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大家さんと僕 カラテカ矢部太郎著 手塚治虫文化賞短編賞受賞
ガリガリで冴えない芸人の矢部太郎(カラテカ)が、住んでいる家の大家さんとの交流を描いたマンガ「大家さんと僕」で手塚治虫文化賞短編賞受賞を受賞した。これは芥川賞の又吉直樹みたいに年末の紅白歌合戦のゲスト審査員に選ばれるかもしれない。

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週刊新潮に連載されているマンガで、矢部太郎が漫画を描くのは初めてとの由。絵はいわゆるヘタウマだが、ストーリーの間の取り方が絶妙だ。ここはさすがに漫才師だと思う。

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あまり売れていない、いじられ役の矢部太郎は、一軒家の外階段で上がる二階に引っ越してくる。大家さんに挨拶をすると「ごきげんよう」と返事が返ってくる上品な老婦人だった。もちろん矢部のことは知らないが、不動産屋からテレビに出ている人と聞かされており、俳優と勝手に勘違いしてくれている。

大家さんは何かと矢部に気を遣い、お茶に誘ったりしてくれて、そのうち親しくなり、一緒に九州まで旅行をしてしまう仲だ。

ストーリーはほぼ実話で構成されていると思う。
「終戦の年に17歳」という大家さんは昭和3年(1928)生まれで今年90歳になるはずだ。「マッカーサーがタイプだった」「入院先の病室で患者の老婆同士が軍歌を歌う」などと、なにかと昔の話が出てきて、それが矢部とのギャップになり、そこに笑いとペーソスが生まれる。もう先がないという会話ばかりで矢部はどう答えてよいかわからないが、大家さんは頭ははっきりとしており、昔のことはよく覚えている。今のことは何も知らない。

大家さんは短い間結婚していたことがあるらしいが、子供はおらず二階に住んでいた兄は他界して、今はときどき親戚やヘルパーさんが見える程度。だから兄の部屋だった二階に住んでいる矢部がもっぱらの話し相手だ。

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ほのぼのとした大家さんの性格に、これまたほのぼのとした矢部の性格が入り混じって、ほかでは得られない人と人との情が生まれている。

昔はこういう間借り人と大家との交流も多かったと思うが、今ではすっかりビジネスライクなアパート経営になってしまった。
矢部太郎と大家さんの交流がいつまでも続くことを祈って止まない。

  
| 読書 | 20:50 | comments(0) | - |


お茶の水のランチ:やまだ 中華料理
関東地方の梅雨が明けました。観測史上最も早い梅雨明けだそうです。
暑い暑い。

お茶の水のランチシリーズ最終章はどこにしようか迷ったが、どこの町にも汚くて狭いけれども人々に愛され、安くておいしいと評判の、場末の中華料理屋がある。場末は悪いイメージだが、町はずれ程度の意味だ。
しかしお茶の水は駅前にある。それが<やまだ>だ。

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食品サンプルの蝋細工から逝ってしまった昭和感アリアリだ。
ところで、やまだでは定食ばかり食べていた気がする。たいていは餃子定食で、もう一つはレバニラ炒め定食、A定食はなんだかわからないけど670円と安かった。マーボ豆腐定食も食べたと思う。しょっぱかった。

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しかし麺類を食べた明確な記憶がないので、今日は麺類を食べることにした。
肉そば700円が目に入ったのでそれにしたがあとでうまにそばがあるのに気付いた。ここは前払い食券方式で、その食券もカラフルなプラスティック片なので、いまさら変えようがない。

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筍とたぶん豚肉の細切りの肉そば。スープは醤油ベースで、どうしてもしょっぱい。もう少し塩分が少ないとおいしいと思うが、このしょっぱさが場末の中華料理屋たる由縁だ。

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しょっぱいのは仕方ないので、もくもくと食べる。麺は普通の太さで、歯ごたえも味も良い。スープはちょっととろみがついており、具との相性もいいけど、しょっぱい。

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全部食べられるだろうか。周囲では残していく人も多かった。しかし一方で大盛りを頼む人もいる。人それぞれだが、残すのは後ろめたい。

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結局、麺と具は完食した。
ごちそうさまでした。これが御茶ノ水の味ですね。

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梅雨明けの御茶ノ水駅聖橋口は真っ青な青空に映えていた。駅の工事が始まって久しいが、いつになったらできるのかわからない。明治大学に近い新宿寄りの御茶ノ水橋口のほうが先に竣工とのうわさを聞いた。
新しい駅舎を私が観る日は来るのだろうか。
| グルメ | 19:17 | comments(0) | - |


お茶の水のランチ:竹や うどん
竹やはアド街ック天国にも出てきた界隈では有名なうどん店で、昼はたいてい行列ができる。

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店内は奥行きがあって広いが、すぐに満席になり、今日も12時前に列ができていた。たいしたものだ。

ここはきつねうどんが大きな油揚げでお勧めだけれど、今日はカレーうどんにした。それも+100円で海老天カレーにした。1100円なので、単なるカレーうどんが1000円ということになり、これは高いのか安いのか。

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カレーうどんは前の職場のあった目黒にあるこんぴら茶屋が一番と思う。カレーうどん専門店もいくつかあるけれど、それでもこんぴら茶屋のカレーうどんが一番だ。

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海老天カレーは小ぶりな海老の天ぷらが5尾も入っている。放射状にレイアウトされた海老。ということは普通のカレーうどんはどうなっているのか。この海老天がないだけならば、この5尾で100円ということになってこれは安い。

カレーのダシはとんがった刺激的な辛さはない。むしろココナッツミルクのタイカレーに近い味わいだ。
しかしそれでも奥深い味わいでおいしいカレーうどんだ。
麺はどちらかと言えば細めで、コシもあって文句ない麺。おそらくほかのうどんも同じ麺を使っている。

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海老天はプリプリ。5尾をバランスよく食べるようにした。うどんうどん海老天うどん…。

今日も蒸し暑い真夏日の東京であった。
| グルメ | 20:46 | comments(0) | - |


お茶の水のランチ:田幸 居酒屋・定食
台風一過みたいな日差しがまぶしく蒸し暑く風が強い東京地方。
いよいよ御茶ノ水のランチシリーズも終章を迎えようとしており、最後は田幸と思っていた。ランチは定食1品しかなく、ボリュームたっぷりでおいしく、界隈で一番の評価をしていたのだ。

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特に金曜日はハンバーグと海老フライという豪華二本立てですぐに満席になっていた。だから今週29日の金曜日もこのメニューならいいなと思っていたが、もう一つのパターンである五目ちらし寿司とおでんなので、前まで行ってメニューを確認したのだからと、そのまま入った。

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今日はマスターのハッシュドビーフと帆立のクリームコロッケライス トマトと野菜のスープだ。ハッシュドビーフならいいだろう。

厨房では相変わらずのやり取りで、チームワークがとれているのかいないのかわからないけれども、取れているのだろう。

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このメニューは仕込みが大変と思うが、現場調理は簡単なほうだ。
おばさんがごはんの量を聞いて盛り、ハッシュドビーフをかけてコロッケを載せれば出来上がり。

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そして野菜スープは白菜、大根、玉ねぎなどがたっぷりすぎるほど入っているトマトスープ。かなり神経を使ってアクをとったりしている。

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ハッシュドビーフ(ハヤシライス)と野菜スープの見事な組み合わせだ。

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ハッシュドビーフは酸っぱさが感じられたが、これはワインがたっぷりだからだろう。ほかの客も口々に「ワインが…」と言っている。トマトスープは具の野菜のうまみや甘みが出ており、トマトは逆に控えめ。酸味も少ない。これだけでも十分なごちそうになっている。

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そしてホタテのクリームコロッケはホタテ感は少ないが、クリームの具合もゆるすぎずキツすぎずのいい感じ。味も濃くなくておいしいコロッケだった。

これで900円は安い。
帰り際に挨拶をして「界隈で一番だった」とお礼を言った。

そして神田明神に。桜の葉の新緑と赤い門、青い空のコントラストがまぶしい。

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看板を見たら女の本厄は昭和61年生まれの数え年33歳かよ。

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だったらお賽銭も33円にしよう。

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これまでのお礼とさらなるお願いをして、あとにしたのだった。
| グルメ | 22:06 | comments(0) | - |


南大沢のランチ:ゴールドラッシュ 東京ミートレア GOLD RU$H 南大沢店 ハンバーグ
朝、1時間ほど異国の打ち合わせをして、といってもほとんど鉄道がらみの話ばかりしていたが、それを終えて昼前からクルマで買い物に出かけた。
これって働き方改革なのか、単なるクビか。わからんがのびのびと開放感があっていいな。

目指すは三井アウトレットパーク多摩南大沢。まさに「行きつけ」のアウトレットだ。
会員カードで3時間無料で駐車できるので、まずは隣にある東京ミートレアにランチに行く。

ここはラーメン共和国がラーメンばかりの複合飲食施設であるように、肉料理の複合施設。カレー、ハンバーグやステーキ、肉そば、焼肉などの店が連なっている。しかし退店した店も多く、今日は平日だからと思うが、ランチタイムも客がまばらで、できた当初の大混雑が懐かしい。

うろうろと店を選んで、ハンバーグのゴールドラッシュ(GOLD RU$H)にした。

ハンバーグの量の大小のほか、チーズを載せたもの、トマトを載せたものなどの亜流があったが、ハーフ&ハーフという、小ぶりなハンバーグとチーズハンバーグが鉄皿に載っているものを選んだ。

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ライスかパンを選べ、ドリンクが1杯無料で、自分で好きなものを1杯だけ選べるのでペプシコーラにした。

ハンバーグは鉄皿でジュージュー状態で届き、「紙ナプキンを広げて半分を机の上に置いて、もう半分で体を守ってください」というので、そうした。よくある油はねが服に付くのを防ぐやりかただ。
しかしジジイの手だから指先が渇いて紙ナプキンを広げられず、コーラの紙コップの表面についた水滴で指を濡らしてようやく紙ナプキンを広げられた。
店員さんは鉄皿を持っている間、熱かっただろう。

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ハンバーグは塩分が濃いものの、おいしい。チーズは特にしょっぱいが、鉄板で焦げたチーズがほどよいカリカリ感でそれがよかった。
ベイクドポテトもおいしく、実は以前も入ったけれども正解な店と思う。

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次いで三井アウトレットパークでお買い物。
平日の昼間のためか、土日の大混雑がウソのように空いていた。

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他人がいると競って買うような雰囲気が生まれるが、平日は空いててのんびりして、落ち着いて買い物ができた。

さらにコストコ多摩境倉庫店に。ここも行きつけで、ほかにもコストコは首都圏に多数あってあちこち行ったけれども、ここがホームだ。

コストコではときどきヘンなものを売っているが、これは洋式便器の前に置く足置き台。最初は何かと思ってしげしげと眺めてしまった。

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つまり、洋式便器は腰と足が90度なので踏ん張り力が足りないが、この足置き台に足を置いて足をあげ、和式の体勢にすれば足が70度くらいの鋭角になって踏ん張り力が増して、ウンコが出やすいという。
それはわかったが2個セットって何。トイレが2つ以上ある豪邸用か。それともこんなものをママ友と買って分け合うか。よくって嫁の実家と分けあうところだろう。
| グルメ | 21:07 | comments(0) | - |


お茶の水のディナー:パスタブルーベリー
だいたい送別会となるとこの店になる。二階を貸し切れば、というか8席しかないのだけれども、貸し切ってちょうどよい広さなのだ。そして料理もパスタ・ピザを主体として意外とおいしい。



まずはキンキンに冷えたビールですね。ジョッキも冷えている。



枝豆とサラミ、ハムのつまみ。



サラダは海苔が利いている。



チーズの盛り合わせ。なぜかポテトサラダが付いている。



小芋とソーセージの炒め物。



そして、出ましたピザ。これは桜エビと水菜のピザだ。
皮が薄くてパリパリでおいしい。



ポパイスパゲッティ。言うまでもなくほうれん草が具になっている。



もう一つはナポリタン。べとべとのナポリタンがスパゲッティの基本だ。



なんだかんだであっという間だったと思う。そしてこの歳になっていい仕事をさせてもらったと感謝している。
しかししょせんあの会社はあの会社。最初から最後までああだった。それも今となっては楽しみの一つだ。

今後のビジョンはいろいろあるようだけれど、従来のコアコンピタンスを活かしながら、余計なものには手を出さないで、身の丈に合った経営をしていってほしい。
ありがとうございました。

| グルメ | 22:18 | comments(0) | - |


TWILIGHT EXPRESS 瑞風 外れる
JR西日本のTWILIGHT EXPRESS 瑞風ツアーデスクから封書が届いた。
そういえばネットで瑞風のツアーに申し込んだのだった。JR西日本自慢の超豪華特急で、4月に柳井駅に停まっているのを見たことがある。
どうせ外れるし、当たっても数十万円を出すのはキツイ。

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しかし当たってしまったのか。恐る恐る封筒を開けると落選通知だった。ご丁寧にイラストの描かれた絵葉書も添付されている。

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言い換えると、コストのかかる落選通知を出すほどに儲かっているということだろう。キャンセル待ちにも選ばれなかったというが、かなりの応募倍率、当選確率なのだから、そんなものは選ばれるわけがなかろう。

そして大判な豪華な封書も届いた。

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なんと次回の申込書一式で、何度も応募している人は当選確率を優遇するという。

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社長のご挨拶状。

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瑞風の概要。このパンフレットだけでも分厚い用紙を使っていてお金がかかっているのがわかる。

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そしてツアーの日程表と申込書、申込封筒まで入っていた。

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もう一度申し込もうか。
実は、金はともかく、旅行をしたい熱が急速に冷え込んでいるのだ。
毎月のように飛行機に乗り、鐵道に乗り、バイクに乗っていたあのころが懐かしいし、別人かと自分で思う。
| 旅行・鉄道 | 18:17 | comments(0) | - |


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