの火を使ったりしたせいもあるだろうが、外気温が想定を超えて高いのが真因である。扇風機があったが、広い部屋が災いして、風は充分にいきわたらない。

北海道の宿泊施設に暖房は当然あるが、一部を除いてはエアコン(クーラー)がない。しかしこの数年の地球温暖化で北海道でも夏はかなり高温になっており、エアコンがある東京のほうがもはや過ごしやすいと言える。帰りがけにフロントで指摘すると、「エアコンを入れなければいけないと思っているんですが」と、認識と困惑があった。僅か2ヶ月のためにエアコンの設備投資は痛手だろうが、夏を涼しくすごすために北海道旅行をする人も多いのだから、エアコンの有無は遅かれ早かれ北海道の宿泊施設の死活問題になる
鯉川温泉旅館でエアコンがないのは我慢できるし納得もするが、丸駒温泉旅館ほどの施設でエアコンがないというのは納得できないというのが心情である。

エアコンへの投資が厳しいのはわかるので、せめてもっと目の細かい網戸にするか、アミ戸キンチョールなどで防備しないと、来夏も厳しいだろう。廊下は涼しかったので、部屋の換気を工夫するのもいいかもしれない。

アミ戸用キンチョール 450mL

そして、食事。
写真のようにいかにも旅館の、手の込んだ料理だが、残念ながらおいしいとは言えなかった。鯉川温泉旅館やマッカリーナの食事がおいしかったからかもしれないが、それだけではないだろう。
朝食はバイキングで、アイテム数も少なかったし、むろんたいした味ではなかった。特に朝食は会場も狭く、料理を載せたトレイも必然的に小さいものになり、肉じゃがやソーセージなど数点と、ビニル袋から出した漬物・塩辛物数点、それにサラダとヨーグルトでおかず類はおしまいだった。あとはご飯かパン、そしてドリンクだ。ただし、オムレツはコックがその場で調理してくれていた。
洋食を食べたかったのだが、パンは食パンだけ(バターロールやクロワッサンはない)、おかずになるのはオムレツとベーコン・ソーセージ、サラダくらいである。

これでわかるように、食事を軽視していると思える。レストランが狭いなら、セットした和朝食・洋朝食を提供したほうがかえっていいのではないか。あるいは板前の腕や食材の質も影響しているだろう。1泊15000円前後なのだから、最低でも「可もなく不可もない」味を提供するべきであろう。

これはそれなりの設備の宿だからこそ、こう希望するのである。

では、温泉
温泉・お湯は文句なしにいい。大浴場は洗い場は仕切りで区画されており、シャワー・からんが完備。支笏湖に面した露天風呂は爽快だし、支笏湖と水門でつながっている天然露天風呂も秘湯感があふれている。シャンプー・ボディソープは炭と馬油の2種類ある。

そしてホスピタリティ
これもいい。仲居さんの顔を思い出すと、上の指摘が申し訳ないくらいだ。お湯や立地やホスピタリティがいい旅館だからこそ、残念な点を改善して欲しい。熱帯夜を北海道で味わうなら、リピーターはない。

北海道:丸駒温泉 丸駒温泉旅館
〒066-0287 北海道千歳市幌美内番外地

大正4年創業湖畔の一軒宿。支笏湖の北岸恵庭岳の麓の一軒宿。天然露天風呂は湖とつながっており、湖の水面と湯面が高さが同じという特色を持ってます →◆JTBの動画を見る

PHOTO:Jalan

地図 
     
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| 旅行・鉄道 | 19:35 | comments(0) | - |


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