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「医は仁術」特別展 国立科学博物館
上野の国立科学博物館で開催されている「医は仁術(じんじゅつ)」展に行ってきた。6月15日まで。

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江戸の医から、未来を眺める。というテーマ。それまでは祈祷や民間伝承に基づくしかなかった病気との闘いに、東洋・西洋から急速に医学が普及し発達した江戸時代の日本の医学を軸に、医学・薬学関係の資料展示で俯瞰する。
音声ガイドのナビゲーターはTBSのドラマ「-JIN-仁」で江戸時代にタイムスリップした医師を演じた大沢たかおが務める。
原作の漫画家村上もとか氏のコメントには「今では治せる病気でも江戸時代では多くの人が死んだ。作品の中だけでも救いたかった」とある。医学の進歩は目を見張り、今もiPS細胞の研究のように、日々進化している。STAP細胞はわからないが。

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解剖=腑分けは死刑囚の遺体を使っており、みんな首が切られている。当時は写真術ましてやカラー写真はなかったから、絵師がその場で彩色画を描いた。切った首の頭皮や頭蓋骨を剥いで脳を見たり、首なし遺体の胴体を開けたり、臓物をひっぱりだしたりと、かなりグロだが江戸時代の哀れな死刑囚の延長上に今日の医学の発達がある。

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幕末になると医学教育も発達し、産科のための練習用標本、木製だ。

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一本堂薬選。医学と並行して薬学も発達した。紀州の外科医花岡青洲が母と嫁を実験台に麻酔薬を開発したのは1800年前後であった。多数残されている青洲の資料から、彼が当時の(今も)医学界からあがめられていたのがわかる。

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外科用医療器具。母方の祖父は外科医だったため、診察室のガラスケースにはこのような器具が並べられており、子供心に不気味だった。

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現役時代の祖父である。当時は馬に乗って往診に行っていたため、地元の人々から「馬に乗った先生」と親しまれていた。

大和田盛雄

晩年の祖父。残念だが私はこういう老いた寝たきりの祖父しか記憶にない。
しかし現役時代の威厳と晩年の柔和な表情こそが祖父の人柄なのだろう。

大和田盛雄

そして21世紀の医学教育や発展に多大な貢献をしている3Dプリンタによる心筋梗塞を患った心臓の模型。これらが3Dプリンタで大量に複製され(だってプリンターだもん)、手術の検討や医学生の教育に役立っている。

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撮影禁止だったが裸眼3Dモニターと高速CTによる動く人体内部の動く3D映像はすごかった。これが伝送され遠く離れた場所の医師が指示をして、あるいは遠隔操作の内視鏡により離れた場所からの手術も可能になるのだろう。

タイムスリップではないけれども、もし生まれ変わったのなら私は医者になっていたい。その道を現実世界で歩まなかった(歩めなかった)のは不幸なのか幸いなのか。

  

| 日記・つぶやき | 18:28 | comments(0) | - |


御茶ノ水のランチ:炭の魂 串焼き
炭の魂秋葉原店は神田明神下交差点のすぐ北。この店に行けば昌平橋通りの妻恋坂⇔明神下の飲食店を全制覇したことになる。

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炭火焼、焼き鳥の居酒屋のようで昼は二毛作か。鶏肉メニューが多いので焼き鳥の仕入れを応用しているのかもしれない。

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店内は居酒屋らしく4人掛けテーブルが主体だが12時40分を過ぎて客が一巡して、再びパラパラとやってきたのは私を含めて一人客で、それぞれが4人掛けテーブルに一人ずつ座った。あとからグループがきたらどうなのかと、他人事ながら心配したけれども、来なかった。

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メニューには表の黒板のものがなく、それは壁にかかっていたので、照り焼き定食650円を頼む。

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あとから来た客が赤魚の粕漬け定食を頼んだらもう売り切れとのことで、回転も速いようだ。

若鶏の照り焼き定食、ど〜〜ん。

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小鉢が2つあって、これで650円は安いのではないか。

切られている鶏肉を一切れつまんで食べてみたら、意外、意外。
しょっぱくない。

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そもそも店の照り焼きはありもののたれがどっぷりで、かなりしょっぱいはず。しかしこの店の味付けはしょっぱいどころか、私でさえもちょっと物足りないと思うレベル。普通の客はしょうゆをドバドバかけてしまうのではないか。しかも備長炭で焼いているのだろう、ほどよい焦げ目と焼き具合がよくて、パリパリに仕上がっている。しかも肉自体は柔らかい。

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みそ汁の具は刻んだ揚げだけかと思ったら、もやしも入っていた。味も悪くない。

この店は値段も安いし味もいいから、夜もイケるのではないか。

| グルメ | 21:33 | comments(0) | - |


御茶ノ水のランチ:あきば食堂 定食
昌平橋通りをうろついていると、狭い路地の向こうに「あきば食堂」の看板を見つけた。

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近づいてみると、ボロボロの店だ。

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これはまずいかうまいか、まずくても文句は言えないし、偏屈おやじの出現率も高いけれども、入ってみるべきでしょう。

道路にドンと定食の看板。黒板にはかろうじてアジフライとか読める。

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ますます気に入ったので、入らないわけにはいかない。
のれんが風で裏返しになっているのは、おそらくデフォルトだろう。

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入ったら、狭い店に無造作に汚いテーブルが並べられており、それぞれに男たちが座っていたが、ひとつだけおばさんが食べているテーブルがあって、ここが空きそうなので軽く会釈して向かいに座る。

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メニューで丸囲みのアジフライ&オムレツ600円を頼んだら、それが日替わりランチだった。

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親父一人で調理から会計、ホール掛までやっているので時間がかかる。それでも皿とごはんと味噌汁と漬物の4点セットを時折運んでいるので、遅々として料理は作られている。

意味不明の扉が店内にあり、その向こうには何があるのだろう。
店内はとにかく汚く、帳簿類らしきものまで無造作に厨房との境のカウンターに置かれており、足が真っ黒な椅子は不ぞろい、灰皿はたばここそないものの真っ黒だ。たばこがないということは喫煙可なのに客が吸わないだけか。

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年季が入っている証拠に、壁に鏡が貼られており、それには「金沢町食堂さん江」とある寄贈されたもの。神田金沢町とは住居表示で外神田三丁目なった旧町名であり、それの鏡があるとは、昭和40年代から存在していたことになる。

ほどなくおばさんが食べ終わり、食器は放置。
しかし親父がアジフライ&オムレツを持ってきて、入れ替わりで下膳した。

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よくよく見ると皿はかなり手が込んでいる。アジフライが2尾。小ぶりだけれども揚げたてのアツアツ。タルタルソースまでついている。もちろんおいしい。新鮮なアジを使っている。冷凍ではないだろう。
しかもアジフライの下にはマカロニサラダがある。

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キャベツの盛りは定番だが、キャベツだけではなくカイワレダイコン、トマト、ワカメ、ほうれん草が仕込まれているのは恐れ入った。
かなりのこだわりで調理している。店こそぼろいし、場末の食堂と言われて抗弁はできないが、このオヤジは相当な腕と経験の持ち主のはずだ。

むろんどれもおいしい。
オムレツは卵を混ぜるカシャカシャの音が聞こえたが、その都度作っており、ふんわりしている。

秀逸なのは味噌汁。
具が多い。それも豆腐、ワカメ、長ネギ、小葱とあり、しょっぱくもなくダシの効いたおいしい味噌汁だ。器は汚いが。

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これで600円とは卑下していると思うけれども、たいへんありがたい。路地の路地のボロイ店だからこの価格でないと客が来ないのかもしれないけれども、味は見事だ。

会計時に親父に「かなりのこだわりで作ってますね、おいしかった」と礼を言い去ったが、親父は軽く会釈をするだけだった。

かっこいい。


| グルメ | 19:38 | comments(0) | - |


御茶ノ水のランチ:泰園 中華料理
どこの町にも「場末の中華料理屋」がある。泰園(たいえん)は御茶ノ水の場末、そしてそれは秋葉原の場末。神田明神下交差点に面している、三角形をした由緒ある建物だ。

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店内に入ると三角形の建物にテーブルがあちこちに並べられており、どのテーブルも人がいた。いたとしても4人掛けに一人で座っているのが大部分。そこで空いている席に先客に会釈をして座る。

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こういう店はほとんどがおじさんとおばさん、それも70代くらいの経営なのだが、入口わきのレジにいるあんちゃんは30代くらいでご子息なのだろうか。

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今日は時間がなかったので、すぐにできるだろうラーメンを頼んだ。530円。
壁を見たら半チャーハンとラーメンで680円。それを食べている男もいて、そっちにすればよかったかと思ったが、時間がないからラーメンだけのままにする。

わずかに空いた厨房との窓から、あんちゃんが「ラーメン」と、奥に頼む。

ラーメン着丼。
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典型的というか古典的というか、漫画に出てくるような正統派ラーメンだ。
味玉が半分乗っているのがこの店の特徴でありサービス。

縮れ麺をすすると、いかにものラーメン。
支那竹はしょっぱいし、チャーシューもしょっぱくて臭かった。
向かいの席の男はチャーシューメンをわざわざ頼んでおり、このチャーシューをたくさん食べるのか。

海苔はべちゃ。スープもややしょっぱく、すべてが期待を裏切らないラーメンだった。

机やいす、床も壁も年季が入っており、建物もろとも何とかしたほうがいいと思うが、これでバブル期を乗り越えたんだなぁと思うと、感慨も深い。


| グルメ | 20:29 | comments(0) | - |


御茶ノ水のランチ:たどん秋葉原店 焼肉丼
たどんは神田明神下信号の北。池袋にも店があるらしい。

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そもそもいまどき「たどん」を知っている人はいるだろうか。「店名の由来」にぐたぐた書かれているが、たどんとは燃料の一種で、炭を焼いたあとの灰を臼ですりつぶし、糊と粘土を加えて子供の野球ボール大に丸めた燃料である。近所に炭屋があり、幼いころその店のおじさんが空地でたどんをこねているのを興味深く見ていたのを覚えている。おじさんは手を真っ黒にしてたどんを作っていた。今はたどんなんてあるのだろうか。

券売機で名物らしいカルビ丼750円の食券を買う。L字カウンターのみの、男の客ばかりの店。空いている席に座り、食券を渡す。

カウンターにはツボがあり、小皿を渡された。ツボの中はキムチだった。

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カウンターから厨房を見ていると、かなり長くて薄い豚肉カルビをあぶっている。それをハサミで切りながら丼に盛っていく。一通り盛ったらタレをかけてできあがり。

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どこかで見た記憶があったが、東京チカラめしの焼牛丼だった。こちらの肉は豚だけれど。

食べてみると甘めのタレだけれども悪くない。チカラめしほど油ギトギトではない。
チチャの葉っぱで肉とご飯を巻いて食べる。これはイケる。

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最後にごはんが二口残ってしまった。肉プラスというちょっと高いメニューもあるようだ。
このご飯はキムチで食べた。

まぁまぁですかね。
| グルメ | 21:31 | comments(0) | - |


御茶ノ水のランチ:福の神食堂 ラーメン
神田明神男坂の階段を下り、昌平橋通りに出て横断歩道を渡ると、白いのれんが風にたなびく店があった。
あれ、こんなところにも店があったのかとみてみると福の神食堂とある。定食屋のような店名だが、ラーメン屋だった。

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この通りの飲食店を順番に食べていく趣向なので、今日はこの店になる。カウンターだけの店で券売機の奥の待合の椅子には男が3人座っていたが、順番に食べていくのだから、並ぶ。そもそもそんなに急いではいない。

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券売機では表の看板にも出ていた限定メニューの「冷やし煮干し中華そば」780円に味玉+100円、それに〆のごはん+100円も頼んで980円になった。実は分厚い財布を持ち歩くのが面倒になったので1000円札だけポケットに入れて出てきたのだ。

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カウンターはほどなく空いて座れた。見たら女の客は一人もおらず男ばっかりだった。
そして出てきた冷やし煮干し中華そば。冷やし中華の一種類かと思ったけれども、どんぶりに入っている。

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つゆもたっぷりで、澄んだしょうゆ色をしている。薄い鶏肉チャーシューとネギ、支那竹、三つ葉、そしてトッピングの味玉だ。
つゆはもちろん冷たい。麺も冷水で〆ている。

細麺を穿り出して食べてみると、冷やし中華のあの味ではないが、酢を使ったさっぱりしたスープに仕上がっている。煮干しがなせる味なのだろう。

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その味はこれまでに経験したことのない味といっていいだろう。しかもつゆはどことなくとろりとしており、これは酢豚みたいに片栗粉でとろみを出しているのかと思った。だが、小さく刻まれたオクラが乗っている。オクラのせいか。このとろみはなんともいえない不思議な味わいを、冷たいスープを別の次元に引き上げていた。

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さて、ほぐし鶏チャーシュー、刻み海苔、わさびの限定〆のごはん。

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これははずれだ。具も少ない、そもそも刻み海苔は数えられる。
わさびは鶏肉によく合うが、具の量を増やしてほしい。

塩そばやつけ麺などもあるので、機会があればそれらも試してみよう。
| グルメ | 21:09 | comments(0) | - |


SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の講師をする
毎年恒例にお話をいただいている、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の初心者向けの講座の講師をさせていただいた。

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ツイッター、ブログ、フェイスブックの、インターネットのCGM(コンシューマジェネレイテッドメディア)について、「話題は聞いているのでこれから始めたい、やってみたけれどうまくいかない、何がおもしろいのかわからない」といった初心者の方をメインに、登録の仕方や記事のアップの仕方、楽しみ方などを各1時間半に亘りお話しさせていただいた。

ツイッター
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ブログ
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フェイスブック
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2013年
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2012年
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服が同じなのはご愛嬌。今度買います。

こういう講演ではこちらも本当に勉強になる。
まことにありがたいことである。
2012年の初回では「そもそもツイッター、ブログ、フェイスブックってどう違うのか」という質問をいただき面食らったが、"友達"との関連性で分けてみた。だが、この質問主はおそらくインターネットって画面を一方的に見ることとしか思っていなかったのだと思う。自分から書き込んで情報発信をするなど、圏外だったのかと。

インターネットはもはや一方的に情報を得る、レガシーな新聞雑誌テレビなどの欠点、つまりマスコミの意図で情報操作をされている盲目な消費者ではなく、自ら能動的に情報を得る立場と武器を手に入れている。

そこまで突っ込んで話す場ではないのだが、その入り口を伝えることができたのなら喜ばしい。

今回、3年続いたし受講者もひところほどの数ではなくなったのでこの講座はおしまい。来年は違うネタで講演ができればと思っております。


| パソコン・インターネット | 22:03 | comments(0) | - |


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