バナー広告はアフィリエイトです。


CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
Rakuten左






マウスコンピューター/G-Tune






MOBILE
qrcode
<< 大楽毛〜増毛 留萌 | main | 大楽毛〜増毛 札幌の夜 >>
大楽毛〜増毛 増毛駅です
20071114131214.jpg

12時55分、ついにゴールの増毛駅に着きました。太い増毛の文字に期待が持てます。

増毛駅に来るのは3回目。大楽毛駅が釧路市郊外の市街地の様相を示していたのに対し、増毛駅は増毛町の中心であるのに、寂れた雰囲気がひしひしと感じられ、それはそれで風情につながり、決して悪くはない。
マシケとは、アイヌ語のマシュキュニ=かもめの居るところ、の当て字とのことで、昔はニシンとともに無数のカモメがいたとか。正直なところ、増毛(ぞうもう)とはまったく関係ない。

増毛駅

しばし駅で写真を撮った後、昼食を食べに「まつくら」という食堂に入った。食事どころもいくつかあって、不便さはない。まつくらはてんぷら・寿司などがメニューに並ぶ、和食ならなんでもござれの食堂。すでに2組が食事をしており、さらに1組がやってきたので、町は決して寂れているというわけでもないだろう。
てんぷら定食をいただいた。

増毛では3時間ほど取材時間を用意してあるのだが、先に食事を済ませたのには訳がある。荷物を預かってもらいたかったのだ。増毛駅は無人でコインロッカーもなく、昔ならば待合室に大荷物を放置して町内を見学できたのだが、昨今は「不審物」と誤解されかねないし、パソコンも入っているかばんを放置するのはいかがなものかと思ったのだ。
食後、しばらく荷物を置かせていただけるようお願いすると快諾いただいたので身軽になって町内見物にでかけた。ありがとうございました。

まつくらのすぐ前に立派な石造りの豪邸があり、本間家の屋敷で今では資料館になっているとか。けれどもすでに冬季休館になっていた。その先に木造の国稀酒造が。本間家が経営する最北の作り酒屋で、建物は奥に深く、大きな酒造タンクを見物し、各種のお酒の試飲までさせていただいた。
あいにくお酒の習慣はないので買わなかったが。

国稀酒造

プラプラ歩き、港や郵便局を見て、望楼のある建物が気になったので行ってみると元陣屋とある。増毛町総合交流促進施設とサブタイトルがあって、かつて秋田藩の陣屋があった場所にウルグアイ・ラウンドの交付金を元に建てた豪華な町の施設だった。
映像と立体展示で町の歴史を公開しており、建物のもう一翼は図書館になっていた。

そして増毛厳島神社に参拝した。大楽毛神社同様、神に髪の願いをしたのだが、大楽毛神社同様、賽銭箱が不思議。祟りを覚悟して社(やしろ)の中にあった賽銭箱を撮影したが、床に埋め込まれている。まるで床下収納庫だ。札幌の北海道神宮は東京の神社と変わりない賽銭箱だったが、どういうことなのだろう。

というような感じで増毛町内を見学し、15時48分の列車に乗って札幌方面へと向かった。

増毛厳島神社

車中で、道中私の姿を撮影し続けてくれた山瀬学カメラマンよりCFカードを預かってパソコンに写真をダウンロードしたが、無性に眠くなり、ダウンロードは留萌まで続いたのだが、その後爆睡してしまって、留萌の次の大和田駅から記憶がない。
「おいしい仕事」とは言え、取材旅行でそれなりに気を使い、完了したがために緊張の糸が切れてしまい、どっと疲れが出たようだ。深川駅手前の北一已(きたいちゃん)駅まで寝ていたようだ。

深川では最新車両のスーパーカムイに乗り継ぎ、札幌駅へ出た。山瀬Cとはここで別れ、短いようで中身の濃かった大楽毛駅〜増毛駅の取材旅行が終わったのだった。

さて、神のご加護はあったのだろうか。
| AGA | 13:16 | comments(1) | - |


コメント
おつかれさまです。
なんか大変みたいですね。
無事に帰ってきてくださいませ。
お土産はイカそーめんかな。
| たなか | 2007/11/14 8:43 PM |
コメントする