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マウスコンピューター/G-Tune






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グーグルマップのARライブビュー
グーグルマップは旅程の作成や、スマホを使って経路案内をしてもらったり、とても便利だ。
先月から順次スマホアプリにARライブビューという機能が加わった。今のところベータ版だ。

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これは徒歩モードで経路探索をしたときに、実際のカメラ映像に右だ左だと、どちらの方角に行けばよいのかを示す機能。

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通常は地図にルートが案内されるが、

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ARライブビューは、交差点などで実際のカメラ映像の上に矢印が出て具体的にどちらに行けばよいかを示す。

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ゆっくり歩いているとGPSや加速度センサーが正常に働かず、大きな交差点などでどちらに行けばよいか迷うことがあるが、ARライブビューはそういう時に威力を発揮する。

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しかし、まさに歩きスマホになり危険なのでしばらくすると黒画面になる。

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無事に目的地に着いた。

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| パソコン・インターネット | 20:57 | comments(0) | - |


JTB現地観光プラン・レジャーチケット・コンビニチケット
旅行に行くと遊覧船に乗ったり美術館や遊園地に入場したりする。
少しでも安く利用するのによく使われるのがJAFの会員割引だ。ただし会員になるには会費がかかるし、私の場合、車検証と一緒にクルマに積んでいて入場券売り場で気づくだけだったので、ほとんど効力を発揮していなかった。福岡市博物館で使ったとブログの過去記事にあった。

会員証がいらず、入場券などが割引になるのがJTBがコンビニのキヨスク端末で販売している割引チケットだ。多くの施設はスマホでも購入できるので、消費税10%時代の観光旅行に有効に使うといい。

JTB現地観光プラン・レジャーチケットは全国のJTBと取引のある観光施設や旅館の日帰り入浴などに使える。

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かつてはJTB店舗で1枚ずつ販売していたのだが、団体はともかく個人旅行はそこまで手が回らなくなったと思うし、スマホの登場でむしろ簡単になった。

JTBの同じようなサービスにPassMeるるぶレジャーチケットがある。



JTB現地観光プラン・レジャーチケットとどう違うのか、担当部署が違うだけなのか、よくわからない。
こちらはスマホで会員登録をして、割引入場券をクレジットカードで購入。購入完了メールのURLをタップして使用するチケットを表示し、観光施設の受付で電子スタンプを押してもらう方法らしい。複雑な感じだし、山奥の施設だとケータイの電波が通じずに利用できない場合がある。

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やっぱり、紙のチケットは偉大であり、確実だ。

しかし私はこれらの事前購入チケットをあまり使うことはない。それは行き当たりばったりの旅行が多いから。前もって行先(地域)は考えるにしても、観光施設の入場までをしっかりと決めておくことが少ないからだ。むしろそういうときは駅や空港、ホテルのパンフレットラックに入っている、施設のチラシについている割引券(クーポン)を使うことが多い。これは外国でも同様だ。
| 旅行・鉄道 | 18:29 | comments(0) | - |


#なつぞら 最終回 開拓の尊さ
NHK朝の連続テレビ小説100作目の「なつぞら」が終わった。

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北海道の美しい四季を撮影するために早い段階からヒロインは広瀬すずとアナウンスされて、人気タレントのスケジュールを押さえた。

ストーリーは父が戦死、母が空襲で死んだ戦災孤児3きょうだいがたくましく生きていく物語で、ヒロインの奥原なつは北海道の牧場で暮らす父の戦友が引き取った。そのため、酪農という極めてドラマで扱いにくい設定を、しかも昭和30年前後の酪農の様子を、地元の協力もあって違和感なく再現された。

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最終回は嵐で停電になり、電動のミルカーで搾乳が出来なくなった牛たちを、家族が力を合わせて手動で切り抜けるエピソードだった。そして家族の絆は一層深まったが、むしろ老いを隠せなかった泰樹じいちゃんが生き返ったように指導力を発揮したのが、新しい時代の到来と、それでも昔の開拓一世の強さを示して最終回への印象が深まった。

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兄の咲太郎は吹替の声優プロダクションが軌道に乗り、

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生き別れだった妹の千遥も料理人として独り立ちをして、

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最後はハッピーエンドで終わった。

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朝ドラでは必ずある身内の死は、かつて恋心を抱いていた山田天陽の夭折くらいで、90歳になる泰樹じいちゃんは、どうなったのか、畑で目を閉じるシーンのみで視聴者の想像に委ねられる演出で終わった。

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そして、なつと夫のイッキュウさんはアニメーションの世界にさらに踏み込んでいく。

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いつか戦災孤児の物語をアニメーションで表現したいと、それは12年後に実現したとのことだが、それは初回の戦火に逃げるなつたちのアニメーションへと続いていた。モデルは「火垂るの墓」だ。

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オープニングはフルアニメーションで作られていたが、それはなつたち家族の姿と一致する。

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アニメは日本が誇る文化となって、海外のファンも非常に多くなった。
アニメーションの歴史をたどるドラマでもあり、私が子供のころに夢中になって見ていたアニメはこうして作られたのかと、垣間見た気になった。
そして北海道の開拓も、日本人にとって未知のアニメーションの歴史も、こうやって開拓していったのだなと、新しい道を作る困難さと尊さを教えてくれた。

来週からはNHK大阪制作の「スカーレット」で、滋賀県の信楽で陶芸の道を進む川原喜美子(戸田恵梨香)がヒロインになる。

「なつぞらSP 秋の大収穫祭」と題したスピンオフも決まっており、11月2日(土)[BSプレミアム]午後7:00〜8:59に2話が放送される。

スピンオフドラマ「とよさんの東京物語」
90歳のとよ(高畑淳子)は坂場(中川大志)にアニメの老婆の声を頼まれて、単身上京。アニメの録音現場を訪れ、人気声優・土間レミ子(藤本沙紀)に感動し、“声優になりたい”という夢を持つ。だがその裏には「雪月」を後継に任せたい、という理由があった。時に喜び、時に挫折しながらもひたむきにレッスンを重ねていくとよ。チャレンジに年齢は関係ない、幅広い世代にエールと感動を送る物語。「なつぞら」アニメ・声優チームも総出演。

スピンオフドラマ「十勝男児、愛を叫ぶ!」
「雪月」の若夫婦・夕見子(福地桃子)と雪次郎(山田裕貴)のささいな夫婦ゲンカ。それをきっかけに十勝の男子と女子が大分裂。結局、日頃より妻に頭が上がらない十勝男児が、妻のために愛を語るコンテストを開くことに…。夕見子の父・剛男(藤木直人)が語る妻・富士子(松嶋菜々子)への秘めた思いが明らかになる。十勝の個性派キャラ総出演!FFJ大合唱!笑って泣ける、感動必至のハートウォーミングドラマ。

私が見たいのは千遥の生い立ちドラマ
5歳で親戚の家に預けられ、そこを逃げ出して復員兵に芸者置屋に売られ、おかみの養子になって育てられ、料理屋の息子に見初められて18歳で結婚し、その前に養母から北海道にいるという姉を訪ねてしばた牧場に行くも合わずに帰京してしまい、結婚後は義父に料理を仕込まれて店を任せられ…。

これはスピンオフでなくて土曜ドラマで12回にわたってやってほしい。

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| 映画・テレビ | 20:54 | comments(0) | - |


国鉄監修交通公社の時刻表 1964年10月号 本物
東京1964オリンピック開催、東海道新幹線開業した昭和39年10月の「国鉄監修 交通公社の時刻表」が令和元年に完全復刻!と銘打って『時刻表 完全復刻版 1964年10月号』がJTBパブリッシングから販売されている。1500円。
聞けば広告が空欄になっているそうだ。旅館の広告を見るのが楽しいのに。

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ホリプロの鉄道通お二人が帯でお誘いしている。

しかし本物はコレだ。
おまえ、このところ古本ばかり紹介しているな、どうしたんだよ。

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定価150円なので復刻版は10倍の値段だが妥当だろう。
東京オリンピックの開会式は10月10日(昔の固定していた体育の日)、それに先駆け10月1日に東海道新幹線が開業したのだ。当初は東京〜新大阪を4時間10分で結んでいたが、それは日本の鉄道や旅行・経済に大きな変革をもたらした。

巻頭は今も昔も新幹線時刻表だ。

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驚くことに、巻頭地図は新幹線が掲載されていない。間に合わなかったのか、わかってるだろということなのか、東海道本線があるのみだ。

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ところで、時刻表復刻版は過去にも何度か発売されており、朝ドラの主人公が帰省した時刻などはそれを使って調べている。あるときJTBが「ダイヤ大改正の1か月前の時刻表」という復刻版を出したことがあった。

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それには新幹線開業前の、1964年9月号があったので、それと見比べてみた。

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当然ながら巻頭地図は新幹線が載っていないが、10月号にも載っていなかったとは初めて気づいた。

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新幹線開通後も全体的には夜行列車が多く、東京〜大阪であっても夜行列車の利用がまだまだ多い時期だっただろう。今から思うとうらやましい。かといって、タイムスリップしてまで乗ろうとは思わないけど。

  
| 読書 | 20:22 | comments(0) | - |


東京ディズニーシーでソアリンに乗る
8月に65歳の誕生日を迎えたので子供たちから東京ディズニーリゾートのシニアパスポートをもらった。
そこで、今日行ってきた。

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お目当ては7月に新しくできたソアリンという、飛行機から世界各地の名所を巡るアトラクションだ。すでにカリフォルニアのディズニーランドで乗っているが、日本だと日本の名所も出てくるだろうと、一番乗ってみたかった。

毎日、3〜4時間待ちだという。そのため6時40分に家を出発したが、未明の3時に子供たちが小学校の頃の夢を見て、起きてしまった。再び寝つけず、寝不足のまま東京ディズニーシーへ向かった。

8時の開場前に正門前に着いたが、すでに長蛇の列。こういうのを見ると、アメリカ横断ウルトラクイズの後楽園球場前を思い出す。

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中に入るとぷんぷん火山が工事中だった。ペンキでも塗りなおしているのだろうか、足場が広く組まれて職人が働いていた。

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船の煙突にも足場が組まれており、こちらも塗装の塗りなおしだろうか。

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ハローウィンが近いからか、コスプレの度合いの激しいゲストが多数。

黒で統一した女子グループ。

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TDRのTシャツとジャージのズボンで統一した女子グループ。この辺りは許せる。

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アラビアンナイトの仮装や、

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ドナルドダックらの着ぐるみ衣装のグループ、ちゃんと下半身は尻尾もある。

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こんなコスチュームを売っているのか、自作なのか。

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まさかこのまま電車に乗ってきていないだろうな。

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ショーの踊りに合わせて踊っていたGRAYもどき。かなり来ているのだろう。

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そしてお目当てのソアリンは開場直後にファストパスを押さえたが5時の回だった。しかし並ぶと3時間だ。

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アメリカのソアリンのエントランスがどんなだったか、全く覚えていない。日本のは空へのあこがれを具現化した装飾になっていた。

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ソアリンそのものは撮影禁止なので、知っている人にしか理解できないと思うけど、足をブラブラさせて空を飛ぶ気分にさせてくれ、前方の半球状のスクリーンには、マッターホルン、シドニー、ケニア、ノイシュバンシュタイン城、万里の長城、モニュメントバレー、モルディブ、イグアス滝、東京タワー、そして東京ディズニーシーなどの空撮映像が流れる。
しかも風や草いきれ、土ぼこりの臭いまでして、脳の中枢を直撃する。
隣の女子3人が、画面が変わるたびにキャーキャー言ってすごく感動しているようで、その感動がこちらにも伝わってきて、感動した。

ソアリンは3時間かけてもお勧めします。
| 日記・つぶやき | 22:34 | comments(0) | - |


ザ・タイムショック 50周年記念 42年前の最古の映像で"出演"
テレビ朝日のクイズ番組「ザ・タイムショック」が「クイズ・タイムショック」時代から50周年を迎えた。まずはおめでとうと言おう。

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初回の1969年の映像はテレビ朝日に残っておらず、最も古いもので1978年のだそうで、ツイッターなどでそれより古い映像の募集をしていた。古いビデオテープを持っている人はツイッターのDM(ダイレクトメッセージ)で知らせてほしいというのだが、スタッフはツイッターに詳しくないのか、DMが送れないデフォルト設定になっていた。つまり、DMは原則、相互フォローでないと送れないので、設定を変えて誰でも送れるようにしなければならないのだが、そうなっていなかったし、フォローした人をフォローし返すこともしていなかった。

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やむなく、52円時代の年賀はがきに10円切手を貼ってはがきで知らせた。1977年のビデオがあること、ツイッターでDMが送れないこと。普通のはがきを書くのは5年ぶりくらいか?
メアドを書いておいたのでメールで返事が来た。

VHSテープを送ってほしいとのことだったが、すでにデジタル化してあるのでそのファイルを送ったら使えそうらしく、それが本日の放送で使われた。

7時20分ごろの早い時間で、1969年の新聞縮刷版から当時の番組表の紹介があり、

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初回のテープを探したが存在しないで、私の1977年9月29日放送分が最も古かったようだ。
司会は田宮二郎さん。

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そもそも一般家庭に存在している映像資料は、家庭用ビデオデッキのSONYのベータマックスが1975年の発売、ビクターなどのVHSが1976年なので、それ以降と考えるのが普通だ。それ以前でも録画機器はあるにはあったがテープをα型に回転ヘッドに巻き付けるなどの特殊な方式ですぐに廃れたから、そのころの番組を録画して現在も残っていて再生できることは極めてまれだろう。

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私はそれこそクイズタイムショックに勝ち抜いている1977年9月の放送開始前にVHSビデオデッキのビクターHR-3300を25万円で買ったのだ。VHSテープは2時間で4500円した。もちろん、自分が勝ち抜いているクイズタイムショックを録画するためだ。途中で負けたとしても、ある程度の賞金はもらえるのが分かっていたのでビデオデッキの購入資金にもなっていた。

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私はすでにパネルクイズアタック25で優勝しており、タイムショックには「クイズ荒らしになりたい」という触れ込みで出た。インパクトのある自己紹介でないとなかなか出場のチャンスは回ってこないのだ。

そして次々と勝ち抜いて、5週勝ち抜きの優勝を果たした。

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現在の写真が欲しいとのことで、5週勝ち抜きと1985年の全問正解時の優勝トロフィーを天袋から引っ張り出して、それを手に持って撮影して送った。
変わり果てた姿である。42年前に会いたかったね。

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全問正解はまったく取り上げられなかった。
しかし、過去の映像紹介で全問正解時の映像も使われた。この「出た!百万円のド迫力」とは、私のことである。
ちなみに日付が間違っており、1985年9月26日が正当である。

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これが今回は使われなかった全問正解時の映像。

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司会は山口崇さんに代わっていた。

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それにしても、番組スタッフは失礼ながらネットリテラシーが低いと思った。ツイッターのDMもそうだし、クイズタイムショックのWikipediaに私のことは出ているから、私へ連絡したければ比較的簡単にできて録画の有無を問い合わせできるのだが、それもなかった。
クイズ作家の道蔦岳史君に「大木一美さんの連絡先を教えてほしい」と打診があったそうだ。大木さんは1980年前後のクイズ番組を片っ端から録画している変人だった。タイムショックでも私のあとに優勝している。

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大木さんと連絡が取れたのか連絡したのか、わからない。
ちなみに私も大木さんに触発されて1980年から数年間、主要なクイズ番組を全部録画して保存してある。

番組宛てに映像を送ったのは6人とのことだが、これは石野まゆみではないか。

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タイムショックで5週勝ち抜き優勝をした翌1978年、第2回アメリカ横断ウルトラクイズで優勝して、このビデオデッキで録画した。それはタイムショックでの「クイズ荒らしになりたい」という口上が実現したことでもあった。さらに1985年には全問正解し、1980年前後はクイズで青春が明け暮れたのである。

| クイズ | 21:22 | comments(0) | - |


チャレンジくん 荘司としお 国鉄完乗を目指す?マンガ
チャレンジくんという1980年前後のまんが本を入手した。
これは当時国鉄が「いい旅チャレンジ20,000km」という国鉄全線を走破するキャンペーンをしていたので、それにタイアップした形で、国鉄系の弘済出版社から発行されたマンガである。全5巻。

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作者は自転車で日本一周をする漫画「サイクル野郎」などの作品のある荘司としお先生。自転車が鉄道に置き換わったような作品だ。

国鉄の「いい旅チャレンジ20,000km」キャンペーンは1980年〜1990年の10年をかけて行ったキャンペーンで、宮脇俊三氏の国鉄全線を乗りつぶす紀行文学「時刻表2万キロ」に触発されたものである。それまで一部のマニアの金字塔のような"遊び"が一躍脚光を浴びたのだ。

「いい旅チャレンジ20,000km」は、全国鉄の路線242線区を走破しようとするもので、まずどこかの国鉄路線の始点と終点の駅で撮影した、駅や本人が分かる写真を事務局に送る。すると会員証が送られてくる。以後は各線区の始点と終点の写真を送り、10線区、20線区などの節目には認定証や副賞がもらえた。キャンペーン開始当時は242線区あったが、ちょうど国鉄⇒JRの端境期にあたり廃線も多く、最終的には200線区を下回っていた。
私も国鉄美幸線に乗って会員登録をして会員証をもらったが、その後はキャンペーンとは関係なしに完乗をした。会員証は捨てていないが、今回心当たりを探したが出てこなかった。

「チャレンジくん」はその後「チャレンジ」として「国鉄」を「JR」に差し替えるような修正をして100均のダイソー文庫から2002年に1、2巻が発行されたが、そこはダイソーで3巻以降が発行されることはなかった。だから全巻を読みたかった。

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今ではAmazon Kindleなどの電子出版でも読めるので、電子化は有益だ。

第1巻「いい日 旅立ち」
鉄道模型(Nゲージ)が好きな中学3年生・速見真吾は、学友・角野 学とともにチャレンジ20,000kmを始めた。
だが、乗車中、偶然にも銀行強盗犯と同乗してしまい、ついには人質となってしまう。拳銃を突きつけられた真吾は生き延びることが出来るか?
(原書:1981年9/1刊行)

第2巻「山陰と男の涙」
チャレンジ20,000kmを始めた中学3年生・速見真吾と、学友・角野 学は、偶然、ホテル王のお嬢様で同学年の小暮エミと知り合う。
エミに「本当の母親が別にいるので、その実母捜しを手伝って欲しい」と言われ、3人でヒントを求めて山陰地方へと鉄道を使って向かうのだった。
(原書:1981年12/1刊行)

第3巻「吹雪の中のローカル線」
チャレンジ20,000kmがきっかけとなりホテル王の一人娘・小暮エミと知りあった中学3年生・速見真吾は、エミの実母を捜して青森に向かった。そしてついに二人はエミの実母・中沢シズエと出会う。だが、シズエの本当の子はエミではなく真吾だという。戸惑う真吾。さらに、シズエを付け狙う殺し屋が現れ、シズエに向かってライフルを構える。秘密を抱えたままシズエは殺されてしまうのか?
(原書:1982年2/1刊行)

第4巻「終着駅とハマナスの花」
チャレンジ20,000kmを続けている速見真吾と友人・角野 学は無事高校生になった。
時間的制約がなくなり、日本各地の鉄道を走破する二人。だが、その最中も真吾は、行方不明になっている実母・中沢シズエが気になっていた。そんな時、暗号めいた不思議な手紙が届き、それに誘われるように、北海道に向かうことになる。物語、ついに佳境…!
(原書:1982年4/1刊行)

第5巻「無情の最終列車」
チャレンジ20,000kmを続けている高校1年生・速見真吾は、実父を殺したホテル王・小暮大造のアリバイを崩そうと行動を開始する。
そして、ついに鹿児島県指宿で大造と直接対決する。
真吾の隠された秘密とは…。そして、大造のアリバイは崩せるのか? ついに完結!
(原書:1982年7/1刊行)

このあらすじでわかるように、紀行漫画ではなく殺人事件を追うようなサスペンス漫画である。そして本物の鉄子には絶対にいないような美女が随所に登場して混浴にも入るが、ありえません。
「いや、それはおまえだからないのであって、おれはあるよ」と言う人はコメント欄でお知らせください。

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老後の楽しみに全5巻を読んでみよう。
って、一気に5巻全部を読んでしまった。老後も終わってしまったか。
複雑な人間関係が入り乱れた面白い作品だった。
そして、1980年ごろの列車旅、今は亡き夜行列車、寝台列車、ローカル線、丸い顔の新幹線などが出てきて、昔の汽車旅を思い出させてくれた。

  




| 読書 | 14:44 | comments(0) | - |


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