2013.03.31 Sunday
LCCエアアジア 新千歳空港発の場合
先週の札幌出張には初めてLCC(格安航空会社)のエアアジアを使った。
東京(成田)と札幌(新千歳)との間にはジェットスターとエアアジアが就航している。
羽田と結んでいるスカイマークもLCCと言えるかもしれない。
行きの成田空港の様子はこちらに書いているから、新千歳空港の様子について書く。
結論は「わかりにくい」である。
時に、トラブルにもなっているのではないか。これはもっとも経営的に損であり、合理化・単純化・標準化してコストを削減するべきなのに、案内などの不備で質問やクレームを受け付けなければならないのは、損だ。
JR快速エアポートで新千歳空港駅に着いて、エアアジアの出発カウンターをめざすが、まず正面の案内表示にエアアジアがない。キョロキョロすると、脇の看板には出ていたので、その方面をめざす。エアアジアはANAの資本が入っているから、ANA側のカウンターであることは私には想像がつくけれども、一般の人にはどうだろうか。
出発カウンターは2階だから上にあがり、サインに従って左の端まで行けども、ジェットスターのオレンジ色のカウンターはあるけれどもエアアジアの赤がない。
やむなくジェットスターの係員に聞くと、いったん下に降りた1階にあるという。
なんだこりゃ。
最初からエアアジア出発カウンターは1階と案内して欲しい。
そこで鞄をゴロゴロさせながら1階に降りると、ジェットスターよりも小さなカウンターがあった。これは手荷物の受付カウンターで、あらかじめ機内預けの予約をしている航空券(プリントアウトした紙)を見せて計測・確認してもらう。
ちなみにこの航空券(搭乗券)はWEBチェックインをして発券している。
だが荷物の預かりそのものはここではなく、向かい側のANAのカウンターになるという。まずはX線検査機に通し、ANAのカウンターに持っていき、搭乗券を見せて預かってもらった。
再び2階にあがってANA側の入り口からセキュリティチェックに入るが、ここでもう一つ関門があって、エアアジアの搭乗券に赤丸のスタンプが押されていないと中に入れないと看板が出ている。
入口の脇に会議机があり、おねいさんが一人いるのでそこに搭乗券を見せると、バーコードを読んで確認し、スタンプを押してもらった。
これでわかったのは、手荷物を預けない客はそのまま2階搭乗口脇のおねいさんにプリントアウトした搭乗券にスタンプを押してもらい、中に入れるのだ。つまりあくまで出発は2階というわけ。
スタンプは、手荷物を預けた客にはそこで押したらいいと思うが、手荷物を預けない客もいる。しかしあの手荷物カウンターで全員が搭乗手続きをしてスタンプを押せば済むと思うが。
新千歳空港の搭乗口は搭乗券に「3」と手書きされ、3番へ行くとピーチアビエーションの搭乗がなされていた。ピンク色の服を着た若い係員が作業している。
しばらくしてピーチが飛んだと見え、今度はエアアジアの赤い服を着た若い係員が案内を始めたが、よく見たら1階で手荷物を受け付けた連中だった。チェックイン時間が過ぎたので搭乗案内にシフトしたのだ。頻繁に飛んでいるわけではないから、こうして人のシフトをして人件費を切り詰めているのである。
ところでエアアジアの機内持ち込み手荷物は56cm*36cm*23cm以内で私のゴロゴロキャスターバッグは厚みがあって23cmを超えてしまったので機内預けにした。有料で片道799円かかった。だが、搭乗ゲートに並んでいるほかの客の一部はあきらかに私のバッグより大きいのに持ちこんでいる。一人や二人ではない。
この管理の甘さを知った2回目からの客は大きくても平気で持ちこみ、いずれトラブルに進展し、余計なコストがかかるのは目に見えている。
搭乗口で2000円くらいの金を取るか乗せないかするべきだ。
乗り込みはバスではなくボーディングブリッジからだった。
帰りの座席は追加料金が不要の普通の席にした。足元は狭いがJAL/ANAと同程度の感覚だった。
定刻通りで快適で、文庫本1冊を読み終えた。
なおLCCのトラブルはネットにも多数掲載されている。
たとえば出発時間が急に繰り上がり乗れなくなる・運行そのものが中止になるケースがある。これはSMSで知らせてくれるらしいが、こまめにサイトをチェックして自己防衛するしかない。特に国際線の場合、海外にいる場合。
とにかくJAL/ANAでふんぞり返りたい人が乗ってはいけない。
バスは定刻に来ないのだから、それと同じで考えるべきだ。
東京(成田)と札幌(新千歳)との間にはジェットスターとエアアジアが就航している。
羽田と結んでいるスカイマークもLCCと言えるかもしれない。
行きの成田空港の様子はこちらに書いているから、新千歳空港の様子について書く。
結論は「わかりにくい」である。
時に、トラブルにもなっているのではないか。これはもっとも経営的に損であり、合理化・単純化・標準化してコストを削減するべきなのに、案内などの不備で質問やクレームを受け付けなければならないのは、損だ。
JR快速エアポートで新千歳空港駅に着いて、エアアジアの出発カウンターをめざすが、まず正面の案内表示にエアアジアがない。キョロキョロすると、脇の看板には出ていたので、その方面をめざす。エアアジアはANAの資本が入っているから、ANA側のカウンターであることは私には想像がつくけれども、一般の人にはどうだろうか。
出発カウンターは2階だから上にあがり、サインに従って左の端まで行けども、ジェットスターのオレンジ色のカウンターはあるけれどもエアアジアの赤がない。
やむなくジェットスターの係員に聞くと、いったん下に降りた1階にあるという。
なんだこりゃ。
最初からエアアジア出発カウンターは1階と案内して欲しい。
そこで鞄をゴロゴロさせながら1階に降りると、ジェットスターよりも小さなカウンターがあった。これは手荷物の受付カウンターで、あらかじめ機内預けの予約をしている航空券(プリントアウトした紙)を見せて計測・確認してもらう。
ちなみにこの航空券(搭乗券)はWEBチェックインをして発券している。
だが荷物の預かりそのものはここではなく、向かい側のANAのカウンターになるという。まずはX線検査機に通し、ANAのカウンターに持っていき、搭乗券を見せて預かってもらった。
再び2階にあがってANA側の入り口からセキュリティチェックに入るが、ここでもう一つ関門があって、エアアジアの搭乗券に赤丸のスタンプが押されていないと中に入れないと看板が出ている。
入口の脇に会議机があり、おねいさんが一人いるのでそこに搭乗券を見せると、バーコードを読んで確認し、スタンプを押してもらった。
これでわかったのは、手荷物を預けない客はそのまま2階搭乗口脇のおねいさんにプリントアウトした搭乗券にスタンプを押してもらい、中に入れるのだ。つまりあくまで出発は2階というわけ。
スタンプは、手荷物を預けた客にはそこで押したらいいと思うが、手荷物を預けない客もいる。しかしあの手荷物カウンターで全員が搭乗手続きをしてスタンプを押せば済むと思うが。
新千歳空港の搭乗口は搭乗券に「3」と手書きされ、3番へ行くとピーチアビエーションの搭乗がなされていた。ピンク色の服を着た若い係員が作業している。
しばらくしてピーチが飛んだと見え、今度はエアアジアの赤い服を着た若い係員が案内を始めたが、よく見たら1階で手荷物を受け付けた連中だった。チェックイン時間が過ぎたので搭乗案内にシフトしたのだ。頻繁に飛んでいるわけではないから、こうして人のシフトをして人件費を切り詰めているのである。
ところでエアアジアの機内持ち込み手荷物は56cm*36cm*23cm以内で私のゴロゴロキャスターバッグは厚みがあって23cmを超えてしまったので機内預けにした。有料で片道799円かかった。だが、搭乗ゲートに並んでいるほかの客の一部はあきらかに私のバッグより大きいのに持ちこんでいる。一人や二人ではない。
この管理の甘さを知った2回目からの客は大きくても平気で持ちこみ、いずれトラブルに進展し、余計なコストがかかるのは目に見えている。
搭乗口で2000円くらいの金を取るか乗せないかするべきだ。
乗り込みはバスではなくボーディングブリッジからだった。
帰りの座席は追加料金が不要の普通の席にした。足元は狭いがJAL/ANAと同程度の感覚だった。
定刻通りで快適で、文庫本1冊を読み終えた。
なおLCCのトラブルはネットにも多数掲載されている。
たとえば出発時間が急に繰り上がり乗れなくなる・運行そのものが中止になるケースがある。これはSMSで知らせてくれるらしいが、こまめにサイトをチェックして自己防衛するしかない。特に国際線の場合、海外にいる場合。
とにかくJAL/ANAでふんぞり返りたい人が乗ってはいけない。
バスは定刻に来ないのだから、それと同じで考えるべきだ。