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種村直樹氏 墓参と花見
東京の桜は散り始めた。
毎年、小金井公園で開催していた花見を、今回は種村直樹氏の墓参をかねて、墓所で花見となった。花見が先か墓参が先か。

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十数人が集まり、それぞれが手を合わせる。

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墓所の桜は散り始めというもののまだまだ見ごろで見事だった。

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色の濃い桜も多くて、バランスがとれている。種村氏もさぞお喜びだっただろう。

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墓参後、居酒屋に場所を変えて、日のあるうちから飲む飲む。
それにしても、白髪巨腹の老人同士の、再雇用がどうたらこうたらの話題ばかりである。

フレンチフライは鰹節がかかっており、初めての味わい。

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料理はどれもおいしい上に、おねいさんがみな美人である。この店はエライ。

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卵黄つくね。黄味がとても濃厚だ。
黄味だけ食べた人とつくねだけ食べた人がいて、両方をミックスしてさらに食べた。

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「旅と鉄道」の芦原伸氏が、鐵道読み物アンソロジー「鉄道エッセイコレクション」を出版し、種村直樹氏の文章も乗っているとかで1冊いただいた。北川クン、活躍しています。



明るいうちからすっかり出来上がってしまい寝に帰った。
種村氏は死してなお弟子たちを走らす。それもさすがで見事だ。

  
| 日記・つぶやき | 20:49 | comments(0) | - |


私が祖父なら今日死んだ
祖父の生年月日と没年月日を私に当てはめると、私は今日死んだ。

祖父はかくも短い人生だったのだ。
しかしその人生はとてもマネのできない濃密で崇高なものだったと思う。
それに比べていかに自分が愚かしく、何もできない、成しえない人生だったのかと、忸怩たる思いと、これまでの取り返すことのできない時間への後悔ばかりが募る。

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祖父の学歴も、職歴も、社会的地位も、いや、そんなものよりも人望も、どれ一つとっても超えるどころか近寄りがたく、祖父を思い起こせば、自分の情けなさだけが増幅される。

今から修行をしたところで、勉強をしたところで、祖父を超えられるものはない。もはや何もできないのはわかっている。だから悪あがきをしないで、粛々と生きるのみが祖父と並ぶことだと思う。

祖父は急死だった。
祖父の死の様子は、当時学生で同居していた叔父がしたためている。主語の「私」は叔父である。

私がただ一人、食事する部屋で勉強していたら、「どすん」という音がしてうめき声が聞こえてきた。すぐにトイレにかけつけると、父が後ろに倒れ大きな声を出している。隣の部屋で寝ていた兄も飛び起きて来て、私が頭、兄(私の父)が足の方を抱え、父を布団まで運んだ。トイレを出たときにがくっと力が抜けたので、そのときに心臓が止まったのではないかと思う。母もすぐに起きて、まずは医者をというので義姉(私の母)と私が未明の町に飛び出し近所の広島出身の年寄りのお医者さんを起こした。すぐに来てくれたが、「余程ひどい脳内出血でしたね」と言い、ご臨終であることを告げた。

私の母によれば、死の前日も私を連れて近所のパン屋、大英堂(現存しない)に行ってパンを求めていたそうだ。祖父は初孫の私を溺愛しており、私といるのが何よりも好きだった。大英堂に祖父が亡くなったことを告げたら「あら、先日も坊ちゃんといらしたのに」と驚いていたそうだが無理もなかろう。

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私は祖父が死んだ歳になり、周囲では仲の良かった馬場浩士君が50歳で急死したし、兄貴として頼っていた小室周也さんも闘病生活の末亡くなった。一緒に遊んだり相談したりする人が続けざまに亡くなった。"老後"は彼らと旅行をして遊ぼうと思っていたのに、早くも叶わぬ夢となった。
なぜ彼らが死んで私が生きているのか、自問自答する。神が与えている私の愚かしい命は、何のためにあり、何をするべきか残すべきなのか、私にはわからない。
死が身近になったし、それよりも、自分も急死するのではないかと不安が募る。

私の命は、自分の好きなことをするためなのか、家族を守ることなのか、仕事や生活を通じて世のため人のために尽くすことなのか、何のために生きているのだろうか。
生の意味を反芻するが答えは見つからない。

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祖父がもう少し長生きしていればどんなことをしたのだろう。
物心の付く小学生のころまで祖父が生きていたなら、口うるさい祖母の盾になってくれたかもしれないし、逆に祖父から怒られたり老人特有の情けない姿を見せられたりで嫌悪したかもしれない。勉強を見てもらったり、プラモデルつくりを一緒にしてくれたかもしれない。
私にはまだ孫がいないし、いたら命の考えも変わるかもしれない。孫が生きがいになる日は来るのだろうか。

祖父の葬儀に使われた遺影で祖父はカメラを向いていない。
「おじいちゃんはおまえを見ているんだぞ」と、父が教えてくれた。

| 日記・つぶやき | 20:05 | comments(0) | - |


お茶の水のディナー:カギロイ 味噌料理
職場の前の席の女子が退職してカナダに語学留学することになった。その送別会を、彼女の母校でもある明治大学裏のカギロイで開催した。

カギロイは味噌料理の店。

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和室とカウンターの店。蔵造りのレトロな建物で3階まである。

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三階から下が臨めて、本当に家として利用されていたのだと思う。

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味噌が三種類並んでいるが、魚などとブレンドされており、これだけでおいしい。
味噌はしょっぱいイメージがあるが、この店の味噌はそんなことがなく、どれもおいしくて素直に食べられる味噌だった。

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なにはともあれビールでしょ。今日の東京地方は20度以上ある暑い日だった。

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まずは前菜の嘗め味噌有機野菜。どれもが珍しい野菜で、しかもおいしい。三種類の味噌をつけてそれぞれの味でいただく。

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突出しは魚と味噌の和え物。魚はさほど主張していないので、味噌として野菜につけても大丈夫だ。

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玉子焼き。

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筍。

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和牛ハンバーグ。この時点で白いご飯が欲しくなった。
このハンバーグは3人前でどうやって3つに分けるかが問題である。中央から120度ずつ放射状に切るといいのだが、そうはならなかった。

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西京焼き。タラだろうか。
ハンバーグの味噌を残しておいてそれをつけて食べるんだった。

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〆の味噌汁と焼きおにぎり。

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デザートがあるかと思ったらなかった。味噌プリンとか味噌アイスクリームとか、あってもよさそうだ。

何はともあれ、女子の前途に乾杯。半年のカナダトロントの留学らしいが、日本語台湾語そして英語のトリリンガルになって、再び日本で活躍してほしいと祈るや切。

カナダ、行ってみようかな。

| グルメ | 23:01 | comments(0) | - |


皇居乾通り一般公開 桜満開
東京の桜が早くも満開を迎え、皇居の乾通りが一般公開されている。秋の紅葉時期にも公開されることがあり、とてもきれいだったし普段は入れない場所なので、重たいニコンD810をかついで行ってきた。

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坂下門から入るが長蛇の列。外国人も多く、DJポリスは英語でも誘導している。
荷物検査とボディチェックをして中に入る。

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がきれいにみられる場所は都内でもほかにいくらでもあるが、皇居の中というのがユニークだ。

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石垣と桜のコントラスト。弘前城も金沢城も、地方の城でも桜がきれいなところはいくらでもある。しかしやはり石垣と桜の対比はぜひ写真に撮りたいものだ。

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一本桜のように周囲から孤立している桜もある。

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長屋と桜。この長屋は下級武士の控えの間なのか住まいなのか。

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江戸城はわずか50年しか天守閣がなかったそうだ。でも白壁と石垣と桜はよく合う。

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全体的に白っぽい桜が多いが、一部、ピンクの花を咲かせている桜もあった。こちらのほうがきれいだ。

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道灌濠。池と桜もいい雰囲気だ。

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黄色い花と桜。

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しだれっぽい桜と石垣。

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白とピンクの桜が仲良く並んでいた。若干の逆光に映えて美しい。

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大きな枝ぶりの桜と石垣、そして背後の近代的なビル。

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乾門から出たが、最後にひときわピンクの桜が見送ってくれた。

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都内では新宿御苑や小石川後楽園など、桜が美しい庭園はまだまだある。ちまちま、行って写真を撮ろう。

| 日記・つぶやき | 20:41 | comments(0) | - |


東京の桜、満開
東京地方はようやく春らしい温かい天気になり、ニコンD810をぶら下げて近くの遊歩道まで散策に出かけた。が植樹されているのだ。満開と言っていいだろう。

この遊歩道は用水路が暗渠になっている。子供のころは用水で護岸がなされており、近くの工場から汚水が垂れ流されていた。もっと前は川だったようだ。暗渠になり、散策路として生まれ変わった。同級生の家もあった工場の大部分は移転か廃業した。

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左のマンションには有名人が住んでいる。

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桜はピンクのイメージが強いが、ここの桜はかなり白い。ほとんど白と言ってよい。

植物の名前に疎くて恥ずかしいが、可憐な花が咲いている。

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考えることは皆同じでかなりの人出で、人が映りこまない写真はまず撮れない。

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幹から直接生えているように見える桜の花。
露出補正をしてアンダー気味にして、幹をもっと黒く表現するとよいと思う。

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近くの民家のピンク色の枝垂桜を交えての撮影。

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別の民家からは緑っぽい花を咲かす木が満開だ。

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まだ椿の花が落ちずに残っている。

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すっかり春めいたが、花粉がまだ飛んでおり目はしょぼしょぼでくしゃみ連発。
マレーシアでは花粉症は発症しなかったので、避暑ならぬ避粉に行くほどの金持ちになりたいが、今日も涙目の日々である。

| 日記・つぶやき | 12:23 | comments(0) | - |


JAL国際線でシェイプ・オブ・ウォーターを鑑賞
マレーシアは真夏日だが日本は冷蔵庫か。世界は広い。

さて、国際線機内の映画サービスは、日本未公開や公開直後の映画も見られるのでそれが楽しみだ。

アカデミー賞作品賞などを獲得した「シェイプ・オブ・ウォーター」が早くもリリースされていたので早速視聴した。


1962年の米ソ冷戦時代、政府の極秘研究所で清掃婦として働くイライザは耳は聞こえるけれど口がきけない。
そして彼女はとんでもないものを見てしまう。
南米アマゾンで神のごとくあがめられる不思議な生物、半魚人が捕獲され、鎖につながれて飼われていたのだ。



奇妙な姿であったがイライザは彼に惹かれていく。彼との間に言葉は必要なかった。
ところが半魚人は解剖されることになり、イライザは同僚のゼルダや隣人のジャイルズ、謎を秘めた科学者のホフステトラー博士らの協力で、半魚人を研究所から外に出す。それを追う警備員のストリックランドの異常な執念。



テーマは「美女と野獣」につながると思う。姿かたちの違いや美醜とは関係なしに愛し合う尊さだ。
イライザ役のサリー・ホーキンスが美女でなく口もきけない設定も、この作品の魅力を増している要素だろう。

  
| 映画・テレビ | 14:47 | comments(0) | - |


クアラルンプールのランチ:KINKIN 建記辣椒板麺 パブリカフードコート
MATTAフェアが開催されているPWTC周辺は飲食店はあるにはあるけれど、あまり恵まれた環境ではない。
そこで駐在員がパブリカフードコートまで連れて行ってくれた。

特に駐在員たちがはまるのがKINKIN建記辣椒板麺(キンキン・チリパンミー)という。

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平たいきしめん状の麺に、具は半熟玉子、揚げ玉ねぎ、カリカリ煮干し、豚の揚げ脂、そしてドライチリをごちゃまぜにして食べる由。

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これで9MYR、270円程度だ。油そばではないけれども、スープのないドライな麺料理。チリの量で辛さを調節できる。

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日本人の間で絶大な人気らしい。特別においしいというものではなかったが、もちろんまずいものではなく、珍しい味が楽しめた。

そしてこれだけでは足りないだろうと、安邦樂園鶏飯店のチキンライスも1セット頼んでくれた。

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こちらはシンガポールでもおなじみで、日本でも食べられる。鶏肉はやわらかく、こちらでは珍しく骨のない肉だけの料理であった。たいてい、骨ごとぶった切りにしてあるんだけれど。

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それぞれにスープがついたけれども、チキンライスのほうが濃厚な鶏の味がした。
ごちそうさまでした。

こうして3日続いたMATTAも終わり、ヘロヘロになったがやはり終わると充実感があり、また仕事をしてもいいかなぁと思うのだけれど、もうそろそろいいでしょう。潮時ってのがありますから、するにしても違うアプローチでやっていきます。
| グルメ | 22:29 | comments(0) | - |


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