2016.07.31 Sunday
東京ジャーミイ 代々木上原のイスラム寺院
今日は東京都知事選挙。晴れたり曇ったり雨が突然降ったりの不安定な天気だったが投票を済ませた。
そして傘を持って渋谷区大山町、駅でいうと小田急線代々木上原駅最寄にある東京ジャーミイこと、トルコ文化センターに行ってきた。小田急に毎日乗って、車窓から尖塔を眺めているのだけれども、行ったのは初めて。
ムスリム(イスラム教徒)でなくても自由に入れるので入ったら、二時半から説明をしてくれるとのことで、大勢が集まっていたから一緒に内部を拝見させていただく。
まずはロビーでこの地にイスラム寺院ができた由来や、日本とトルコの友好を示すエルトゥールル号の模型などで歴史のお勉強。ちなみにエルトゥールル号はトルコの軍艦で、1890年に明治天皇に拝謁にこの船で来た一行が、帰りに和歌山沖で台風のために沈没した事件があった。乗組員の多くが漁民によって助けられ、以後、日土の友好の証としていたが、1985年のイラン・イラク戦争の際、現地で足止めされてしまった日本人を日本に無事に送り返すため、この事件での日本への恩を引き合いに、日本政府の救援機が来ないのに、トルコ航空の飛行機で送り出してくれた、涙が出る実話があります。左の「海難1890」はその史実をもとに昨年公開された日土合作の映画のポスター。
1階ロビーではトルコの工芸品なども売られている。
いよいよ二階の礼拝所に登るけれども、その前にウドゥの施設を拝見。日本の神社の手水に当たり、礼拝の前に手足を洗って清める場。
二階には見事な回廊があり、建築素材はすべてトルコから運んだ由。
そして礼拝所の入口の木のドアも精巧な彫刻が施されている。ノックは3回が礼儀だそうです。
内部はドーム状になっており、床はフカフカのじゅうたん張り。とてもきれいで、キリスト教寺院とはまた違った美しさ、荘厳さがある。
そしてこちらが正面の、祈りをささげるメッカの方角。
サラート(礼拝)の実際を、紹介してくれたが、左はソマリア出身のイギリス人、前はパキスタン人だそうです。肌の色や出身は違っても、ムスリムはすぐに仲良しになる。
東京ジャーミイは以前から姿や名前は聞いていたけれども、行ってよかった。土日の午後2時半から日本語による説明が開かれるので、興味があればぜひ行ってください。勧誘などは一切なし。観光気分で構いませんが、宗教施設のため一定の礼節は必要です。
そして傘を持って渋谷区大山町、駅でいうと小田急線代々木上原駅最寄にある東京ジャーミイこと、トルコ文化センターに行ってきた。小田急に毎日乗って、車窓から尖塔を眺めているのだけれども、行ったのは初めて。
ムスリム(イスラム教徒)でなくても自由に入れるので入ったら、二時半から説明をしてくれるとのことで、大勢が集まっていたから一緒に内部を拝見させていただく。
まずはロビーでこの地にイスラム寺院ができた由来や、日本とトルコの友好を示すエルトゥールル号の模型などで歴史のお勉強。ちなみにエルトゥールル号はトルコの軍艦で、1890年に明治天皇に拝謁にこの船で来た一行が、帰りに和歌山沖で台風のために沈没した事件があった。乗組員の多くが漁民によって助けられ、以後、日土の友好の証としていたが、1985年のイラン・イラク戦争の際、現地で足止めされてしまった日本人を日本に無事に送り返すため、この事件での日本への恩を引き合いに、日本政府の救援機が来ないのに、トルコ航空の飛行機で送り出してくれた、涙が出る実話があります。左の「海難1890」はその史実をもとに昨年公開された日土合作の映画のポスター。
1階ロビーではトルコの工芸品なども売られている。
いよいよ二階の礼拝所に登るけれども、その前にウドゥの施設を拝見。日本の神社の手水に当たり、礼拝の前に手足を洗って清める場。
二階には見事な回廊があり、建築素材はすべてトルコから運んだ由。
そして礼拝所の入口の木のドアも精巧な彫刻が施されている。ノックは3回が礼儀だそうです。
内部はドーム状になっており、床はフカフカのじゅうたん張り。とてもきれいで、キリスト教寺院とはまた違った美しさ、荘厳さがある。
そしてこちらが正面の、祈りをささげるメッカの方角。
サラート(礼拝)の実際を、紹介してくれたが、左はソマリア出身のイギリス人、前はパキスタン人だそうです。肌の色や出身は違っても、ムスリムはすぐに仲良しになる。
東京ジャーミイは以前から姿や名前は聞いていたけれども、行ってよかった。土日の午後2時半から日本語による説明が開かれるので、興味があればぜひ行ってください。勧誘などは一切なし。観光気分で構いませんが、宗教施設のため一定の礼節は必要です。